シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

天城山ハイキング

2022年04月12日 23時04分33秒 | 山遊び
4月10日(日)

快晴の日曜です。
昨日、一昨日とアジトでペンキ塗りしてました。なかなの出来ばえに喜び、労働の充実感をヒシと感じたよ(笑)
さて、労働の後はいい汗かこう! まだ登ったことない天城山に登ってみようかと。

「天城山」とよく言われるが、実は天城山という山は無くって、伊豆半島中央部の一団の山々を称して「天城山」と呼ばれているのです。
その中の最高峰が万三郎岳。次峰が万二郎岳である。ゆえに万三郎岳が天城山の盟主とみなされ、日本百名山の一つに数えられている。

僕のアジトから天城山登山口まで信号0個。車で20分ほど。
ゆっくり朝食をとり、近所のコンビニでおにぎり買って出発。イージーだなぁ。

登山者専用駐車場には30~40台車が停まってる。二週間前はここ雪が10cmも積もってたんだよな。。。


(↑二週間前の画ね)

10:30登山開始。
てか、駐車場も登山道も誰もいないし。皆もっと早く出発してるよな。。。



ここからは八丁池、天城峠に抜ける縦走コースと、万二郎、万三郎をぐるっと回って出発地に戻って来る周回コース(しゃくなげコース)がある。
今回僕はしゃくなげコースで行きます。距離はおよそ8km。程よいハイキングですね。

始めて歩くルートだが道は明瞭。ただ、丹沢あたりのメジャールートに比べてやや荒れているかな。岩や木製階段が洗堀されてて障害物レースのようです(笑)



山道の脇にウクライナの国旗が点々と設置されてる!?
どういうこと??
訴えたい気持ちはわかるが、ここで???



よーく見ると錆び付いてて其れなりの年数が経ってるようだ。たぶん登山道を示す目印なんでしょう。
たまたま。偶然のようです。



四辻から万二郎岳への登り。急登と言う程ではないが、運動不足の人にはチト辛いかも。
樹林の中なので眺望はあまりありません。足元を見ながらひたすら登る。

イイ感じに汗搔いた頃に、ポンと万二郎岳に到着。
標高1299m



頂上は狭く、3組ぐらいが一服してました。僕も軽く行動食摂って直ぐに出発。何しろ遅いスタートなのでノンビリは出来ない。。。
眺望はそれなり。春霞が掛かってますね。



遠笠山が見えます。近いから今度行ってみよう。



ここから万三郎岳まで適度なアップダウンの稜線歩きとなる。初夏のような日差しと若葉がホントに気持ち良い。やっぱ山は良いなぁ。
この辺はシャクナゲの群生地があります。花の時期はトンネルになりそう。



開花は5月中旬から6月上旬だって。その頃また来よう。



快調なペースで馬の背、石楠立(はなだて)を通過。
12:37 標高1406m 万三郎岳到着!
日本百名山、天城山登頂~~~



20人ぐら居たかな。皆さんノンビリ昼食タイム。やっぱり山頂でお弁当ってのはやっぱイイよね。由緒正しきハイキングですな。
僕もここでオニギリタイム。山で食べるとホントに美味しいんだよなぁ。
厳しめの登山だと頂上滞在は一瞬。吹き晒の氷雪の中でお弁当なんて食べられない。
山頂は樹々に覆われてて絶景って感じではないが、ここが伊豆半島最高地点だと思うと、とーっても嬉しくなるね。

春らしい、うららかな富士山が見えてました。



30分ぐらい山頂でノンビリし、下山します。
静かな森の中を一人で歩いていると、時間経つのを忘れる。



狩野川の支流、地蔵堂川の源頭部をトラバースしながら登山ルートは続きます。
石がゴロゴロしてて、気を抜くと躓いてねん挫しそうな道です。焦らず、確り歩きましょう。



静かな森林地帯を歩いていると、最初に曲がった四辻に出ました。ここから行きと同じ道を通って登山口まであとちょっと。
ここらまで来ると、それなりに疲れて来ます。この感じがまた堪らんのです。

14:40登山口に帰着。
4時間ほどの山歩きでした。歩行時間が短い割に充実感あったなぁ。



老若男女様々な人々がこのコースを歩いてました。いいコースだと思います。
アジトの裏山ってな感じですが、さすが百名山。今日は爽快な山歩きを楽しめました。

しゃくなげの花の時期が楽しみです。


コメント (2)
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塔ノ岳 山トレ開始

2022年02月22日 14時53分04秒 | 山遊び
2月21日(月)

