シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

静岡を西へ東へ

2008年01月29日 00時07分50秒 | 釣りに関するエトセトラ
週末は用事がてら、静岡県内を西から東まで走り回っていた。
昔ウィンドサーフィンに没頭していた頃、冬になると通った御前崎も、今日は風が無く穏やかなもの。
御前崎はウィンドのエキスパートが集まる聖地なので、最先端の過激なライディングが見られると楽しみにしていたのに拍子抜けでした。
ここはカジキのトーナメントも開かれるんだよね。
金州とかもあるし、一度釣でも来てみたい所です。

帰り道、修善寺経由でちょっとマリーナに寄った。
沼津から伊東って、結構近いんですね。

実は昨年末にマリーナから、何の予告もなしに突然置場料金や上下架料の値上げ通知が届き、目下ボートオーナーはみんな戸惑っている状況。
先ずは10%の値上げが全員に課せられ、さらに艇によっては30%UP。
手紙一本でハイそうですか、とはとても言えないですよね。
怒り心頭のオーナーさんも少なからず居る。

そんな事への対応でマリーナに寄ったのだけど、遊び以外の用事でマリーナに行くなんて、チョット悲しいです。
原因はマリーナの運営が「下手」の一言。
筋の通った理由や手順を踏めば、こんな混乱は無かったろうに、マリーナは海の男達の気性を理解して無いんだね。
サンライズマリーナさんよ、もう少し気持ちよく遊ばせて下さいよ。

気分を変えて、来週あたりはガンバッテ海に出ようかな。
そういえば、その翌週はもうフィッシングショーなんだよね。
今年はボートショートの同時開催では無いようだ。

どちらのショーも特別見たい物がある訳では無いけれど、そこで業界関係の知り合いに一気に会えるので、半分はそれが楽しみで行ってます。
なので、釣りとボートの同日開催が有り難かったんだけどなぁ。

Fショー、ボートショーが始まると、春はもう間近だ。
もうちょっとの辛抱だな。

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冬ごもり中

2008年01月24日 01時01分07秒 | 釣りに関するエトセトラ
東京湾の住民だった頃は、冬でもほぼ毎週出ていた。
今頃はサワラやワラサ、マダイにスミイカなんかを狙っていたなぁ。
今年は釣れているのかな?

陸置きにしてしまっためか、めっきり出船が減ってしまった。
自宅からの距離的にはさほど問題ないのだけれど、陸上保管というのが気軽に出船しようって気分にならないんだな。

黒潮がメチャクチャに蛇行して、その切れ端が外房から沖の瀬へ、それと下田から駿河湾へ流れ込んでいる。
ヒラマサが盛り上がりそうだ。

外房にこの潮が差し込むと、沖の山でもブリ、カンパチ、メジが釣れ盛ったりする。
潮の勢いがあり湾口まで流れ込むと、島下カンパチも活気付く。
松輪の沈船にワラサが付くと、しばらく離れなくなるのも決まってこの潮の後だ。

野島の沖合いにはマグロやマカも潮に乗って入るかもしれない。
この時期の岸沿いを南下する反転流は、美味しい魚をいっぱい連れてきてくれる潮だ。

下田はどうなるんだろう。
きっとマカは入るだろうな。

ウーン、参戦するか、もう少しヌクヌクしてようか・・・
暖かくなったら遊べるように、今は仕事しようかな。

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パラオ遠征 番外編

2008年01月20日 00時52分03秒 | 海外遠征
11フィッシングの世界の夕日シリーズみたいでしょ。(分かる人にはわかる。)
南の島の夕日は本当に綺麗です。
では、本編は終了したので、番外編をチョット。


【ボート事情】
パラオでは、ヤマハのボートをやたら見かける。
何故なら現地にヤマハのでっかいディーラーがあり、現地のマリン業界を牛耳っているようだ。
現地人が使っているボートは、ダイビング&フィッシングガイド用で、25~30fぐらいのコンソーラータイプに、いろいろなオーニングを付けている。
船外機艇で、20~30ノット。船足は結構速いですね。

