シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

ペラが直った

2014年10月26日 23時48分51秒 | ボート
10月26日(日)

9月の始め、帰港中にペラのブレードがモゲ落ちてしまった。
本当の原因は不明だが、断面を見た感じではキャビテーションによるダメージか、電食ではないかと。

何れにせよ右舷のペラを新規に取り付けるしかなく、、、真鋳のペラって一体いくらするんだ?
大型艇だとペラ一個で軽自動車一台分だとか・・・(怖)

先週、新しいペラが付いたという連絡が入った。
さっそく試走してみよう。


前夜にマリーナへ。
久しぶりの船内泊です。

キャビンの中はカジキタックルが臨戦態勢のまま。
日焼け止めクリームもギャレーに転がってる。

次のスクランブル出航が無いまま、秋になってしまった。
今年、カジキ狙いは2回しか出なかったよ。



カジキ釣りって、いろんな意味で困難な釣りです。
その困難、苦難が楽しめないと成立しないという、極めて享楽的な釣りです。
キャビンの中で、ビルの傷がついたルアーを眺めながら、カジキ釣りのことに想いをめぐらす。

ジューサ(Yusa)の歌う甘いキューバミュージックが、最高にマッチした一夜だった。



朝、改めて新しいペラを眺める。
金ピカです。



ゆっくりと船の準備を整え、10時過ぎに下架。
変な東ウネリが入ってるが、風も無く秋晴れの良い天気。

新しいペラは極めてスムーズでした。
急加速してもしっかり水を噛んでいる。トップスピードもOK。
欠損時に激しいブレを受けたブラケットやシャフト廻りも問題無さそうだ。



3000回転20ノットで相模湾をのんびりクルーズ。
一人だと釣りはいいかなって思っちゃう。

天気も良いし、なんかいいっすね。
いつも思うんだけど、初島ってモルディブの島みたいだなぁって。




潮目に大きな流木があった。
ルアーに無邪気にじゃれ付くシイラ達を久しぶりに見たくなった。やおら道具を取り出しキャストしてみたが、彼らの姿はありませんでした。
シイラ達もいずこへか去ったようです。

脈絡の無い航跡をプロッターに描き、昼に帰港。
なんとも気ままなクルーズでした。

昨夜から通して12時間、こんなスロータイムもなかなか捨てがたいものだ。


来週はカワハギ釣りの予定。
毎週趣向が違うので、モード切替がたいへんです。(笑)


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増殖した山靴

2014年10月19日 17時12分22秒 | 山遊び
前の記事で、「山を再開して一年。ここまで来るとは思わなかった」と書いた。
それに合わせるように、僕の山靴も増えてゆきました。

今日の午後の陽気に誘われて、僕は全部の山靴を玄関先にずらーっと並べた。



これが、僕が現在山で履いている靴の全てです。
分かっちゃあいたが、この一年で随分と増殖したものだなぁ。。。

山再開一周年を記念に、一足ずつ記録しておきましょう。



メレル カメレオン4 MID
僕が日常的に履いてる靴で、街、釣り、野山、ジャングルと、何所へでも履いていく相棒的存在のアウトドアシューズです。
昨年10月に購入。山を再開させる切っ掛けとなった一足で、その時の記事はこれ。
http://blog.goo.ne.jp/gt50_2005/e/2851aa521b4ea9d48ee536a0311a7953
http://blog.goo.ne.jp/gt50_2005/e/cdc009114df752af81c4d740b3d1d543





スカルパ キネシスMF GTX
主にハイキング程度の山歩きに使ってます。
若干硬めだしゴアテックスライニングなので、一般縦走からスノーハイクまでOK。
履き心地、歩き心地共に秀逸。守備範囲の広い一足です。




スカルパ トリオレプロ GTX
岩稜山岳用です。ジャンダルムはこの靴で登りました。
ガチガチに硬いシャンクなので岩場との相性は抜群。でも一般登山道を長距離歩くと、足裏にマメが出来ちゃうのが悩みどころ。現在、インソールをあれこれ試して調教中です。




スポルティバ ネパールEVO GTX
保温材入りの雪山用スペシャルブーツ。
この靴にグラベル12本爪アイゼンを装着すれば、全幅の信頼をもって3000m級の雪山にも挑めます。




スポルティバ タランチュラ
クライミング専用シューズ。
クライミング自体が未知の領域なので、取り敢えず店の人に薦められるままに購入。
今のところ屋内人工壁も外岩もこれ一足でやってますが、連続装用は30分が限界。
クライミングシューズって足指をグーの状態で履くので、もはや纏足といっても過言でない。




以上の5足が僕の山靴です。
これだけあれば、行けない山は無さそうですね。
自分でも、一年間でこれだけの種類の山へ行く人はあまり居ないのでは? ・・・と思います。(笑)

こんな感じで駆け抜けた一年。
アッと言う間でした。

これから先は、一つ一つの山行をゆっくり味わってゆきたいと思ってます。



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クライミングデビュー

2014年10月19日 01時04分29秒 | 山遊び
10月18日(土)