コロナ禍で活動量が減って2年経ちました。どんどん体力が低下してます。
流れに任せてても年取るだけなので、そろそろコロナに抗って体つくりを始めようと思った。

僕はトレーニングって響きが苦手。続かないのよ。
実際のフィールド内で体を作ってゆく方が、僕の性分には合ってる。

体力と言えば、やっぱ山です。
海外登山はまだ当分無理だろうが、国内だって行ってみたい山やルートは沢山あります。そこに向けて体つくりを始めましょう。

山トレといえば、丹沢の塔ノ岳。体力測定に最適の山だ。僕ももう何回登ってるんだろう。


7時45分。大倉登山口で登山届出して出発。
山シャツにフリース着てちょっと寒ぐらい。歩き始めればちょうど良いだろう。



久しぶりの山登りなので、最初は自分の体各部の様子を見ながらゆっくり登る。
特に問題なさそうなので、徐々にスピードを上げ、今の自分に最適なペースを探します。この辺は長年山登りやって来たので、その手順は心得ている。

呼吸の乱れもなく、標準コースタイムの8割ぐらいで歩けてる。思ったより体力は低下してないようだぞ。

見晴茶屋を越えたあたりから、登山道はカチカチに凍っており、周辺には霜柱。
これらが日中に溶けて泥濘となり、登山者の靴は泥だらけ。そしてまた夜に凍結を繰り返す。大倉尾根の定番。



堀山も人気無いです。小屋閉めちゃってるのかな?
人気の塔ノ岳も、さすがに今の時期の平日ともなると、静かな山歩きが出来ますね。



大倉名物の階段地獄も、一定のリズムと足運びで、特に苦しむこともなく淡々と登れた。
雪がところどころ登山道に残ってます。先週ずい分降ったからね。

花立で初の休憩。
止まると寒いので、ダウンを着込む。



花立過ぎると、ぐっと積雪が増して来た。
半分ぐらいの人がチェーンアイゼン付けてます。僕は滑る感覚も呼び覚ましたいので、ノーアイゼンで慎重な足運びに努める。



金冷やし辺りだと、積雪50cmぐらいあるかな。
雪山風情を楽しみながらの快適スノーハイクです。やっぱ雪山は良いなぁ。

塔ノ岳山頂に到着。
3時間丁度でした。凍結や雪があったので慎重に歩いたのでこんなものでしょう。
お疲れさま~



いや~ 天気最高!
真っ青です。

風が結構強い。気温はマイナス5℃。
山頂は風の当たる側は雪が飛ばされて地肌が出てます。
丹沢と言えども、厳冬期はそれなりに厳しいですね。
山頂は10人ぐらいかな。 シーズン中の週末だと100人以上居る所です。



360°の絶景です。

丹沢主脈方面。雪はさらに多そうだ。
奥は南アルプス。



箱根、天城、伊豆方面。伊豆諸島の島々も見えてます。



湘南、三浦、房総方面。江ノ島もはっきり見えてる。



ドワーッと関東平野一望。左の方に宮ケ瀬湖も。



最後に富士山のアップ。
南面に雪が大量に付いてる。



軽く昼食を食べて、さっさと居ります。
下りはさすがに滑りそうなので、チェーンアイゼン付けました。



下山中、中高年登山者二人ほどが、派手に転倒してる場面に遭遇。(別々の場所で)
お二方とも怪我は無かったようですが、当たり所が悪ければどうなるか分かりません。
人気の塔ノ岳と言えども油断は出来ないですね。

今日の大倉尾根は、雪と氷と岩と階段と泥濘と、、、下手な岩稜帯のミックス(岩と氷)より神経使いました。

14時10分 無事下山完了。

距離6.5km、標高差1200m 累積登高量1600m これの往復なので×2です。それなりに手応えありますよね。
足場が悪く慎重に歩いた割には、コースタイムの8~9割ぐらいだったので、思いの外歩けたなといった感想。

この記事書いてる今、筋肉痛で悶絶してます。まあ翌日出たのでヨシとしよう。

山トレ、今後も継続したいな!
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小旅行や山歩きも

2021年12月19日 14時44分30秒 | 山遊び
12月4日、5日

毎年やってる大学時代の友人たちとの温泉旅行。今年は僕が幹事。
コロナ禍の中にあって実行が危ぶまれたが、今のタイミングなら大丈夫だろうと催行しました。
但し遠くのややこしいところに行くのは止めて、近場の現地集合現地解散をキーコンセプトとした。