スポーツフィッシャーもいくらかあるらしい。
30f弱のFB艇カタマラン数艘を陸上で、40fぐらいのFB艇を沖で一艘見掛けました。
現地人の話では20艇ぐらいは有りそうですが、詳細は不明です。

【唯一見かけたスポーツフィッシャー。一応センターリガーも付いているみたい。】

【カジキ情報】
トローリングでキャッチしているアベレージは250ポンド前後だそうな。ただし、ファイティングチェアーも付いていない小型ボートが多いので、デカイのがキャッチできないだけかもしれない。
漁師は1000ポンドオーバーも結構獲っているとのこと。ホントかいな?
ガイド曰く、デッカイマーリンはカツオに付いていると言っていました。

以前あったパヤオは急潮流で流失してしまい、現在は無いそうです。
有れば手堅いポイントだったのに残念です。

毎年4月頃にトーナメントが開催されるが、今年の日程はまだ知らないと言っていた。
IGFAルールは適用されず、何でもありだそうだ。
オールキャッチで、500ポンドオーバーには10000ドルの賞金が出るそうです。
主催は現地のヤマハらしい。

【釣具やさん】
コロールのメインストリートに1軒ありました。
ソルティガがいっぱい置いてあり、あとは怪しげなものが多いかな。
緊急補給以外は用は無いかも。

【コロールにある釣具屋さん】

【食】
現地系の食べ物で旨い!と感じたものは無かったかなぁ。
インド料理の「taj」は高級店の部類ですが、ここは旨かった。
本場インドでもこれだけのカレーは食べた事無いです。
この味なら日本に出しても人気店になりそう。
サリーのお姉さんのノリもGood!

逆に、この世の物と思えない味のジュース。その名は「ノニジュース」!
パレイシアホテルの1F売店で19ドルで売ってます。
青汁の比ではありません。
体には良いそうなので、罰ゲームには最高の代物です!
是非お試し下さい。

【2Fがインド料理屋さん。1Fはお寿司屋さんです。】

【治安】
パラオの治安は極めて良好のようです。
現地のパラオ人は温厚そのもので、特別貧しいわけでもなく、ノホホンと暮らしている感じ。
夜間外出禁止令があるので、夜遊びは要注意。夜中は限られた車しか走っていません。
テロ対策とかそういうのではなく、青少年の健全育成がその趣旨のようです。

道路に歩道と言うものが無いので、道を歩く時は注意が必要。
車も真っ直ぐには走らず時には蛇行運転します。何故なら車道に穴ぼこがいっぱいあるから。
気を付けて下さいね。

【観光】
これといった観光スポットはあまり無いようです。
マリンアクティビティだけです。それで十分な所です。

入り江の中に50m級のメガクルーザーがずっと停泊していた。ゾディアックが3艘デッキに乗っている。聞けばマイクロソフトCEOの船だそうだ。本人はヘリで飛んで来たそうです。
その他にも、ヨーロピアンのヨットも数艘停泊していた。世界を回っているんですね。こういうのを見ると、欧米人は遊び方を知っているなぁって思います。
そうそう、日本の客船も寄港してました。日本人も少しは余裕出てきたんですかね。

【個人クルーザー。マイクロソフトのお偉いさんが、自分の船で遊びに来ているそうです。】

【日本の客船。定年退職したご夫婦が、貯金を切り崩して一生に一度の船旅をしているそうです・・・】

【お土産】
パラオにはこれといった名産品は無さそうです。ストーリーボードが島ならではかな。木から魚が飛び出している絵柄です。
お土産用のチョコレートがいっぱい売っているけれど、帰って食べたらメチャ不味かったです。
パレイシアホテルの傍に大型のショッピングセンターがあり、その2階はお土産フロアーです。

