シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

さよなら Seabreeze

2023年07月25日 18時19分36秒 | ボート
7月25日(月)

いよいよSeabreeze引き渡しの日となりました。
僕は朝からマリーナへ。
凪で良い回航日和です。

僕は愛艇の最後の点検。

すでに荷物は全部下ろされ綺麗に掃除もしてあるので、楚々としたいで立ちです。嫁入り支度はすっかり整ってますな。

小一時間、僕は一人でSeabreezeのキャプテンシートに座ったり、船の各所をサラッとなでたり。
最後のひと時を楽しみました。
これもまた、マイボートの味わい深いところなんですよね。





ちょっと寂しいけど、未練的なものはありません。
Seabreezeの船名にちなむように、今日は夏の心地よい風が吹いてる。
スッキリ爽やかな気分です。




予定時間に新たなオーナーさんがやって来ました。
今日は二人で回航するとのこと。

船の装備品や操作法など細々と説明しました。



Seabreezeの次の係留地は横浜の奥の方。
シーバスが沢山いて楽しそうだなぁ。

準備が整ったので舫いを解く。
いつもはロープを桟橋側に置いてゆくが、今日はその舫ロープも全部船内に積み込みます。

じゃあサヨナラ
行ってらっしゃい
大事にしてね
元気でな!



なんて言葉が、僕の中にランダムに沸き起る。
なにより、御安航を!



船が去った後には、ガランとしたバース。
こんなに広かったんだ。。。



このマリーナは長く居たいと思ってたのに、僅か三年で卒業することになってしまったのがちょっと悔やまれる。
隠れ家的で、とても心地の良いマリーナでした。
スタッフの方々、オーナーの方々、大変お世話になりました。



Seabreezeと過ごした日々は、今日をもって終了です。
仲間と釣りに出た日々は楽しかったなぁ。
23fセンターキャビン艇は、僕にとって実に気軽で気負わずに乗れる良い船でした。
東京湾、楽しかったです。



あっ、別にしんみりはしてません。
新オーナーさんは知り合い筋なので、今後も乗せて貰える流れ。
息子君も船持ってるしで、ボートに乗る機会は今後もあるでしょう。

そしてまた、いつの日か復活するかぁ!?   (笑)




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Seabreeze の荷物出し

2023年07月23日 20時56分46秒 | ボート
7月22日(土)

来週、Seabreeze の引渡し予定なので、船内の荷物出しを行った。
僕は元来、船にはあまり荷物や道具は持ち込まないタチなので、降ろす物もたいしてありません。



既に釣り道具の殆どは持ち帰っていたので、船内に残ってたのは工具や船具、メンテナンス備品程度です。
前のSeabrain の時は、船が大きかったこともあり、降ろした荷物はワゴン車2台分ぐらいあったけど、Seabreeze は船体が小さいので、荷物も少ないですね。



勿論、フェンダーやシーアンカー、係船用具、その他航海に必要な用具はそのまま引き継ぎます。



燃料タンク下などに溜まった汚れもなども綺麗にしました。



道具を一通り降ろしたら、船の隅々まで手洗いで洗艇。
すっごい綺麗になって、Seabreeze も少し若返ったような。



今まで、何回も船の乗り替えの度にこの作業をやってきたので、ひどく感傷的になることはないけど、やはり少しの寂しさと大きな感謝の念が湧いてきます。
船内の隅々まで自分の体と同じぐらい把握していたのを、一つ一つ解除する作業だもんな。。。

そんな想いを込めて、慣れ親しんだ船内の荷物を下ろしたあとは、隅々まで掃除したくなります。これって洋の東西を問わず、船乗りならするんだろうな。

僕の場合、ボートは釣りのための道具でもあるが、やはり「船」と「釣り」は別物と思ってます。
自分の船では、自分はあくまでもキャプテンであって、アングラーになっちゃいけない。
これが40年マイボートで様々な事を経験してきた者の、率直な感想です。



船ってサイズの大小に関わらず、すごく奥行きの深い世界でした。
面白かったよ!
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Seabreeze 終了へ

2023年07月08日 21時23分58秒 | ボート


唐突ではありますが、Seabreeze を手放すことになりそうです。

昨年ぐらいから出船の回数が減って(以前が多過ぎたともいう?)、あまり乗らなくなって来たので、誰か使ってくれる人がいたら譲ろうかなって思ってました。
先月、飲み会での話しの中で”欲しい“っていう方が現れた。
その後、シラフで(笑)じっくり考えてもらった結果、大丈夫引き継げます!とのことだったので、譲ることにしました。知合い関係筋の中で使ってくれるなら、僕にとっても目の届くところに居てくれる安堵感があります。

僕自身は次の艇に乗り替える予定は特に無いので、このまま僕のボートライフも一段落しちゃうかもしれません。
思えば25歳の時に初めてのボートを手に入れ、それ以来ずっと続けて来たマイボライフ。
38年かぁ。。。
随分と長く続けたものですねぇ。