そこで僕が選んだのは箱根強羅温泉の環翠楼。
この旅館は箱根を代表する老舗旅館。
世に高級旅館は沢山あるが、それとは一線を画す古き格式を楽しむ旅館です。

強羅環翠楼は三菱岩崎家の別荘として建てられたものを、戦後旅館として使われているものです。
今回は、一番大きな離れを取りました。金華亭・八集庵という昭和天皇がお泊りになった部屋です。



窓の外の庭が素晴らしい。



そして僕が一番興味をもってここを選んだのが、和室4部屋のほかにこの洋間が付いて居るのです。



この部屋で明治、大正、昭和の、名だたる名士お歴々が会談をしたのでしょう。
天下国家を語ったのか、はたまた世俗や猥談が語られたのか、知る由もありません。


12月13日

天気が良くって気持ちの良い日です。
僕は、よくピクニック気分で出掛ける湯河原の幕山へ出掛けた。
梅園が開けばバス便も増えるが、今は数時間に一本。僕は駅からスタコラ歩く。

山麓の岩場は今日もクライマーが練習に来てます。
僕も何年か前にはここで練習してたな~



登山道に入ると、運動不足の体は直ぐに息が切れ、体も重い重い。。。
それでも一定のペースでゆっくり登っていると、ある段階から体が山歩きを思い出すというか、それまでの怠惰な体に力が漲り、呼吸も筋肉も快調になるんですね。やはり僕の体はエンデュランス系なんでしょうね。

今日は霞んでるけど、真鶴半島から伊豆半島、新島まで見えてますね。
幾つになってもこの界隈は僕の遊び場だ。



幕山の山頂、誰もいません。。。
ポッカポカの陽だまりの中でオニギリ食べて、これぞまさしくピクニック。



同じルートを辿って駅まで。
全部で10.7km歩きました。
半日の爽快な散歩でした。


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今日は歩きで

2020年12月31日 21時17分27秒 | 山遊び
12月31日(木)

大晦日ですね。
朝から快晴です。
今日は藤沢に戻るので、午前中だけ近くの海岸部を歩いてみました。(昨日激坂と激闘したので、今日は素直に歩きです)

富戸の駅まででもこんな道。伊豆って幹線道路から一歩入ると軽自動車サイズの道ばかりです。



海岸部はすべて原生林となっており、その中に磯釣り師が付けた踏み跡があるだけ。
明瞭なところもあれば、怪しい踏み跡もある。



基本山歩きです。それもバリエーションルートと言っても良いような未整備な道ばかり。
その踏み跡の先が断崖絶壁だったりするわけで、一般の観光客が来て良い場所ではありません。
ゆえに、この記事は山遊びカテゴリーに入れようかと。

富戸の一番北のゴロタ場に出ました。
波にパワーがありますね。



他の踏み跡を辿ると様々な磯場に出ます。
いずれも絶景!



徒歩で巡ると、細かな入り口を発見できていろんな場所へ行きつけます。



この海岸一帯はロッククライミングのゲレンデでもあります。
柱状節理がクラックリードの良い練習場となり、無限にルートがあります。
これは”フナムシロック”かな。



いつまでも見ていられる風景です。



磯釣り師の作法を眺めつつ、さて僕はこの場所でどんな釣法で臨めるのか、あれこれ考えた。
こういう時間って楽しいよね。

再び激坂地帯を徒歩で登って、昼に帰宅。
この後、藤沢に戻りました。
伊豆に滞在中の三日間、食糧は全て藤沢から持ち込み。現地では外食も買い物もコンビニも一切立ち寄らず。結果現地の人との接触はゼロ。
これが今回僕が考えたコロナ対策です。

今日は東京で1300人超だとか。
コロナに負けないよう、挫けないよう、確り考えて行動して参りましょう!

今年はここまでかな。
来年もよろしくお願いいたします。

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涸沢カールの絶景紅葉

2020年10月08日 22時48分04秒 | 山遊び
10月3日~6日

登山経験のまったくないK夫妻が「死ぬまでに涸沢の紅葉を見てみたい」と言ってた。
よし行きましょう。僕が何としてもお連れします!
元山小屋従業員のMikiさんも「行きましょう!」と協力を申し出てくれた。
こうして涸沢ツアーが企画された。

初日(10月3日)
朝出発して昼に上高地着。
上高地から明神あたりをぐるぐる回る。





初日は明神館泊まり。



二日目(10月4日)
梓川沿いのフラットな林道を、横尾山荘まで5時間ぐらい掛けて歩きました。
長時間歩くコツやストックの使い方など、レクチャーしながら楽しんで歩いてもらう。



今宵は横尾山荘泊まり。



三日目(10月5日)
雨模様の中、横尾から涸沢まで登ります。ここからが本当の登山領域であり今回の核心部。
The 屏風岩



最後の急登を頑張って登って、、、



涸沢カールに到着!