【マッサージ】
マッサージ屋さんはいっぱいあります。
二日目の晩、みんな投げ疲れたので6人でマッサージに繰り出した。
1軒目の店は3人分しか部屋が無いので、二手に別れ僕は別の店へ。
ボディマッサージ1時間で50ドルだったかな。
チャイニーズのお姉さん達がオイルマッサージをやってくれます。
結構本格的で、どうもちゃんとした医者の資格を持っているらしい。
他店(釣具やさんのそばの2階)に入った3人もノーマルマッサージのつもりだったのに、頼みもしないのにスペシャルサービスが付いていたとか。それも料金のうちだそう。
色んなタイプの店があるようです。
入ってみないと分かりません。チョットスリリングですね。

【飲み屋さん】
ピンキリです。
怪しげなお店も結構あり、チャイニーズ娘がおいでおいでしています。
交渉次第では・・・

【携帯電話】
パラオはGSM規格なので、3G規格のみの携帯は使えません。
ドコモの905シリーズは3G+GSMなので、何の設定もなしにそのままバッチリ使えました。
ただし、現地にiモードサービスは無いので、携帯からのメールやインターネット接続は出来ません。ホテルのインターネットサービスを使うしかないですね。
携帯のショートメールならば、日本との間でもちゃんと使えました。
ちなみに、パラオから日本への通話料は、1分880円と世界一飛び抜けて高いので、長電話はご注意を。



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パラオ遠征 後編

2008年01月18日 19時21分52秒 | 海外遠征
       【大場所 ペリリューコーナー】

【3日目(1月12日)】
昨晩の夕食時、明日は何所へ行こうかと皆で相談し、パラオで一番有名なペリリューコーナーへ行こうとなった。

約1時間走って、ペリリュー島の手前にあるジャーマンチャンネルから始める。
ここは、広大なリーフの中に、幅100m位の人工的に掘り込んだ航路がある場所だ。干満の際に潮がかっ飛ぶらしい。
上手く嵌れば釣堀状になったこともあるとか。
基本シャローポイントで、リーフの間からハタやゴールデンスポットなどが飛び出した。
僕は根に入られ、何をどうやっても出てこずガンマを失う。

【ヒット! 水深2m速攻根に潜られた・・・  ロッドはグランダーマーリン。 柔らかい竿なので止められなかった。】   

次にペリリュー島西岸を叩きながら南下する。
この辺のリーフは幅が狭く、島の直ぐそばでの釣りになる。
この日は晴天無風。午前中から暑くて仕方が無い。
たいした釣果もないまま午前の部終了。

ペリリュー島南端に小さな入り江があり上陸できる。
桟橋にはライトトローリングボートなどが、3,4艘舫っており、昼食休憩している。
トローリングチームはバラクーダしか釣れなかったとぼやいている。巨大なセネターがセットしてあったのが印象的でした。

【トローリングチーム ロッドポスト4箇所。アウトリガーなし】

ペリリュー島は太平洋戦争の激戦地で、この場所にも旧日本軍が構築した護岸などが朽ち果てて残っている。
ほんの少し、ライトタックルでのリーフのオカッパリを試みる。
カスミアジが果敢にアタックしてきた。こういう釣りもパラオならではです。
のんびりした南洋の時間を楽しめたひと時だった。

【ペリリュー島にて。静かに南国の時間が流れている。】

1時間ほど休憩して、いよいよペリリューコーナーに挑戦。
潮波が物凄く、激しく揺れる船にみんなまともに投げられない。
最後は僕一人が投げていたが、ヒットなし。深みに払い出す潮で、潮向きと地形が合っていない。
ジギングしたら凄そうなポイントでした。
みんな釣りにならないので、ペリリューコーナーは短時間で終了。

島の東側のリーフ叩きで何発か出たが、イマイチ活性が悪い。
無風、炎天下で投げ続けているので、人間の活性もだんだん下がる。
誰かがヒットさせると、その時だけチョット盛り上がる感じかな。

