シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

やったね!

2010年04月26日 00時49分10秒 | オフショアの釣り
     
      【That's it!  やったね!】

4月24日(土)

久々の出船。 実に3ヶ月ぶりです。
今回は面白い釣りがしたくって、ちょいとマニアックな「一つテンヤ」で乗っ込みマダイを狙うこととした。 今回は、大学生チームが乗船です。
この「一つテンヤのマダイ釣り」は、スピニングリールと1号以下の極細ラインを使い、リーダーの先に小さなタイテンヤを一個だけ付け、フワフワと沈めてダイレクトにマダイに食わせると言う、至極シンプルかつ繊細な釣法です。
ライトタックルの極致みたいな釣りですね。

     
     【「一つテンヤ」のタックル。 ボートシーバス用です。ラインはPE1号】

天気予報に反して北東がチトきつい。
さらにです、今日は晴れ予報の筈なのに、小雨がパラツキ、めちゃくちゃ寒い。
今日は遠出はせず、伊東~初島あたりを探ってみるつもり。

生エビの1匹付けで狙うのだが、テンヤが着底すると直ぐにエサ取りのアタリが出てエサがボロボロになってしまう。
色々場所を変えてみたが何処も同じ。エサが瞬殺されてしまい釣りにならない。 
どうも伊東周辺はタイテンヤには向かない感じです。
雨は降るし寒いしで、テンション続かず早めに終了しました。


4月25日(日)

朝から晴れー!!!  こうでなくっちゃね!
乗っ込み大鯛を求めて大島まで一気に走る。

ポイント到着。 水温18.5℃。マダイの最適水温だ。
早速6号のタイテンヤを沈めると、あれれ、真っ直ぐに沈んでいって、トンと着底・・・・ まずい、潮が全然流れていない。
うーん、天気は良いのに潮がない。 上手く行かないものだなぁ。
潮がとろいので、5号テンヤに取り替えてフワフワ感を演出することに。

この釣りは軽いテンヤ一個でマダイと渡り合うのだが、両軸リールだと回転抵抗でテンヤが沈まないので、ノーテンションでラインを繰り出せるスピニングリールを使う。
さらに、ラインの抵抗を最小限にするため、PE0.8号とかを使う。(今回は1号使用)
ロッドも極細ラインに合うバスロッド程度だ。
テンヤをしゃくり上げてはフリーフォールを繰り返し、竿先や糸ふけでアタリを取るという繊細な釣り。
ってことで、僕は先週、ボートシーバスで使ったタックルをそのまんま使用しました。

     
     【ハラハラドキドキのやり取り。ライトタックルで挑むと楽しさ100倍! タックルバランスが肝。】

やや深い80mダチで好反応ポイント発見。
二流し目、僕がしゃくり上げたラインの糸ふけがツンと走り、その後竿先に明確なアタリが!
ガシっと合わせると、根掛かりの様な手応え。直後ガクンガクンを首を振った後、重量感のあるトルクタップリの突っ込み! マダイと直感。
セルテート2500番のドラグが悲鳴をあげ、ソルティスト6fが満月に。
無理は出来ないが、かといって好き勝手に走らせれば根ズレする。タックルバランスは完璧なので、かなりきわどいやり取りの後、水面に姿を現したのは中々のマダイ。
若いお二人はデカイデカイと叫んでいる。
無事ネットインは、70cmジャスト、4.2kgのご立派サイズのマダイでした。

ヤッタネ、一つテンヤマダイ、ゲット!
サクッと目標達成でやんす。

     
     【ガハハハ。マダイGet! 絵に描いたような写真ですね。70cm、4.2kgの良型。】

その後も潮が動かず、赤イサキやカサゴ、沖メバルなど外道のみ。
根の荒い場所で、再び僕にヒット。 重量感はさほど無いが激しく暴れる。根ズレしやすい場所なので、ここも厳しいファイトで応戦。 上がってきたのは2kgぐらいの綺麗なカンパチ。