本日、関東のクライマー達の道場、三つ峠の屏風岩で外岩デビューしちゃいました。

これが三つ峠の山荘「四季楽園」から見えた屏風岩です。
幅200m、高さ80mなんだって。。。(怖)



岩の全景が見えたとき、タメ息と共に撮った写真です。
で、本日撮った写真はこれだけ。

これ以降、まったくもって写真を撮る余裕はビタ一文ありませんでした。
てか、クライミング中の撮影は、それなりの対策を施さないと安全上無理な気がします。


下はネットで拾った写真ですが、今日最後に登った右フェース第1テラス上部の様子はこんな感じ。
ピッチグレード5.10abは、外岩デビュー戦ではチト難しかったよ。




この他、数ルートをトライ。
5.8は少し余裕がありました。これが今の僕の実力だね。

それと、アルパインクライミングとフリークライミングの違いが少し分かったかな。
僕はたぶんアルパイン指向なんだろう。



山を再開してちょうど一年。
自分の体力と技術と興味の赴くままに、何所まで復活できるものかとやってみた。

低山から始め、雪山、縦走、岩稜と超ハイピッチで進み、、、ついにクライミングにまで及んでしまった。
えらく進化したものだなぁ。
正直、一年でここまで来るとは思ってなかったよ。

やれば出来るもんなんだなぁ。


コメント (3)
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晩秋の八ヶ岳

2014年10月12日 20時54分05秒 | 山遊び
この三連休後半は台風19号がやって来る。
僕は休みを一日前にずらし、冬入りまえの八ヶ岳に行くことにした。
もう直ぐやってくる雪山シーズンの下見です。

八ヶ岳も方々だいぶ行ったが、今回は硫黄岳と横岳をやっつけます。
特に横岳はバリエーションルートの宝庫。岩稜の山なので楽しみです。


10月10日(金)
朝9時に自宅を出発。
今日は赤岳鉱泉までなので、行程は超余裕です。

昼過ぎに美濃戸到着。
いつもは美濃戸口に車を停めるが、今回は林道を美濃戸まで進み赤岳荘の駐車場に入れた。
この林道は、普通車では腹を擦ると言われてるが、A3はやや固めのサスなので大丈夫でした。雪降ったら無理だけどね。
これで退屈な林道歩行1時間分を稼げたぞ。

毎度おなじみの分岐点です。今回は北沢コースを進みまーす。


八ヶ岳界隈の紅葉はもう終盤でした。晩秋と言った感じかな。
山の秋は短いですね。


2時間ほどのハイクで赤岳鉱泉に到着。
背後の横岳がイイ感じですね。
明日はあの稜線を左から右にぜんぶ歩く予定です。


テン場はガラガラ。
まっ平らでフカフカの場所が確保できました。
この日は5、6張しか無かったです。


赤岳鉱泉名物のアイスキャンディー造りが始まってました。
来月にはこれが巨大な氷瀑に変身し、アイスクライミングのメッカになるんですね。
冬シーズンはもう目の前に来ています。


コーヒー飲んで夕方の一時をマッタリ過ごす。
山に居るなぁ~って感じを、ひしひしと感じる瞬間です。

ところで、赤岳鉱泉の夕食は、山小屋とは思えないほど豪華なことで有名。
今夜のメニューを聞くと、ステーキ! 
テント泊でも夕食のみも可とのこと。僕は話の種に今夜の夕食は山小屋で戴く事にした。

ジャーン! どうです、これが山小屋の食事に見えますか!?


美味い!
マジで美味い!!

軟らかくて分厚いステーキ。
そして、ソテー、スープ、フルーツ、このどれもが、予想をはるかに越える美味さ。
これで二千円は安いです。

満腹、大満足状態で自分のテントに戻る。
外気温は10度を切ってます。冬用のぬくぬくシュラフに潜り込んで20時就寝。
こんな快適なテント泊も珍しいな。


10月11日(土)
5時起床。9時間も寝てしまった・・・

6時出発。
先ずは硫黄岳を目指して登り始めます。


バリエーションルートの入り口、ジョウゴ沢。
奥に大同心の奇峰が見えてます。
冬のバリエーション・・・ 興味無いわけないよな。


7:15 赤岩の頭 標高2656m 登頂!


今日も天気は良いですね。
遠くに北アルプスが見えてます。
このまえ、あそこを歩いたんだなぁ・・・


ムムム、、あの噴煙は御嶽山。


これから登る硫黄岳の頂上です。
あの頂の向こう側は爆裂火口・・・ 大丈夫だよな。


7:40 硫黄岳 標高2760m 登頂!
広ーい山頂には3人しか居ませんでした。へんに空いてますね。何でだろ?