【旧日本軍が作った護岸。赤錆び朽ち果てている。かつての残像。】

調子が悪いので、目ぼしいポイントのみを叩きながら帰港コースを辿り、再度夕方のジャーマンチャンネルに賭けることにする。
午後の炎天下を投げ続けたせいか、熱中症気味で頭痛が酷く、体に力が入らない。
水分を取り続けるが一向に回復せず、飛距離も50mがいいところ。
現金なもので、昨日までの雨が恋しくなった。
午後はまったく釣りになってませんでした。 歳だなぁ・・・

夕マズメまじかのジャーマンチャンネルは潮位が低く、航路の両側は一部干出しており、海の中に川が出来上がっている。ここにGTが溜まったら凄いだろうなと思いつつ投げるが、期待に反してチェイスすらない。

18時まで釣り続け、夕闇に追われるように帰港した。 
複雑な島と水路と浅瀬を、現地人はGPS無しに良く帰れるものだと感心。

夕食はWCTCショッピングセンター裏の地元系レストラン。鳥の唐揚げは旨かった。他の料理は、まあ値段も安いので可も無く不可もなくそれなりです。
夕食後、僕は頭痛が酷くって薬を飲んで本日はギブアップ。 同室の二人は「パラダイス」へ出かけていきました・・・


【4日目(1月13日)】
釣りは今日が最終日。
3日間で西と南を回ったが、いまひとつパッとしない。
魚はそれなりに多いのだが、フィッシングプレッシャーもあってか、魚の出が悪いのだ。
皆で相談して、コロールから航程2時間ぐらい掛かるが、北のテールトップへ行こうと決まった。チャーター料も高くなるし別途パーミットも必要だが、それゆえあまり攻められていないと言う。

天気晴れ、東の風が6、7m吹いている。
テールトップリーフは沖に大きく張り出した巨大なリーフ。アウトリーフまで出るともう陸は見えない距離だ。全部攻めたら3日は掛かりそうなポイントだ。
リーフの形状は南と違って、複雑に入り組んで変化に富んで実に面白そう。
僕はここでは型狙いに絞ってムラムラポップをチョイス。

【ムラムラポップとガンマ。 黄色のムラムラは強かった!】

皆は昨日までと同様にリーフエッジ側にガンマなどを投げているが、僕は一発大型を狙って一人ドロップ側にポッパーを打ち込む。
スリットやチャンネル、コーナーや沈み根など出そうな場所を見定めて、一投一投考えて投げ分けていると、キャプテンも僕の作戦を悟ったようで、絶妙なコースを流してくれる。
こやつアドルフcap.は、GTフィッシングをよく理解しているなっと思いました。かなり腕の良いキャプテンですね。
ミヨシでエッジ側に投げている3人には、例によって小型GTやアオチビキ、カスミ、バラフエなど多種多様な魚がヒットしてくる。
やがて、トモでアウト側を叩いていた僕にドカンとGTヒット!
心地よいファイトを楽しみながら、無事15kgぐらいのレギュラーサイズをキャッチ。
やっぱりポッパーで、狙った場所から出すと嬉しいねー。

【ダブルヒットの図。 これぐらいがパラオのレギュラーサイズ。】

その後も同じパターンで攻め続け、出るべき所で出るという、まるで教科書通りのそりゃー楽しいGTフィッシングが続いた。
しかーし、出るのはいいのだが、その後ことごとくバラシまくり。

狙い通りの場所でドカン、バシャンと出て、フックアップも見事成功。
追い合わせをガシガシ入れつつファイト。ドラグ値も7kgぐらいしっかり入っている。
で、ファイトも半ばあたりでフッと外れてしまうのだ。
10発近くばらしたかな。悩みました。帰ったら、もういっぺん教科書読んでみよう。
結局、僕はGTキャッチできたのは朝の1匹のみ。アドルフキャプテンごめんなさい。