とても短い紅葉のピークにドンピシャ合わせることができたようです。
K夫妻、涸沢カール到達、おめでとうございまーす!

余力のあるmikiさんと僕は、ザイテングラード取付き点ぐらいまで登ってカールを上から眺めてみようかと。
オ~、いいねぇ



上の方の紅葉さらに綺麗。




前穂高北尾根、カッケー!!



なんか突然晴れてきたしー!



なんかなんか、とっても綺麗なんですけどー。人全然居ないし。



何かに使えないかと、ポージングしてみたりとか。。。

 

涸沢ヒュッテに戻って、宵闇迫る稜線を堪能。



満天の星空。天の川に流れ星。人工衛星も。
皆さん大喜び。




四日目(10月6日)
一夜明けて、早朝のモルゲンロート祭り。



涸沢カールの絶景、コンプリート出来たのではないでしょうか。
初めてのK夫妻は、この景色は普通の事なのか特別の事なのかは分からんとは思いますが、今回かなり条件良かったです。

あとは一気に下山。
14時ぐらいには上高地に降りてきました。

いつもの勝手気ままな登山とは違い、ちゃんと計画して、みんなで楽しむグループ登山も良いものですね。
mikiさんと協力して、涸沢を熱望していたK夫妻の想いを遂げるというミッション、なんか妙な達成感があります。(笑)

やはり北アルプスは良いですなぁ。
思い出深い山行となりました。

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大野山で奇跡の再会

2020年09月22日 15時52分19秒 | 山遊び
9月21日(月)祝

先週に続き山トレ、今日はヤビツから表尾根を通って丹沢山まで足を延ばそうかと。。。
5時に起きてチラッと天気予報をみると、東側斜面は結構な雨模様。台風の遠い影響が出始めてるんですね。

少し時間を遅らせれば丹沢の西側は大丈夫そうなので、電車でパッと行けて遅いスタート可能な大野山へ出掛けることにした。
大野山って昔~しから名前は知ってたが、行った事ないのでちょうどいいかと。

根府川で御殿場線に乗り換え谷峨駅で下車。
登山客が20人ぐらい降りただけ。
この駅、神奈川県内なのにJR東海とのことでSuica使えず。さらに無人駅なのでなす術なくそのまま駅を出る。



こんな橋を渡って山へ入ってゆきます。



暑さ寒さも彼岸まで。



ススキもいっぱい。



雲の合間に富士山の頂上がチラッと見えました。
後で知ったが、本日富士山頂に初冠雪だって。



難なく山頂到着。
山頂の眺めは極めて良好。



今日行こうとした丹沢山方面は厚い雲に覆われてます。こっちに逃げて正解だったな。



ベンチに座ってオニギリ休憩。
家族連れのピクニックとかに最適な山ですね。

下山は山北駅ルートで降ります。

すると、なんとその途中、エ~~~!
これって丹沢クリステルさんじゃない?!



なんでこんな所に???

このお方、先週も登った丹沢の超メジャールート塔ノ岳大倉尾根の入り口に置いてあって、そこを訪れる全ての登山者に親しまれてた丹沢クリステルさんです。
数年前に撤去されてしまい、めちゃくちゃ寂しかったんですよ。

それがピッカピカにリメイクされ、さらに妹のキャサリンと共にこんな所に居ましたわ。
右が姉のクリステル、左が妹のキャサリン

ああ、ビックリした
こんな所で再び出会えるとは。。。

そんなこともありいで、無事山北駅に到着。



トレーニングとしては全くもの足りないが、こうやってチョクチョク山に入ることが大切なのです。
しかしまあ、丹沢クリステルとの奇跡の再会はうれしいハプニングでした。

丹沢ファンの皆さん、彼女は大野山の古宿集落で元気にしてます。
是非会いに行ってあげてくださーい!


