今回は、車いすバスケのパラアスリートの皆さんを対象に、自宅でもできるコアトレーニングで、主に腕や体幹のコア部分を鍛えるプログラムをご紹介します。（約２５分間のプログラムです。）
このトレーニングプログラムは「上半身とコアトレ」で、 肩や肩甲骨周りの可動域を広げながら、体幹を鍛えるトレーニングプログラムです。体の軸がしっかりすると、余計な力が抜けて上半身はリラックスすることができるので、私生活での動き方はもちろん運動パフォーマンスの向上も期待できます。ご自身の体の状態に合わせながら、回数や時間も調節してみてください。
３ポイントシュートも、余計な力が抜けて、さらに安定して打つことが可能になり、少しでもレベルアップに繋がれば幸いです。是非、お試しください。
【一口メモ】３月１７日のＢＳ日テレで放送されたストロングポイントＸ（クロス）を拝見しましたよ。京都市障害者スポーツセンターでの取材撮影だったんですね。（３ポイントシュートが、連続で良く決まっていたので、このコアトレーニングも参考にして下さい。４月１７日のＯＱＴパリパラリンピック最終予選を応援しています。）
中国の世界ランキング１位の孫頴紗をWTTコンテンダザーグレブ2023の６月に平野美宇選手は勝利し、世界ランキング２位の王芸迪選手を今回の世界卓球団体戦2024で見事に破り、ハリケーン平野が帰って来た。
２０１７年に中国で開催されたアジア卓球選手権大会で見事に優勝してから、長い間、鳴かず飛ばずでオリンピックの日本代表メンバーに、入れるかどうかで悩んだ時期もあって、それでも中澤塁コーチと中国人のアシスタントが付きっ切りで根気強く指導に当たり、それが実を結んだ今回の世界卓球団体戦の中国選手たちを追い込んだ平野美宇選手の覚醒に繋がった大会でした。
同学年の早田ひな、伊藤美誠、平野美宇（２３歳）と、それぞれ個性があり一つのプレーを理解させるのに、各コーチも大変で苦労されているみたいですよ。
◎ これが平野美宇の爆発力！最強世界女王・孫穎莎を撃破！
◎ 平野美宇 vs 王芸迪｜日本 vs 中国｜世界卓球2024団体戦 女子決勝
◎ 平野美宇が優勝！アジア王者！2017！中国勢撃破！ラリー世界一！強えぇ！ （７年前の平野美宇選手が１７歳の頃です。）
阪神タイガースが３８年ぶりの日本一と１８年ぶりのセ・リーグ優勝を成し遂げた岡田彰布監督が目指す野球哲学を改めて突きつめて見ると、「基本練習の徹底」と「各ポジションの役割」を選手たち個人々に理解させることでした。そして、各選手の運動能力に合った適材適所のポジションの固定だったのです。
見事までに岡田采配が実を結んだ２０２３年は、阪神タイガースにとって日本一とセ・リーグ優勝への軌跡であると共に、来期の連覇に繋がる可能性を秘めている気がした。
阪神タイガース監督 岡田彰布 “普通” の名将 2023.12.2
男子車いすバスケットボール代表選手たちを指導する京谷和幸ＨＣ（ヘッドコーチ）によって、北海道のある車いすバスケットボールの１年前に出来たばかりのクラブチームを様々な指導方法で受ける側の現代っ子の選手たちも、目も知識も肥えていて素直に納得いくモノも居れば、疑問を持つモノも居たりする。
在り来たりの理論などは、もうすでに youtube やネット検索、書物などで調べ済みって訳で、まだ実力が伴わないのに頭でっかちのビギナーが多いため、これを指導する側にとって厄介なのです。
余程、現役のときに活躍した有名な選手だとか、実績を残した名コーチと言うブランド名に現代っ子は弱いと見られ、コーチする側からすれば、生半可な知識があるより初めから何も知らない方が、やりやすいかもしれませんね。ヘッドコーチによっても、理論や戦略ばかりに重点をおくコーチも居れば、基礎練習ばかりをやらせるコーチも居たり、フィットネスに力を入れるコーチも居たりする。中には熱血なコーチも居たりして、選手たちの心を巧みに揺り動かし、ネガティブからポジティブに変えるコーチも居て、人を指導することの難しさを再認識させられた思いです。
車いすバスケットボールでの障がいの重いローポインターも障がいの軽いハイポインターも日本代表が行う基礎練習（２プッシュスラローム・２プッシュターン・ダッシュしてストップ）やオフェンス（コートを広く使う）＆ディフェンス（ゴールの位置と自分のインラインを意識して動く）の理論も同じモノを教えていると言うことです。特にローポインターには、ピックやアクセルオンキャスターを意識させていた。
それと障害が重いため体幹が使えずシュートのボールがゴールに届かず、その為に、距離を取ってボールパス（チェストパス）の練習をさせたり、腕立て伏せを強化したり、車いすの背もたれを柔らかくして、腕だけじゃなくて背もたれの反動も利用して、車いすも前進させその勢いでシュート練習を行うと見事にゴールインしたのです。ローポインターも、ピックやスクリーンプレーでディフェンスばかりではなくて、自分自身でもシュートを決めたいという夢を持っていたのです。
奇跡のレッスンの番組自体は、ちょっと強豪のクラブチームとの対戦は実力的に無理があり、相手チームが手加減してくれて、やらせっぽい気がしましたが、初めて車いすバスケに興味を持たれた方には、良い勉強になったと思います。こういう時に、こういう技術を使うんだと理解出来れば、もっと車いすバスケが好きになるかもしれませんよ。
🏀 パラ神奈川SCが22年ぶり4回目の優勝！ MVPは鳥海連志 日本車いすバスケットボール選手権
（2023/01/22,日本一を決める天皇盃で、私が印象に残ったパラ神奈川ＳＣの全員のディフェンス意識です。）
トム・ホーバスさんが女子高生へのバスケットボール・奇跡のレッスンを拝見して、なるほどと納得することばかりで目から鱗でした。
基本練習をいい加減にやるとトラベリングや無駄な動きが多くて、基本のステップ（インサイドピボット）が出来ていないことに思い知らされた。そして、トムさんが何回も言っていたのが「自分の役割わかってる？」と選手一人一人に何度も尋ねていたことです。
日本人は小柄なため、海外の選手に比べればハンディを背負っているため、それを補うためには無駄な動きを無くし、やはりスピードとチームワークは欠かせず、一人一人が今何をやりたいのか一瞬に感じ取り考え判断しなければならない事だったのです。
ゴールしたの四角いエリア内（ペイントエリア）のパスは、海外の大柄な選手にはバウンドパスを出すことの有効性も理解できた。守備も一対一だけで守るんじゃなくて、幅広い視野を持ち全員でスクリーンブロックや２人で挟み込むディフェンスは当然のように行わなければならず、意識を変えることを注意しておられた。
バスケも１００mを全力で走りながらチェスをしているようなモノで、車いすバスケにはダブルドリブルは無いけど、基本練習では無駄な動きがまだまだ多くて改善する余地はあるのではないでしょうか？オフェンスからディフェンスへの切り替え時の動きやチェアワークと持久力は海外の選手より日本人は優れているので、トムさんもバスケは、選手同士のコミュニケーションが大切だと、個人プレーだけでは競り合いのゲームでは勝てないと言う。そして、チームには必ずリーダー（柱）が必要だと語っていた。（ムードメーカーというか、流れをガラっと変えてくれる存在。）
