4月21日〜23日
今年も行って来ました、奈良県池原ダム。
言わずと知れたBIG BASSの聖地。
今回もバス釣りベテランアングラーmm17さんと同行。
初日は移動日。2日目が山岡プロのガイド艇。3日目は各々一人でボートで繰り出し独自ワールドでバスと戯れるというもの。
バス釣りたっぷり二日間&往復1200kmドライブという、なかなか濃厚な3日間なのです。
結果はバッチリ!
1日目
今日は移動日、10時にmm17さん宅でピックアップして東名高速で西へ。
四日市あたりから土砂降り。紀勢自動車道で海沿いに紀伊半島を南下し、尾鷲北から一般道で紀伊半島の山深くへ入り込んでゆく。この行程が僕は大好き。
人も車も殆どいない山道を1時間ほど走ると池原ダムと双璧をなす七色ダムに到着。
今年も来たなぁと実感。バス釣りのスイッチが入るのです。
池原ダムから奈良吉野に通じ大阪方面に抜けれるR169が、昨年発生した斜面の崩壊で半年近く通行止めが続いており、今なお開通の目処が立っていない。尾鷲方面からのみアプローチ出来る地域となってしまい、観光客等は激減中。それでなくても秘境感いっぱいなのに、更に人っ気がなくなってて大丈夫かと心配になる。
夕方、いつものカーブの店(ゲストハウス)に到着。
ちなみに僕は一週間前にも奈良吉野山の壮大な桜を見に来ました。一目千本、そりゃあもう世界遺産の絶景桜でした。2週続けての奈良ですな。
芳醇な吉野山からさほど離れてないのに、池原には絶対的な秘境感が漂ってる。このコントラストも面白い。
きなりの湯で温泉入って、雨音を聞きながら早めの就寝。
2日目
5時起床。霧に包まれてるが雨は上がってた。
7時、トボトスロープから山岡プロのバスボートでテイクオフ。言わずと知れた現役トッププロにして、ここ池原七色がホームレイク。これ以上池原を知り尽くしている人はいません。
毎回お世話になってるが、その時々の旬の釣り方、最新のテクをレクチャーしてくれる。
今回はノーシンカーシャッドテールの表層引き。いわゆるi字系。
釣り方もさることながら、僕は毎回プロの魚の探し方、ポイントの見切り方、正解への辿り方がもの凄く勉強になる。
何カ所か廻って水の善し悪し、バスの活性、ベイトの付き場など、様々な状況が分かって来る。そして今日のパターンはこれだなと絞り込まれて行くのだ。
ルアーを静かーに引いてくると下からバスが浮上して来て、ルアーにアタックしてくるのが丸見え。超ドキドキもの。
今回もチェイスは多数。しかし直前で見切ってUターンが多い。
mm17さんも僕も、ポツポツ数を伸ばして行く。
明らかに50オーバーも浮上して来るがことごとく見切られる。釣れてくるのは概ね30cm前後が多い。
たまに40UPも混じります。
終日曇り空で無風。バス釣りとしては悪くない日でした。(クリアレイクなんでドピーカンは厳しいのです)
丸一日、i字系で水面を引き倒しバスを引き出す釣りを貫徹。僕的にはかなり満足。こういう見える釣りは填まりますね。
あとは下から出てくるデカイのに口を使わすことが出来れば、数、サイズとも上がるんだけど、その壁をどうやって越すかが明日のテーマとしよう。
3日目
今日は4時起床。ガイドなしで一人1艇ずつに分かれそれぞれ自分の釣りを展開する。
昼ぐらいに上がり、神奈川まで一気に帰るので、実釣時間は半日です。前日のガイドフィッシングをプラティクスに見立て、今日が本番といった所。
朝から小雨が降ってます。
昨日の状況から、僕は人気エリアを捨て、ベイト(稚鮎)の多いエリアに絞ることにした。
i字系からスタート。
見える範囲に誰~れも居ない。関東ではあり得ませんよね。これも池原の大きな魅力です。
今日は雨のせいか、30cm前後の小バスの活性がやたら高い。Uターンせずに躊躇無く食ってきたり、下から7、8匹ぞろぞろ付いてきたりする。これはこれで楽しいのだが。。。昨日ちょいちょい見えたデカバスが出てこない。
前半こんな感じで釣り続けて、今日の傾向を自分なりに整理した。
・昨日よりローライトで魚の活性は高い。
・魚の付き場に偏りがある。昨日は岬が良かったが、今日はやや内側に魚が溜まっている。
・立木にも居るが、立木に依存してる感じはしない。
・小バスのチェイスは多いが、デカバスが全然浮上してこない。
・この後、本降りの雨に変わる。
この辺が今日の状況と見なし戦略を考える。そして小バスの数釣りに走らずサイズアップを狙う!
