【新生シーブレイン 本日デビューしました!】
2月26日(土)
New Sea Brain デビューしましたー!
12月30日に試乗し、ドドドッと進んだ乗り換え計画。
僅か2ヶ月の短い期間でしたが、本日伊東に回航し、計画は無事完了しました。
午前9時、平塚のリバーポートマリーナへ行く。
早速、角屋メカから、艤装品の取り扱い方や、各部スイッチ類の操作についてレクチャーを受ける。
コンバーチブル艇になると、やたらと装備が増えるんだなぁと実感。
発電機(12V系)と陸電(120V系)の使い分け、エアコンの切り替え、バッテリーチャージャーの仕組み等々、とてもじゃないが覚え切らない。こりゃ、使いながら覚えるしかないな。
さて、いよいよ下架。
エンジン始動。ボルボD4から、再びAD41に戻りました。懐かしいエンジン音です。
【先ずは川の中を静かに進む。操船は角屋メカ。FBの視線は高くて気持ち良いですね。】
角屋メカと二人で、伊東へ回航します。
相模川の中は角屋メカに操船をお願いし、海に出たところから僕が操船しました。
今日は北東の風が強いが、平塚辺りは沖出しの風なのでベタ凪。
グッとスロットルを開けると、一定の加速でスピードを増す。
船体が重くなった分、UFのようにいきなりトップスピードという爆発的な加速は無い。その代わり、ソフトな乗り心地のまま巡航スピードに達する。これならキャビンに居ても快適だろう。
いきなり鳥山とナブラに遭遇。幸先良いです!
3600回転で24ノット。このあたりが巡航スピードかな。速からず遅からず、ストレスの無い僕の好きな艇速です。
全開で4100回転まで回る。トップスピードは28ノットぐらい。もう少し出るとここ一番の安心感が増すが、こればかりはどうにもならんでしょう。
【スロットルを開けシートライアルの開始。UFとはまた違う世界が広がった。】
オートパイロットを使ってみる。
おおー 凄い凄い。
どんなときに使うと良いか、今後の研究課題です。居眠り運転には注意しないとね。
沖に出るに従い、追い波が徐々に大きくなる。チラチラと白波も立ち始めチョッピーな海面になってきた。
こうでなくっちゃ、船の性能は分かりません。(本来なら購入決める前にやる事か・・・)
全長が4フィート短くなった分、波を拾いやすくなったのが分かる。
逆に重くなってVが深くなった分、波当たりはソフトだ。
進路を変えて、波に向けて見た。
波を蹴散らして進むが、さすがに巡航のままではFB上はしんどいです。向かい波は20ノット以下にしましょう。
横波はあまり気にせずに走れそうだ。
きつめのフレアが効いているのか、全然スプレーを上げません。これは快適です。
フラップ操作で随分姿勢が変わります。これも研究課題ですね。
色々と試しながら走っていたが、その間、周囲はずーっと鳥が騒ぎ、青物が跳ね、イルカが躍動していた。
この船は魚っ気のある船のようです!
1時間の航海で、久々のサンライズマリーナに到着。
さて、これからが難題。
僕は2軸の操船はしたことありません。
どいうやって着岸すれば良いのよ? って角屋メカに聞くと、
舵は使わずスロットル操作だけ。これは慣れてもらうしかありません。 だって。。。
手は2本。レバーは4本。
手が2本足りません。全然思うように動かん!
【無事上架しました。マリーナスタッフが船台を調整してくれます。】
クレーンで吊り上げたら、思いっきり舵が右に切れてた。これじゃスロットルワークでまともに動く訳無いよって皆に言われました。
マリーナに入る時点で舵は中央に戻しとかないとダメってことね。
スラスターが付いてるけど、着岸の際、そいつを繰り出す余裕すらありませんでした。
暫くは魚釣るどころじゃないですね。離着岸練習からです・・・(苦笑)
何とか無事に上架も出来、新生シーブレインは元の置き場に収まりました。
でも、船が変わると、あらゆる手順や段取りが変わります。
【元の位置に落ち着いた新生シーブレイン。これからじっくりと馴染んでゆきましょう。】
新シーブレインはどんな船なのか、その全貌を僕はまだ知りません。
すべてがスムーズに流れ、自分の手足となるまではまだまだ時間が掛かります。
船とはそういう物でしょう。一つ一つを楽しんでゆきましょう。
Hamさんに船名のロゴをデザインしてもらいました。カッティングシートが出来上がったら、またグッと感じが変わると思います。
楽しみです!