地方財政ひっ迫の折、障害者スポーツセンターも民営化の噂が利用者の間でも良く囁かれるようになり、施設の利用料や駐車場も有料化になるのではと心配されています。しかし、これが本当に実施されるとなると、脳梗塞や脳卒中などでリハビリに来られている方は、病院からも半年で打ち切られ、センターも有料化になると負担が増え利用者が減るなど予想され、これは大きな社会問題だと思います。
本来の障害者スポーツセンターの役割から徐々に懸け離れていくような気がします。職員の方も今までのような考えではとても厳しい状況下におかれ、意識改革や合理化をさらに求められ、やる気の無い方は職場に留まることは難しくなるでしょう。
最近は良くなったとは言え、年配の方で利用者が突然の教室のキャンセルの質問に横柄な受け答えや受付で利用者と話に夢中で別の利用者のカードの返還に際し、黙ってカードだけを手渡すなど民間では考えられない事です。まだ民営化が決まった訳ではないのですが、利用者の立場に立ってより良いサービスや一人一人が今後のセンターの運営を考えていかなければならない時が、そこまで来ている様に感じます。「民営化とは」そう言うものだと思います。