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テーピング講習

2020年09月19日 23時28分50秒 | 山遊び
9月19日(土)

以前から一度受けてみたいと思っていたテーピング講習に行ってきました。
本やネットにテープの巻き方はたくさん出てるし、
僕自身、山行中の怪我などに対処できるよう、巻く練習は行っていた。

しかし、巻き方は分かるものの、その理屈がいまいち見えてこない。
ただひたすら、各部位の巻き方を丸覚えするのみでした。
目的、部位によって、テンションの掛け方などが変わるんだろうなというのは想像できるものの、
理屈があやふやだから応用が利かないんですよね。

来月、登山未経験者をアテンドする山行計画があるので、万一に備えこの機会にちゃんと学んでおこうと思ったのです。


今日の講習は、テーピングの理屈から入ってくれたので、なるほどと腑に落ちること多々あり。
一本のテープを張るにも、テンションの強弱の使い分けなど、その理屈が良く分かりました。

筋力のサポート、関節の固定、可動域のコントロールなど、目的が違えば貼り方も変わります。
或いは、故障を防ぐためとか、怪我した時の応急措置とか、パフォーマンスの向上とかでも変わりますよね。
下山時になぜ膝痛が起きやすいかなど、解剖学的な解説もあって大納得。

理屈が分かると、いろんな場面での応用が利くようになります。
現場での細かなテクニックなどもたくさん知ることができたし。



帰宅後、何度も自分の体にテーピングしてみて、ちょっとテンションを変えたり、貼る位置を数センチ変えると、効果がどう変化するかなど、自分の体を使った実験を繰り返してみた。こういうの実に面白いね。

得るものの多い講習会でした。
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山トレ

2020年09月14日 19時28分54秒 | 山遊び
9月13日(日)

地元の山は晴れ間があるようなので、塔ノ岳へスクランブル発進。
体力維持というか、体力測定的な大蔵尾根コースです。

体力測定なのでタイムを正確に計ります。
スマホカメラで時刻を記録する方法。

大倉スタート  7:52
塔ノ岳頂上着  10:42
(昼食)
塔ノ岳頂上発  11:05
大倉駐車場着 13:06

登り 2時間50分(標準CT3時間30分)80%
下り 2時間01分(標準CT2時間20分)86%

登りで3時間切れればまあ良いでしょう。
下りはこんなものかな。反射神経の衰えを感じるのでどうしても慎重になってしまいます。
標準コースタイム以下になったら引退考えっかな・・・

晴れ間予報は大きく外れ、終始ガスガス。
まあ、炎天下の中を歩くよりは遥かにマシですが。

途中で撮ったスマホ写真がとてもファンタジー



21:9というスマホ画角が現場の雰囲気とドンピシャ。
一眼なら広角で撮ってトリミングしてこの絵を切り取る訳だが、スマホならではの奇跡の1枚でした。






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厳冬期谷川岳

2020年01月26日 22時31分02秒 | 山遊び
1月26日(日)

山も行きたいと思いつつ、なかなかタイミングが合わない。
天候が悪い、雪が無い、など雪山ハイシーズンなのにも関わらず、いまだ行けず。
何とか、厳冬期ど真ん中の1月中に一撃やりたいと思っていた。

で、一月の最終週に、西穂高のピラミッドピークを狙った。
以前独標まで行ったのでその先に進みたいと思ったのだ。
しかし、西から南岸低気圧が・・・
ギリギリまで天候調査したが、厳しそう。真冬の北アの稜線で吹かれたら普通に死にます。。。

色々考えて、高気圧のへりに引っ掛かる谷川岳にターゲット変更。
厳冬期の谷川岳は、豪雪と厳しい天候で狙えるチャンスがほぼ無い山です。
僕も雪積期の谷川岳は3月頃の天候の安定してくる春山シーズンに何度か登りましたが、厳冬期は近付いた事もありません。
でも、今年は冬型が崩れやすく、1月の厳冬期でもチャンスが出来るのです。

朝7時過ぎにベースプラザに到着。
8:45のロープウェーで天神平まで上がる。
天神平はたっぷり雪があるにも拘らず、スキー客殆どいません。

谷川岳がお出迎え。たっぷり雪が付いてる。厳冬期の谷川岳を始めて見たよ。



天候も大丈夫そうだ。
スタート。登山者も居ます。



アイゼンとストックでスタート。最初からハードシェルは着用した。
久々の雪の感触。
春の雪とは違い、ビシッと詰まっててキュッキュと軋むようにアイゼンの歯を受け止める。

視界の中には常にパラパラと登山者が見える程度。流石にこの時期の谷川岳に来る人は少ないですね。



穴熊沢避難所。
2m位雪が少ないかな。



体調は悪く無いが、やはりパワー不足感は否めない。疲れてないのだがスピードが上がらないのよ。
まあ、歳だわな。。。
登ってる人たち見ても、年配者は殆どいない。この時期に来る登山者はガチ勢が多いね。


森林限界を超えた辺りから、時折谷から風が吹き上げてくるようになった。

西側の万太郎に続く稜線を眺めながら高度を上げる。
テンション上がります!