【こんなのや、 -何とかハタ-】

【こんなのが、いろいろ釣れます。 -カスミアジ-】

テールトップは気に入りました。
変に気負う必要も無く、分かって投げればきちんと結果が出るしロケーションも最高、実に素直ないいポイントですね。
最終日は実に楽しいGTフィッシングを堪能できました。

【サンセットクルーズ】

サンセットクルーズを楽しみつつ帰港。
桟橋で思わぬ情報が飛び込んできた。
昨日我々が行ったペリリューコーナーで、今日の15時ごろに日本人ダイバー8人が流されて行方不明との事。
すでに暗くなっているしサメの多い海域なので心配だ。

ホテルに戻り、シャワーを浴びて帰国の準備。
毎度ながら、帰国の荷造りをしているときはチョットばかり寂しいものです。
夕食はロックアイランドカフェという、パラオのファミレスみたいな店へ行った。
地元の若者に人気の店のようだ。
カウンターでお酒も飲めるので、色々便利そうなお店ですね。

3時のフライトなので、夜中の1時過ぎにホテルを出発するまでの間、一旦ホテルに戻って数時間仮眠する。


【帰国(1月14日)】
夜中の1時に起きて、Tシャツ短パンから、Gパン長袖に衣替え。
深夜1時半にピックアップのバスが来てホテルを出発。
深夜なのに空港は日本人でいっぱい。大半はダイバーかな。
ここでペリリューで行方不明の日本人ダイバー8人が、5時間後に無事救助されたとの情報を得た。良かった。

やや遅れて4時に離陸。帰りは4時間のフライトだ。(行きは5時間)
速攻睡眠。
6時頃に起こされて朝食。眠いのにぃ~
JALの客室乗務員はこんなに年齢層が広かったかなぁ、なんて思いながら、またまた眠りに落ちる。

8時成田着。
無事帰国しました。空港でみんなと解散。お疲れでした~
空港の駐車場の入れてある車に荷物を放り込み、東関道へ。
10時過ぎには五反田の事務所に着いてました。 そのまんま仕事モードへ(悲)

パラオは実にお手軽ですね。
今回のツアー全体では、バイトは100発以上。
そのうちの半分ぐらいがGTです。
トータルのGTキャッチは17匹だったかな。
市ノ川さん、今回もお疲れ様でした。

番外編に続く(カジキ、♀カジキ、裏町事情・・・なんちゃって)
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パラオ遠征 前編

2008年01月17日 01時05分54秒 | 海外遠征

【出発(1月9日)】
夕方、成田空港のパーキングに車を乗り付け、ロビーに集合。
今回の遠征は、フィールドゲートのお客さんメンバー6名+ツアコン市ノ川さん。

パラオに行くには通常グアム経由となり、乗り継ぎが悪く意外とかったるいらしい。
今回はJALの臨時直行便。これを上手く使うと物凄く楽です。

20時に成田を飛び立ち、深夜1時にパラオコロール空港着。(日本とパラオは時差無し)
機内食を食べて、映画を一本見ていれば着いちゃいます。
そのまま市内のホテルにチェックインして、3時就寝。


【1日目(1月10日)】
短い眠りから覚めて、ホテル近くのレストラン「ふるさと」で朝食。
なぜか、パラオには日本語名のお店が多い。
フレンチトーストがやけに旨く、滞在期間中、毎朝食べていた。
8時半にキャプテンが迎えに来る。
ピックアップトラックの荷台にロッドを積み込み、人間はバンに乗る。久米島方式だね。
穴ぼこだらけの舗装路を車で10分ほど走り、入り江の小さな船着場が出港地。



ボートはヤマハの30フィート位のオープンボートにスズキの140馬力2基掛け。4人は楽に投げられる。
今回は2艘に分乗して出る。
1号艇は、市ノ川、一戸、山本、僕。
2号艇は、上野、児玉、岩越。