やっぱりこれかな・・・
山頂の横は、大迫力の爆裂火口が口を開けてます。


良い機会なので、もしも今ここで万が一を考えてみた、、、隠れる所一切無し。
とにかく走るしかないか。

さて、ここから主稜線上を南下して横岳を目指します。
稜線上に並ぶケルン(石の道標)に導かれるように進む。
稜線を吹き抜ける風は結構強いです。冬は相当厳しそうだな。


硫黄岳山荘はそのまま通過。


ほんのり霜が付いてました。この辺りはもう氷点下なんですね。
稜線上はアウタージャケットと手袋が無いとチト厳しいです。


おー、見事な富士山のシルエット。
やっぱり、この山だけは特別だなぁ。


横岳とは1.5kmぐらいの間に、台座の頭、奥の院、三叉峰、日ノ岳、二十三夜峰といった小ピークが連続する岩稜の総称です。
危険箇所にはクサリが設置され、転倒厳禁のルートが長く続きます。
八ヶ岳の縦走路の中では一番難易度が高く、岩場に自信の無い人は安易に立ち入らない方が良いでしょう。




8:45 横岳の主峰、奥の院 標高2829m 登頂!


ジャンダルムを経験したせいか気持ち的には余裕たっぷり。
実に楽しい岩場歩きです。


横岳の核心部を過ぎると、その先には赤岳の勇姿が迫ってきます。
赤岳撮影の定番ポジションです。やっぱカッコ良いね。


9:40 横岳と赤岳の中間点、地蔵の頭に到着。
7月に僕は、行者小屋から地蔵尾根伝いにこの地蔵の頭まで登り、ここから先の赤岳は登頂済み。
これで主稜線の登山ルートは繋がりました。


これで八ヶ岳のメジャールートはほぼ制覇です。
やったね!

今回の予定はここまで。このまま地蔵の頭から行者小屋へ一気に下山しました。
行者小屋は連休の混雑が始まってます。


行者小屋からの景色は最高。
たった今歩いてきた横岳が良く見えます。カッコ良い山ですね。
あとはテントのある赤岳鉱泉までもうひと歩き。


11:10 赤岳鉱泉テント場に無事帰着。
硫黄岳、横岳周遊、楽しくて快適な5時間のトレイルでした。


こちらもテントの数が増えてました。
僕はゆっくり昼食を作って食べ、一服の後、ササッとテントを撤収。
あとは往路と同じ北沢沿いに、美濃戸までテクテクと下山。


一仕事終えた後の下山路って、ホッとした気持ちと同時に、なんだかビクトリーロードを歩いているような、少し誇らしい気持ちになります。

自然って、本当にいいですね。


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ボートデビュー

2014年10月05日 22時31分20秒 | シーバス
10月5日(日)
マルチアングラーのmm17さん、ついに海でのボートデビューです。
乗船して釣るだけじゃなく、自分で魚を探して釣りたいとのこと。 分かります、その気持ち。
それがマイボフィッシングの醍醐味ですもの。

その第一歩として、YAMAHAシースタイルに入会してレンタルボートでのスタートです。
その初日に僕もお相伴。

初回は横浜のDマリーナでスタートアップ講習を受けます。
僕も一緒に受講しちゃいました。
僕の東京湾歴は湾口部ばかりで、横浜界隈はあまり航行経験ありません。航路の注意点など結構ためになります。(本牧で一級免許取ったけど、まだベイブリッジも無い時代なので変りすぎ)

今回は20ftの和船タイプをレンタルしました。
台風前日ですが、懸念された風は殆ど無し。雨は本降りですが・・・

講習終えて、mm17キャプテンの操船で出航。運河伝いに横浜港へ出ます。
狙いは一応シーバスだけど、先ずは操船に慣れることや、ポイント探索の仕方などをやりましょう。

最初は緊張していたようですが、、、


そこはマルチアングラー、すぐに様になってました。


風を利用したポイントの流し方など、ちょっとしたコツを伝授。
mm17さんが操船、僕がアングラーとなってストラクチャーへキャストしますが、僕的にはいつもと役目が逆なのでなんだか落ち着きません。。。

mm17さんはベイブリッジを背に余裕綽綽。


雨に煙るMM21地区。
横浜って絵になるなぁ。。。


悪天候なので12時までの半日で終了。マリーナに帰港しました。
釣果は次回からと言うことで、まづはめでたくデビュー戦終了。


お疲れ様でした!

さあ、次回はどんなターゲットで行きましょうか?
夢が広がりますね!


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ペラ交換

2014年10月04日 21時14分34秒 | ボート
10月4日(土)
9月始めにペラの羽根がもげたまま、カジキもカツオもおあずけ状態のシーブレインです。
交換用のペラが入手できたので、さっそくペラ交換に行ってきました。

この程度なら自分で出来る!と、角屋メカからプーラー借りて勇んで行きましたとさ。。。




噂には聞いてましたが、シャフトとの固着具合はかなり強力。
コバルトさんにヘルプ頼んで、二人で力づくでボルトをグイグイ締め上げてったら、プーラーの10mmボルトが破断しました。
さらに強力なプーラーの手配をお願いし、本日の作業終了~
ハァ、、、 なかなか上手くいきませんなぁ。




週明けには台風直撃が濃厚なため、荒天対策も行う。
といっても、ラッシングベルトの増し締めや、デッキ上の物を片付けるぐらいしか対策は無し。
あとは運を天に任せるだけ。

まだ海は静かでしたが、台風が何事も無く過ぎ去ることを祈るのみです。




さて、明日は久々の東京湾ですが、かなり微妙な天候だなぁ・・・


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