【カジキ最終戦はいきなりカツオの鳥山から。 はっきり見えないが遠くには物凄い鳥山とカツオ漁船】
9月21日(月)
すでに去ってしまったと言える夏の日々。今年の夏は短かったな。
僅かな夏の残り香を求めるが如く、去り行くカジキの残影を探して来ました。
カジキはもう居ないのか? それを自分で確認しないことには終わりのピリオドが打てない。
今回はシングルハンド。自分の感性を研ぎ澄ませて納得いく釣りを展開するには、僕の場合一人で出るのが一番しっくり来る。(別の言い方だと勝手気ままに曳けるってことかな)
なので最終回は、あえてシングルハンドを選んだ。
大島から大室の東側に、黒潮から千切れた反転流の名残潮がある。 これをチェックしてみようと思う。
台風の余波のでっかいウネリと、夜中に吹いた東風の余波で走りずらいが大島の西を目指す。
千波沖で見たことも無いようなとてつもなくでっかい鳥山。そこらへん至る所でカツオが跳ねている。相模湾のカツオがみんな出てきちゃったんじゃないのってぐらいいっぱい居る。 でも遠洋漁船みたいな大型のカツオ漁船が来ていたのでその場はスルー。
千波瀬南西角で水温23度台に上がる。ゆっくり北西に流れている。そこからスタート。
水色はあまり良くない。
今日の作戦はシロカワとマカを意識して曳いて見るつもり。
それから、今年試してみたかったスピニングタックルも流そう。
チャンスメイクするため一人でも4本流し。
さらに、ライブベイトも試したいので、5本目にはカツオルアーも・・・(大丈夫か?)
【スピニングタックルも流す。 タックルの考え方は別の記事でゆっくり書きましょう。】
大島の南側の駆け上がりに沿って波浮を目指す。
ドンドン水温が上がり24度台前半を推移している。波浮の少し手前で水温24.9度の狭いエリアがあった。
ここだけ水色が違って、やけに深い紺色をしている。
鳥が気になる索餌飛行を繰り返す。 ここだけ大型のトビウオがやたら多い。 他とは明らかに違う!
これは絶対に居ると確信し周辺探索。
この潮は500m四方ぐらいの範囲に有るようだ。
ここをグルグル、グルグル。
右舷アウトリガーがグンとしなるがクリップは外れず。チップ。スピニングタックルだ。 カジキか!?
この前も、この後にカジキがヒットしたんだ。
暫らく引き続けると、もう一度同じルアーにグン。またもオサワリのみ。
それ以上はなかった。
ルアーは2回ともタイタン6.5。 今年のヒットルアーなだけに超怪しい。
スピニングの初期ドラグを3~4kg位に落としていたので、ノックアウトクリップの調整が強過ぎてドラグが出てしまったのかもしれない。初歩的な失敗だ。
リーダーに傷は付いて無いので魚種は不明だったが、いかにもカジキが潜んでいそうな場所でした。
その後、波浮の南側も良い感じだったが、漁船が3艘居たので長居せず。
大室まで南下したがあまり良く無いので、逆に大島の東岸の島から1.5マイルラインを北上する。
ここもカツオが多い。 去年の9月にカジキをリリースしたポイントだ。
その時は気が付かずにリリースしてしまったが、その後シロカワだったかも疑惑が出たが、リリースしてしまったので後の祭り。
今日はライブベイトもやりたかったが、シングルハンドだとカツオをキャッチした後に、他のタックルを片付けて、その後リギングして元気なうちに流す事は不可能なのが分かった。 なので、今日はライブベイトはパス。
その後何事も起こらず大島北端まで曳いて本日終了。
明日、もう一度チップした周辺をチェックしよう。
まだ可能性は有る!!
おはようゴザイマス。
カジキはファイナル、最終ピリオド前半戦と言ったトコロでしょうか。後半向け、盛り上がりの様相を呈してきました。、、、と、ココまではフィクションのお話。シーブレさんのブログはドキュッメンタリー、、、後半へ。
では、後半をどうぞー!