いざ出港!!
フラットな海面を25ノットぐらいで快調に飛ばす。
 
イャー、南の島は最高です!
青い空に強烈な太陽。トロピカルブルーの海に、透けるリーフ・・・・・はどこ?
実は、空はどんより曇り、海は鉛色。そぼ降る雨が肌寒い。
Tシャツ、短パン、サングラスの筈が、上下カッパのフル装備。
乾季のはずなのに、なぜか今年は雨が多いそうだ。


【空はドンヨリねずみ色。カッパ着たGTフィッシングはチト悲しいね。】

初日のポイントはキャプテンの判断でウーロンチャンネルへ。
チャンネルの出口から投げ始め、アウトリーフ沿いに南下コースを取る。
リーフ形状にあまり特徴が無く、ストレートなリーフエッジが延々と続く。

肩慣らしをかねて、軽めのサーフェースブルから始める。
程なく10kgぐらいのミニGTゲット。幸先良いね。

パラオはGTのサイズ狙いは厳しい所。圧倒的に小型が多いのだ。ゆえに体力勝負に出ることも無く、結構気軽に楽しめる。
他にはキハダやカスミ、バラクーダなどが飽きない程度に釣れて来る。

  
【ジローさんとキハダ。 下はゴールデンスポットトレバリー】

一時、セイルフィッシュの群れが船べりまでルアーを追ってきた。
ロンピンで鍛えた腕で、何とか食わせようとしたが、GTルアーでは食わせる事ができず、いつしか群れは去っていった。
パラオはセイルも結構多いそうです。

午後になって、肩が出来てきたので遠投してリーフエッジまで投げ込む。やけに調子よく100mぐらい飛んでいる。
久々のロングペンを投げてみた。最近は使う人あまり見ないですね。
このルアーで2匹目のGTゲット。15kgサイズ。これがパラオのレギュラーサイズです。
写真を撮ってリリース。

その後はバラクーダの猛攻で、リーダー切られてみんな四苦八苦。
こんな感じで初日の釣りは終了。
一日中、カッパを脱ぐ事は出来ませんでした。

夜はカープレストランというローカル系食堂へ。
焼肉や野菜の炒め物や、焼きそばなどが出てきたが、微妙な味付けでしたね。
あまりお勧めは出来ないかな。


【2日目(1月11日)】
この日キャプテンは、ウェストパスと言うポイントを選んだ。
昨日と艇を入れ替えて、今日はお馴染みのアドルフがキャプテン。


 【パラオにアドルフあり。 人なつっこくて、腕のイイガイドです。】

天気はいくらか回復したが、基本は曇天。 見回せば、遠く近くあちこちにスコールの雨幕が見えている。
このポイントも、昨日と似たような比較的単調なリーフだ。
今日は深めのポイントではシーフロッグ、浅めのポイントはガンマというパターンで攻めてみた。
現在大人気のガンマだけれど、実は僕はあまり好きではない。
やっぱりGTは派手なポッピングで釣りたいのだ。

この日は魚の出が悪く、チェイスが少ない。明らかに潮通しが悪い感じだ。
夕方近くになって潮のぶつかるコーナーで僕以外にチェイス連発。正体はまたもバラクーダ。

やがて僕のガンマにドカンと出た。
思いのほか強く、7kgのドラグを結構もっていく。リーフの方へ走るのでハンドドラグで強引に止め、寄せに掛かるがなかなかどうして、スリリングなパワーファイトが続く。
ドラグを一気に締め込み勝負に出て、強引にリフティング。
無事キャッチ。
20kgの立派なGT。パラオでは大型に入るかな。
久し振りにGTフィッシングを楽しめた。このサイズなら、余裕を持って楽しめますね。


【20kgサイズのGT。 欲を言えばこの上のクラスから引きが俄然強くなるんだよね~】

この後何発か出たが、フックアップする事ができなかった。
これもトップウォーターの楽しみの一つだ。
今日はGTは1匹で終了。

夜はインドレストランへ。
これは旨かった。
本場インドでも、これ程の味には出会わなかった。
チョット高めだけれど、ここはお勧めです。

後半に続く・・・
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遠征より帰還しました!

