One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

人工知能が認知症介護までサポート。

2016-04-15 10:15:04 | 治療・療育方法

我が家へ来てくれる看護師さんやケアーマネージャーさんが親父の過去の出来事や昔話を聞いたり、親父の意見を決して否定しないのが、やっと分かった。

在宅介護の高齢者や認知症患者さんに対する接し方としての基本が以前、私がご紹介したユマニチュードを思い出したのです。

上記の付き添う家族の方も肉体的にも精神的にも疲労困憊し大きな悩みとなっている。

そこで、フランスでは35年前からイヴ・ジネスト氏が考案した認知症ケアのユマニチュードを医療や介護の現場で導入する動きが広がっています。

このユマニチュードの基本は、
1.見る(姿勢を低くして正面から近くで見つめる)
2.話す(穏やかに事細かく解説るように話しかけ続ける、怒ったり、否定したりするのではなく、他の話しに変える)
3.触れる(握手したり、スキンシップやハグしたりが大切です)
4.立つ(掴むのではなく、相手の意思を生かして優しく支え、相手の意思で立ち、少しづつ歩いてもらう)
以上の大きく四つに構成されています。

認知症の方や高齢者の方たちと接する時は病人ではなく、あくまでも人間として接することで信頼関係が生まれ、いろんな症状が劇的に改善されるという。

この方法で認知症の高齢者だけでなく、家族やケアに関わっているすべての人達が穏やかに過ごせるようになり、人と人との絆作りや人としての尊厳を守ることの大切さをイヴ・ジネスト氏は訴えていたのを思い出した。

今ではAI(人工知能)が多くの認知症患者さんの症状や行動をデータ分析し、多くを蓄積することで対応の仕方を教えてくれると言うのです。

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