無意識にある特定の選手に苦手意識ができると、今度はなかなか抜け出せなくなるものです。
車いすテニスの国枝選手が、右肘を痛めて手術をして復帰後、フランスのウデ選手に勝てない試合が続いています。
以前のようにバックハンド強打する時にどうしても右肘に不安が残り、思い切って振れないみたいです。
フェデラー選手もバックがシングルハンドなので、どうしても返しが弱いため、守り一辺倒になり、バックを中心に攻められて崩されるケースが多い。
車いすテニス選手もほとんどがバックハンドはシングルハンドで打っている選手ばかりです。だから、シングルバックハンドで強打する選手は、同じようにどうしても右肘を痛めてしまうのです。
そこで、左手を少し添えるダブルハンドを使ってみるのも一つの方法かもしれませんよ。
それと相手のフォア側のリターンは深く、クロスはネット近くへ落とすインの返しを心掛けるとウデ選手ように前へ出て来るケースが多いことから有効な攻略法の一つと考えられます。