残り時間は大学生チームに楽しんでもらうため、ここでカンパチ狙いを続行。
インチクに付け替えて、ポンポンと同サイズのカンパチ2本追加したところで、本日終了。
クーラー満タンとなりました。

     
     
     【大学生チームもロッドを目一杯曲げて楽しそう。カンパチ、その他諸々ゲットしてました。】

天秤やコマセかごなど余計なものが一切無い「一つテンヤ」は釣趣満点。
スピニングリールを使って、いなして獲るというのは、ドライブ感があってかなり楽しいです。
ルアー派、マイボート派にはお勧めです!

そうそう、大島からの帰り道、盛大な鳥山があって、寄せてみたら小型の青物がパチャパチャ跳ねている。1~2kgのカツオみたいでした。 昨日も出てました。
ベイトはシラスっぽかったです。上りカツオって事ですかね。
コメント (15)
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行ってみようかな

2010年04月23日 08時03分46秒 | 釣りに関するエトセトラ
今週末は、小さな高気圧に上手く乗っかれそう。
少なくとも雨は無さそうだから、久々に行ってみようかな。

今の状況なら、マカジキ、マグロ、カツオ、ヒラマサ、ブリ、ワラサ、イナダ、マダイ、カンパチ、キンメ、オニカサゴ、イサキ、シロギス、マルイカ・・・
この辺りが狙えそうですね。

大きいのから小さいのまで、目移りしちゃいます。
あくまで、狙えるだけですが・・・

さて、ナニ狙おう?
面白い釣りをやりたいですね。

4500番以上の中、大型スピニングリールを全部オーバーホールに出しちゃって、今手元に無いんだよな。
もうショップには帰ってきてるんだろうか?
二軍落ちしたSTELLAを引っ張り出すかな。
今日、サンスイに覗きに行ってみよう。

リール次第で、週末のターゲットも決まっちゃいますね。
1月以来の出船だから、先ずは試運転から始めましょう。

コメント (4)
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都会のシーバス

2010年04月16日 23時56分55秒 | シーバス
     
      【都会の住人 シーバス】

4月14日(水)

毎年恒例となっている春の湾奥シーバスに行って来ました。
BASSMATE 徳永謙三さんのガイドによる、バチパターン。
数あるシーバスゲームの中でも、相当マニアックな釣りです。

一般的に、「バチ抜け」と言うともう少し早い時期と思われがちですが、なんのなんの、東京湾最奥部は今頃なんです。
潮と日没のタイミングがバッチリ合うこの日、釣友Kさんを誘っての出撃。

18:00 羽田の近くから出港。ロバロの21fで運河をカッ飛んで行く。
ポイントは運河の中のさらにその奥なので、波一つ無く、街の明かりが鏡のような水面に揺らめいています。
無数にあるストラクチャー。水深は2mぐらい。そんな場所がポイントです。

     
      【人間の館の直ぐ横にシーバスの棲家もある。東京は摩訶不思議だ。】

やがて地合が来ると、その鏡のような水面に小さな三角の引き波がツツツーと走ります。
そう、これがバチ抜け。 巣穴を出たゴカイが水面を泳ぎまわり、小さな引き波を作るのです。

ここのシーバスは、この水面を泳ぐゴカイを捕食しています。
”マッチザベイト”  
この釣りはルアーを超デッドスローで水面を滑らせ、ルアーで静かに三角波を引き、水面を泳ぐゴカイを演出するのです。
すると、鏡のような水面を突き破って、シーバスが突然飛び出すって訳です。
静寂から、瞬時にして興奮の舞台に大転換するのが、この釣りの妙味。 捕食の瞬間には、アングラーは必ずアッ!とか、出た!って声を上げちゃいます。 そう必ず・・・(笑)