デカイのが上に出てこないのが昨日と大きく違う点だ。
その点に着目し、昨日来の表層の釣りを止め、レンジを下げる作戦に大きく切り替える。
ジャークベイトを投げまくる。なんか違う。
クランクで岩盤を擦る。行けそうな気もするがヒットせず。
ジグヘッド+シャッドテールでレンジを引く、これなら行けるだろうと思ったがヒットせず。
思い切ってネコリグでボトムで食わせを狙うも、これは違う、、、というかテンポ悪すぎて短時間勝負には向かない。
DSで岩盤沿いに落とし込んだり、カーブフォールさせたりしたら→→→ ゴゴンっとヒット!
40ぐらいのが食ってきた。
場所を少しずつずらしながら攻めると、それから40台後半がほぼ入れ食い!
ハマッタネ!!
このサイズらへんが釣ってて一番楽しい気がする~!!!
深さ的には5~7mレンジがヒットゾーン。岸から10mぐらい離れた場所からキャストし、岩盤伝いに落として行く感じ。
昨日デカいのがあれだけ水面まで出てきたのに、今日は水面まで出てこなかったというのがヒントになりました。
最大は52cmでした。
8Lbライン、シンカー3/32、ルアーGテールサターン(リグの写真撮り忘れた)
ルアーよりもシンカーのサイズが良かった気がします。
13時ストップフィッシング。
土砂降りです。
mm17さんもバッチリ釣ってました。
昨日はガイド艇で、自分が釣ると言うよりプロのポイントの絞り方、攻め方を解説付きで見れて非常にためになった。
今日は自分なりの考えで釣りを展開し、狙ってサイズアップできたのが素直に嬉しかった。
僕はいろんな釣りをやってるけど、バス釣りって試行錯誤の結果が比較的素直に出るので、改めてゲームフィッシングの面白さが詰まってるなぁと思いました。
14時に池原ダムを後にし、一路高速をツラツラ走り続け、22時には自宅に到着。
片道600kmあるけど、A4だと特段疲れることもなく、ドライバー交代なしで普通に走り切れちゃいます。
因みに帰りは新東名使ったんだけど、相変わらずトラック街道でビジネスモード。旧東名の方がドライビングプレジャーを感じます。
ここ数年、チョイチョイ行ってる池原遠征。
今回も面白かったなぁ!
このブログは主立った釣行とかを不定期にアップするだけにしちゃいました。
実況、細かな釣行、活動などは”X”にちょいちょい上げてるんで、そちらもどーぞ。
https://twitter.com/Ladakh_biker
今年も行って来ました、奈良県池原ダム。
言わずと知れたBIG BASSの聖地。
今回もバス釣りベテランアングラーmm17さんと同行。
初日は移動日。2日目が山岡プロのガイド艇。3日目は各々一人でボートで繰り出し独自ワールドでバスと戯れるというもの。
バス釣りたっぷり二日間&往復1200kmドライブという、なかなか濃厚な3日間なのです。
結果はバッチリ!
1日目
今日は移動日、10時にmm17さん宅でピックアップして東名高速で西へ。
四日市あたりから土砂降り。紀勢自動車道で海沿いに紀伊半島を南下し、尾鷲北から一般道で紀伊半島の山深くへ入り込んでゆく。この行程が僕は大好き。
人も車も殆どいない山道を1時間ほど走ると池原ダムと双璧をなす七色ダムに到着。
今年も来たなぁと実感。バス釣りのスイッチが入るのです。
池原ダムから奈良吉野に通じ大阪方面に抜けれるR169が、昨年発生した斜面の崩壊で半年近く通行止めが続いており、今なお開通の目処が立っていない。尾鷲方面からのみアプローチ出来る地域となってしまい、観光客等は激減中。それでなくても秘境感いっぱいなのに、更に人っ気がなくなってて大丈夫かと心配になる。
夕方、いつものカーブの店(ゲストハウス)に到着。
ちなみに僕は一週間前にも奈良吉野山の壮大な桜を見に来ました。一目千本、そりゃあもう世界遺産の絶景桜でした。2週続けての奈良ですな。
芳醇な吉野山からさほど離れてないのに、池原には絶対的な秘境感が漂ってる。このコントラストも面白い。
きなりの湯で温泉入って、雨音を聞きながら早めの就寝。
2日目
5時起床。霧に包まれてるが雨は上がってた。
7時、トボトスロープから山岡プロのバスボートでテイクオフ。言わずと知れた現役トッププロにして、ここ池原七色がホームレイク。これ以上池原を知り尽くしている人はいません。
毎回お世話になってるが、その時々の旬の釣り方、最新のテクをレクチャーしてくれる。
今回はノーシンカーシャッドテールの表層引き。いわゆるi字系。
釣り方もさることながら、僕は毎回プロの魚の探し方、ポイントの見切り方、正解への辿り方がもの凄く勉強になる。