2008年01月15日 00時00分33秒 | 海外遠征
今朝早くに、パラオから無事帰国しました。
GT、カスミ、キハダなどなど、多種多彩な魚たちが、オジサンと遊んでくれました。

4日間釣りまくってクタクタです。
チョット仮眠して早朝の3時にパラオを発って、ほとんど寝ないまま8時に成田着。
そのまんま会社に行って、ヤッバイほど溜まったメールやら何やらを処理して、先程帰宅したところです。

もう滅びる寸前なので、詳しい内容は明日以降UPします。
GTは勿論、カジキ情報や、裏町事情なども書きましょうかね・・・

ア~、もう目が閉じそうです。
おやすみなさい・・・

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パラオへ行ってきます

2008年01月09日 17時35分25秒 | 海外遠征
今、成田です。
これからパラオへ行ってきま―す!
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遠征の準備

2008年01月05日 23時53分43秒 | 海外遠征
  【遠征準備完了。 これでGTから遊びの小物まで対応可能。 リールは5台入ってます。】

今日の夕方、TVのザ、フィッシングという番組で、一昨年僕が行ったマレーシアロンピンのバショウカジキをやっていた。
キャプテンもボートも僕が乗った船で、おお、懐かしや。
あの時はセイルを10匹ぐらいキャスティングで釣ったけど、ライトタックルだったので適当に難しくてスリリングで、メチャクチャ面白かったなぁ。

そんな番組を見てしまったので、9日から行くパラオGT遠征の準備をする気になってしまった。
で、準備を始めたら1時間ほどで終わってしまった。

チョット悩んだのは、GTロッドのセレクト。
硬軟7本あるが、年々楽なロッドを選ぶ傾向にあるなぁ・・・

初めて遠征に行った頃は、何ヶ月も前から釣り道具や身の回りの品々の準備を始めたものだ。
一日目はこれを着て、二日目はこれを着てなんて、遠足前夜が随分と長い間続いたものだった。
用意万端でいざ本番。意気揚々とキャスティングを始めた1時間後には、南の島でGT釣るのに、日焼け止めが絶対必要という事に気が付いた時は時すでに遅し。
その夜には真っ赤にやけどした自分が居ました。
今では懐かしい思い出です。

今となっては、海外遠征に行くといっても、リーダーとフックを補充する程度。
かつて良く通ったサンスイも、遠征前に買うものは上記のもの程度。
もはや、シーバスアングラー以下です。 とてもお得意さんとは言えませんね。
パスポートと、そこいら辺に有る道具をかき集めて行けば、あとは何とかなるだろうと言った感じです。
チョットゆる過ぎかなぁ・・・

でもでも、楽しみである事には、昔も今も変わりありません。 
                           
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初釣りに行ってきました

2008年01月04日 23時18分38秒 | オフショアの釣り
         【富士山をバックにベタ凪ぎの海を初出船。 今年も快調!】

1月4日(金)

本日からマリーナも開業。天候も安定しているので、初釣りに行ってきた。
同行はBBSさんとH/Hさん。
狙いは、昨年末に手掛かりが見えたカワハギとオニカサゴのリレー。

