1月22日(土)
「シーバスが釣りたい病」、いや違うな、、、「シーバス釣りがしたい病」がこのところ高じてます。
お手軽なボートシーバスは暫く封印。
オカッパリで、輝く1本のシーバスを求めて渚を彷徨いたいのです。
ウェーダーを新調したKさんと、小櫃の干潟を攻めようとなりました。
干潮は午前1時なので、21時に現場で待ち合わせ。
僕は長時間、どっぷりとシーバス釣りをしたかったので、小櫃へ行く前に、一人で金谷あたりの磯シーバスをやる事にした。
16時ごろ金谷着。まったくの無風。
夕マヅメまでまだ時間があるので、何箇所か気になる場所を見て回る。
一番入りたかった明鐘岬の磯は、エギンガーと磯釣り師がいっぱいで入る余地がない。
ショックだったのは、ここに昔からある超穴場の喫茶小屋「岬」が、全焼して炭の山になっている。
まだ火事場特有の匂いが立ち込めていて、被災からいくらも時間がたってない気配。ほんとに昨日、今日焼けた感じだ。
このお店、磯の高台にポツンと建つ木造の小さな掘っ立て小屋で、目の前に広がる東京湾越しに沈む夕日が最高の場所。
大島、伊豆半島、富士山、三浦半島と連なるシルエットが美しい。
その時の雰囲気に合ったレコードを掛けてくれた。アングラとネイチャーが同居したノスタルジックな雰囲気が好きで、何度か来た事のあるお店でした。最後に来たのは10年前ぐらいかな。
とても正視出来ない光景。カメラを向けられなかった。
なぜ僕は、こんなタイミングでここに来てしまったんだろう。。。
【内房の夕暮れも。大島、伊豆半島、富士山、三浦半島とシルエットが連なる。】
明鐘を後にし、保田寄りの磯際のサーフに入る。遠くに一人ルアーを投げてるアングラーがいる。
初めての場所なので様子はまったく分からないが、カレントを目当てにルアーを投げ続けた。
夕マヅメから19時までやって、、、異常ナシ。
さて、本日の本命、小櫃に向かう。
21時、Kさんと合流。まだ潮位が高くポイントはまだ全然海状態。(笑)
1時間ほど待って干潟が姿を現しだした。 完全武装でいざ干潟へ踏み出す。
バシャバシャ、ザブザブと進む。水中歩行はかなり良い運動。(今日は午前中ジムにも行ったんだよな。よく運動する日です。)
澪筋を叩きつつ、潮の引くのに合わせてズンズン沖へ前進。
沖の最終ラインへ到達。1km以上は沖へ歩いてます。
腰まで浸かり、潮の流れ出し部へルアーを投げ込む。
【こんな感じで潮と共に前進。ホントに好きじゃなきゃ出来ない釣りです。】
しばし沈黙。。。。
ツン、と来て反射的に合わせると乗った!
おっしゃー! ヒッート!!!
キャッチは50cmぐらいのフッコちゃんサイズ。
しっかし、オカッパリで釣れると嬉しいなぁー!
その後、もう一回ツンっていう小型っぽいアタリがあったが乗らず。
そのまま沈黙しちゃいました。
【オカッパリのシーバスは輝いて見えます。ちっこいけど嬉しいー】
360度見渡す限り夜の海。ピキーンと冷え込む夜の干潟に佇む雰囲気は、怪しいさ度抜群で大好きだ。
干潮直前まで粘ったがそれ以上の結果は出ませんでした。
引き上げつつ周りのアングラーに声掛けると、みんな全然ダメー。
とにかく今シーズンは大型が出ないとのことだ。
車に戻ると気温は-1℃。
真冬の夜中に海に浸かって釣りする奴は、ホントに好き者以外の何者でもありませんな。
うーん、でもまた浸かりたい!
夕マヅメから深夜まで、今日はどっぷりとシーバス釣りしたなー!
充実度100% シアワセです。