何カ所か廻って水の善し悪し、バスの活性、ベイトの付き場など、様々な状況が分かって来る。そして今日のパターンはこれだなと絞り込まれて行くのだ。
ルアーを静かーに引いてくると下からバスが浮上して来て、ルアーにアタックしてくるのが丸見え。超ドキドキもの。
今回もチェイスは多数。しかし直前で見切ってUターンが多い。
mm17さんも僕も、ポツポツ数を伸ばして行く。
明らかに50オーバーも浮上して来るがことごとく見切られる。釣れてくるのは概ね30cm前後が多い。
たまに40UPも混じります。
終日曇り空で無風。バス釣りとしては悪くない日でした。(クリアレイクなんでドピーカンは厳しいのです)
丸一日、i字系で水面を引き倒しバスを引き出す釣りを貫徹。僕的にはかなり満足。こういう見える釣りは填まりますね。
あとは下から出てくるデカイのに口を使わすことが出来れば、数、サイズとも上がるんだけど、その壁をどうやって越すかが明日のテーマとしよう。
3日目
今日は4時起床。ガイドなしで一人1艇ずつに分かれそれぞれ自分の釣りを展開する。
昼ぐらいに上がり、神奈川まで一気に帰るので、実釣時間は半日です。前日のガイドフィッシングをプラティクスに見立て、今日が本番といった所。
朝から小雨が降ってます。
昨日の状況から、僕は人気エリアを捨て、ベイト(稚鮎)の多いエリアに絞ることにした。
i字系からスタート。
見える範囲に誰~れも居ない。関東ではあり得ませんよね。これも池原の大きな魅力です。
今日は雨のせいか、30cm前後の小バスの活性がやたら高い。Uターンせずに躊躇無く食ってきたり、下から7、8匹ぞろぞろ付いてきたりする。これはこれで楽しいのだが。。。昨日ちょいちょい見えたデカバスが出てこない。
前半こんな感じで釣り続けて、今日の傾向を自分なりに整理した。
・昨日よりローライトで魚の活性は高い。
・魚の付き場に偏りがある。昨日は岬が良かったが、今日はやや内側に魚が溜まっている。
・立木にも居るが、立木に依存してる感じはしない。
・小バスのチェイスは多いが、デカバスが全然浮上してこない。
・この後、本降りの雨に変わる。
この辺が今日の状況と見なし戦略を考える。そして小バスの数釣りに走らずサイズアップを狙う!
デカイのが上に出てこないのが昨日と大きく違う点だ。
その点に着目し、昨日来の表層の釣りを止め、レンジを下げる作戦に大きく切り替える。
ジャークベイトを投げまくる。なんか違う。
クランクで岩盤を擦る。行けそうな気もするがヒットせず。
ジグヘッド+シャッドテールでレンジを引く、これなら行けるだろうと思ったがヒットせず。
思い切ってネコリグでボトムで食わせを狙うも、これは違う、、、というかテンポ悪すぎて短時間勝負には向かない。
DSで岩盤沿いに落とし込んだり、カーブフォールさせたりしたら→→→ ゴゴンっとヒット!
40ぐらいのが食ってきた。
場所を少しずつずらしながら攻めると、それから40台後半がほぼ入れ食い!
ハマッタネ!!
このサイズらへんが釣ってて一番楽しい気がする~!!!
深さ的には5~7mレンジがヒットゾーン。岸から10mぐらい離れた場所からキャストし、岩盤伝いに落として行く感じ。
昨日デカいのがあれだけ水面まで出てきたのに、今日は水面まで出てこなかったというのがヒントになりました。
最大は52cmでした。
8Lbライン、シンカー3/32、ルアーGテールサターン(リグの写真撮り忘れた)
ルアーよりもシンカーのサイズが良かった気がします。
13時ストップフィッシング。
土砂降りです。
mm17さんもバッチリ釣ってました。
昨日はガイド艇で、自分が釣ると言うよりプロのポイントの絞り方、攻め方を解説付きで見れて非常にためになった。
今日は自分なりの考えで釣りを展開し、狙ってサイズアップできたのが素直に嬉しかった。
僕はいろんな釣りをやってるけど、バス釣りって試行錯誤の結果が比較的素直に出るので、改めてゲームフィッシングの面白さが詰まってるなぁと思いました。
14時に池原ダムを後にし、一路高速をツラツラ走り続け、22時には自宅に到着。
片道600kmあるけど、A4だと特段疲れることもなく、ドライバー交代なしで普通に走り切れちゃいます。
因みに帰りは新東名使ったんだけど、相変わらずトラック街道でビジネスモード。旧東名の方がドライビングプレジャーを感じます。
ここ数年、チョイチョイ行ってる池原遠征。
今回も面白かったなぁ!
このブログは主立った釣行とかを不定期にアップするだけにしちゃいました。
実況、細かな釣行、活動などは”X”にちょいちょい上げてるんで、そちらもどーぞ。
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