1年の安航と大漁を祈念しつつ、快晴、ベタ凪ぎの海を気持ちよく走り、真っ直ぐに川奈へ。
真っ白な富士山がすがすがしい。

先ずはカワハギから。
35mダチから始めるが、おや? 何か変だ。
潮がいつもと逆でゆるい北向きに流れている。
エサが取られるポイントもあるが、そのまま上がってくるポイントもある。ポツリポツリの拾い釣り。
前回に較べて外道がまったく来ないし、本命の活性もきわめて低いようだ。
50m前後のやや深い場所がいくらか良かった。
昼の潮止まり後を期待したが、午後になっても潮向きが変わらない。とにかく流れが殆ど無い。
終始食いが渋く、アタリの数が少ない。釣れて来るサイズも小さ目が多い。
掛かってもやたらバレルので、食い込みも浅いのだろう。
多分潮が原因と思うが、結果、3人で20匹チョット。
決して下手なメンツではないのだけれど、潮には敵わずといったところかな。

        
    
      【好敵手カワハギ  今日は食いが渋くって苦労させられました。】

後半、オニカサゴ狙いで深場へ移動。といってもドン深なので、カワハギのポイントから200、300m沖へ移動しただけの水深150mで始める。
BBSさんとH/Hさんは天びん仕掛け。僕は胴付き1本針仕掛け。

ゆっくりとした流れなのでポイントがあまり変わらない。
前回と同じ80m辺りで小型のオニキャッチ。
筋を変えて流し、こちらもポツリポツリ。
H/Hさんは大型も含め、やたらバラしている。深場の魚も食い込みが浅い。
結果、オニカサゴ4匹とアヤメカサゴ1匹。

  
      【オニカサゴとアヤメカサゴ。 どちらも刺身は一級品】

カワハギもオニカサゴも、型、数共に年末の勢いは影を潜めてしまった。
帰宅後、伊東の釣り船のHPを幾つか見ても、今日は何所も同じ様な傾向で苦労したようだ。年末に吹き続いた西風の影響で水温が下がった事が原因と書いてある宿もあるが、理由は恐らく流れの不足と濁り気味の潮のせいだと思う。
この潮色なら、アオリイカの方が良かったかもね。

まあ、ベタ凪ぎの海でマッタリ、のんびり。 アタリも釣果もほどほどで、釣りとしては充分に楽しめました。

夕方マリーナに戻り上架。洗艇をサッサっと終わらせ、その後はマリーナに併設されている温泉へ。
釣りの後の温泉は至福のときです。これは伊東サンライズマリーナならではですね。
H/Hさん、BBSさん、お疲れ様でした。

初釣りは終わりました。
さてこれからは、そろりそろりとペースを上げて行きましょう!

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さーて、始動します!

2008年01月03日 00時06分50秒 | 釣りに関するエトセトラ
正月はまったく退屈であります。
マリーナが暮れの29日から3日まで休みになってしまうので、その間は下架出来ません。
年末年始に乗りたい人は、28日に下架して係留しっぱなしにして、4日に上架するらしいです。
でも、28日って、普通まだ仕事していますよね。
このマリーナは、チョットお役所仕事な感じだなぁ・・・

さて、4日に初出船のつもりです。
そのまま係留しておいて、6日も出るかもです。(5日はお仕事)
狙い物は、年末に手掛かりの掴めたカワハギとオニカサゴのポイント開拓から始めてみますかね。

9日からはパラオへGT狙いで行く予定。
自分が操るポッパーにGTが飛び掛る瞬間は、カジキのテールウォークと同じぐらい興奮します。
パラオはカジキも多い地域。少しばかり、キャスティングでのカジキも視野に入れてみようかな。
TDペンシルからGT-γまで、大量のトップウォータープラグを持ち込んで、トップ三昧してきます。

始動するのは釣ばかりじゃありません。
仕事も開始です!(あたりまえか・・・)
会社の方も変革期に入って来た。
プランはいろいろあります。
時期と選択を間違わないように、しっかりと考えなければいけないな。(戒め、戒め)

釣だって、いろいろとやりたい事、試したい事が次々と出てきちゃう。
釣り以外にだって、興味は尽きない。
仕事に穴を開けないようにしながら、釣りやら何やらこなして行くのも大変だぁ。

コメント (4)
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