直ぐ脇を首都高が走り、高層マンションやビルに囲まれ、夜間工事の光に照らされる。
大自然と対極の環境の中で繰り広げられる饗宴。 大都会のシーバスゲームです。

     
      【都会の片隅で繰り広げられる宴。短時間で充分だ。濃密な時間が過ぎてゆく。】

今回のサイズは40cm前後が主体で、最大は60cmぐらいだったかな。
ただ、みんなやけに元気で、フックアップするとバシャバシャバシャバシャと大暴れで、かなり楽しかった。

キャッチ数は全部で20匹ぐらいかな。
それ程多いと思われないでしょうが、ところがどっこい、バイト数はこの10倍以上は軽く有ります。ルアーを弾き飛ばしたり、食い損ねたりとミスバイトが多いのがトップの釣りの特徴。 その度に全身がドキッとする訳です。
このドキッがトップの釣りの醍醐味ですね。堪らないです。

     
      【ルアーもかなり怪しい。上から、ナイトレイド・イチかバチか・ニョロニョロ・ニュート】

このゲームは時期と場所がかなり限定的なので、残念ながら何所でも出来るものではありません。
大都会の一隅に、こんな怪しくも楽しい釣りが潜んでいるのです。
仕事帰りにチョイと過ごす、濃密な時間をどうぞ。

はまる人は絶対にハマリますよ!

コメント (10)
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黒潮だ・・・

2010年04月06日 18時29分22秒 | 釣りに関するエトセトラ
     


少し前から始まった黒潮の蛇行が、ここに来ていよいよ凄くなって来ましたね。
相模湾や東京湾口にも沖の潮がドドッと入っています。

この1~2週間、マグロ、ヒラマサ、ブリ、ワラサなどに関する活発な耳寄り情報がありました。
面白いことに、NOAAの水温図よりも、魚の反応の方が2、3日早く現れています。
魚の入り方と、NOAAの水温図に明らかにタイムラグがあるんですよ。

衛星から送られてくるデータが画像化されてネット上へアップされるまで、それなりの時間を要しているのは確かだけど、作成される水温図自体がかなりデフォルメされているので、細かな潮の動きまでは表現しきれないんでしょうね。

今の時期は、まだ冷水域と拮抗しているので、潮の流れは安定しません。小さな乱流が複雑に入り組んでいるようです。
魚たちも落ち着けなくって大変だと思います。(笑)

蛇行の結果、房総沿いに北の潮が引き込まれています。これは魅力ありますね。
最近海に出ていないので良く分かりませんが、イワシが沢山入ったことでしょう。
イナダの春のラッシュも楽しめるんじゃないのかな?

まあ、今の時期は潮を選んでいるよりも天候優先ですね。
今回のような蛇行が7月頃に起こったら、こんなにのんびりしては居られませんヤネ。。。

早春の渓流とか、東京湾のシーバスが気になってしょうがないシーブレです。

コメント (8)
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歌舞伎座

2010年04月03日 01時26分21秒 | 釣り以外のエトセトラ
     

4月2日(金)

桜が満開となった金曜日の宵、銀座で歌舞伎を観て来ました。
歌舞伎十八番、市川団十郎の「助六由縁江戸桜」です。
4月公演の初日を、御招待戴いたものです。

昭和25年に建てられた現在の歌舞伎座劇場は、この4月公演を最後に取り壊され、3年後にリニューアルされます。
今月は、由緒ある歌舞伎座の最後を飾る「さよなら公演」と銘打って、人気役者勢ぞろいでした。

江戸の華やかな文化を、連綿と受け継ぐ伝統芸。
何度観ても心が和らぎます。

来月からは新橋演舞場で上演されますが、やはり歌舞伎座で観るのは独特の味わいがあります。
この劇場で「助六」を観るのもこれが最後かと思うと、やはり感慨深いです。

携帯のカメラでパチリと収めました。
ささやかな記念写真です。

コメント (2)
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