東に西黒尾根。
夏に登りましたね。



綺麗だ。



11時過ぎに肩の小屋に到着。
ここから先は世界が一段変わるので、手袋を厳冬期用に変え、ストックからピッケルに持ち替える。


いざ、頂上アタック!



蒼と白しかない。
素晴らしい!

ンッ!? 万太郎谷方向から冷たい風がやや強めに吹き上げて来る。
絶妙なバランスで落ち着いていた天候が、そろそろ終わりを告げつつあるようです。こういう変化を見逃してはいけない。
ガシガシ登る。

谷川岳は双耳峰といって、頂上ピークが二つあるのです。
手前のトマノ耳に到着!



やったね!
皆さん記念撮影してます。
ここからもう一つのピーク、オキノ耳が見える。



カッコいい!
半分ぐらいの人は、手前のトマノ耳までで引き返すが、わたしゃ行っちゃいます!オキノ耳へGO!

このトマとオキの間が、このルートの中では一番の核心部でしょう。
盛大に張り出した雪庇と、強風、転んだら即滑落。 なら行くなよ。。。

強風によるエビの尻尾。


で、風が結構吹いて来た。
体は大丈夫なんだけど、顔がヒリヒリします。バラクラバ(覆面)はリュックの中だけどここじゃ出せない。
フードでなんとか凌ぎつつ進む。

オキノ耳到着!



標柱が埋まってますね。(笑)

自撮り。
顔が、、、長時間居ると凍傷になるって。



オキノ耳から見たトマノ耳。



万太郎谷。吸い込まれそうだ。



いいねぇ。



降りましょう。
風に緩急があり、瞬間的に10m/sぐらいあるでしょう。不意打ち食らってよろけたら奈落の底だわ。

西黒尾根の分岐を示す有名な標柱。
凍り付いてます。



肩の小屋まで戻って一段落。
おにぎり頬張って、ストックに持ち替え下山開始。
下りは慎重に行きます。
ジジ臭い感想だけど、雪の方が膝への負担は少ない気がする。
元気な若者は速い速い。
ジジイはマイペースで。チト悔しいが。。。。。

稜線を吹き渡る風がどんどん強くなってる。
森林限界に逃げ込んじゃうから大丈夫なんだけど、まだ上にいる人は大変かも。
このまま谷川岳はいつもの厳しい風雪に包まれ、人が近付けない世界になるんでしょう。

14:00 天神平に帰着、そのままロープウェーで下りました。
ベースプラザに着くとホッとする。
下山届を提出。

帰りは谷川温泉の湯テルメへ。


キンキンに冷やした体を温泉に浸ける瞬間は、最高なんだよね。

これにて、今回の谷川岳登山は完了。
厳冬期の1月に谷川岳の頂上を踏めて、ちょっと幸せです。

体力付けなきゃね!

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ナショジオMAP

2019年12月08日 22時08分21秒 | 山遊び
海外注文した、ナショジオの海外地図が届いた。

NATIONAL GEOGRAPHIC社が発行してる"ADVENTURE TRAVEL MAP"シリーズ。

ちょっとそそられますよね。。。

購入したのは、Everest Base Camp!
縮尺1/50,000、いい感じの縮尺です。



最初に言っときますが、僕はエヴェレスト登る気ないですよ!(、、、今のところ)

エヴェレストの位置は漠然と知ってるだけで、それ以上でも以下でもなかった。
でも、地形図を眺めることで、グッとリアルな感じになるんです。

いやホント、エヴェレスト登ろうって考え、マジでないですよ。。。


ルクラ(交通機関が入れる最終地点)から、エヴェレストまでのルートが凄く良く分かった。



エヴェレストを源とするクーンブ氷河が川となり、その川に沿ってシェルパ族の村が点在しているんですね。
エヴェレストベースキャンプに至るトレッキングルートは、その村々を繋いで延びてました。

登山記録などに出てくる地名がバンバン出てきます。
そして、周囲に点在する名だたる高峰の数々。
ローチェ、プモリ、カラパタール、ロブチェ、メラピーク、アイランドピーク
6,000m 7,000m 8,000m峰だ。

そして、エヴェレスト。



いいですね。

行ってみたい。。。



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