ボートに飽きたとかでは無いけど、自分なりにマイボートでの釣りはやり尽くした感があります。
逆に言えば、新鮮味がなくなって来て、ちょっとマンネリ気味かなって思ったりもする。

毎回出航する時は今でもワクワクします。今日の水温水色はどうかな?潮は流れてるかな?船団はあそこに居るな、、、なんて思いながら、その日のゲーム構成を考えながら最初のポイントに向かう時は楽しくて仕方ない。
釣ることより、魚を探すことが僕にとってマイボートフィッシングの醍醐味なんです。何処そこに行けば釣れるっんだって分かった気になると、キャプテンとしての成長は止まっちゃうと思ってる。
何十年やってても、飽くなき探究心がキャプテンの腕を磨き、ボートライフを続けるモチベーションになるんだろうね。

最近の僕は、東京湾を長くやりすぎたせいか、どこか分かった気になってるし、事実、今日のこの潮ならあそこだな、とか今日のこのパターンは釣れないな、、、なんて半ばわかちゃう。(笑)
これじゃ面白さは半減しちゃうよね。

ということで、今月中には引き渡す予定です。
最後にもう一回乗りたいなぁと思ったけど、この週末も風強いね。。。

新オーナーになっても乗らせて貰えると思うので、今生のお別れということでも無いので気持ちは楽。
Seabreeze が、新たなキャプテン達の成長の場になってくれればいいなぁと思ってます。

近々荷物下ろして、最後に綺麗に磨いてやろう。

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オイル交換やりました

2022年12月17日 14時10分00秒 | ボート
12月15日

オイル交換しました。
前回出船時に、オイル交換時期を知らせるインジゲーターが点灯しました。これは前回交換から100時間経過したことを示します。

ブログを遡ると、前回のオイル交換は3月だったので、9か月で100時間乗ったということ。
ちなみにその前は7か月で100時間だったので、やはり出船回数減ってますね。。。
毎回、メンテノート代わりにこのブログに記録してます。

前回はオイルのみだったので、今回はオイルとフィルターを交換。
純正オイル4リーターと純正フィルターをポチリました。



うららかな午後の日差しの中、桟橋側に船尾を持って来て、のーんびり作業します。



エンジンカバーの中も綺麗。
もう2000時間近くになるけど、特にオイルの減りも激しく無いし、不調もありません。



以前、角屋メカの所でコンピューターに繋いでエンジンの運転履歴見たら、総運転時間に対して1000回転以下が65%を占めてました。
釣りで出ると一日中エンジン掛けっぱなしだけど、移動時以外はずっとアイドリングだから、実際に負荷を掛けた運転時間は短いんですね。
だからかな、適正なメンテナンスと過酷な負荷運転しなければ、そんなにエンジンは痛まないのでしょう。

一時間ほどで作業終了。
船の位置を元に戻して、しばらくアイドリングしてたら、突然エンジンがブスブス言い出し停止。その後何度セル回しても掛からない。

エッ、、俺、なんか変な事してエンジン壊した!?
プラグキャップやコネクターが抜けてないか、フィルター周りからオイル漏れてないかなど調べたが、特に問題見当たらず。

どうした!???

角屋メカに緊急電話して状況説明すると、、、 えっー何だろ。。燃料来てますか? って。
電話片手に、燃料ホース折れてないかとか調べたら、、、

アーッ、燃料タンクのコネクター外してあって、繋げるの忘れてた。。。
そりゃエンジン止まるわな。

エンジンメンテした後の試運転で止まったので、弄ったことによる不具合と思いこんじゃいました。
分かってしまえば笑い話だけど、焦ったわ。
毎度ながら、角屋メカには助けられます。



さて、オイルも新品になったので、走りも快調になるでしょう。
冬の時期も楽しく釣りましょう。

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船底メンテンナンス

2022年10月13日 10時26分09秒 | ボート
10月12日(水)

9月から延び延びになっていた上架船底メンテナンス、予定していたベイサイドマリーナは混み混みで、次の予約も数週間後。
秋の釣り最盛期に出られないのは何とも耐えがたい。今回は奥の手の場所でサッと上架することにした。

船底塗装の乾燥には高気温の日が適してる。当日の予報は晴天で気温23℃でした。
が、ふたを開けると曇天で20℃行くか行かないか、、、 今年はこんなのが多い。

北風7m/s、ドタンバタンしながら30分ほど回航。



朝7時半に上架です。早朝から有難い。
今日は助っ人で、H/HさんとJ弥君も来てくれた。
一日で船底の貝落としと、船底塗料二度塗り&乾燥までやるには、作業のスピードアップは必須です。早ければ早いほど乾燥時間が長く取れます。

結構付いてますね。今年の東京湾は貝の付着が激しいと皆言ってます。僕も同感。



高圧洗浄で汚れと藤壺の中身を吹っ飛ばす。
程よい風と案外湿度が低いので、船体の乾燥は早い感じ。

助っ人二人は船底メンテ作業は初めてだけど、特段難しい物ではない。前方右舷、左舷、後方と分担エリア分けし、スクレーパーで貝をジャンジャン落とす。



ここは船台が高いので作業は結構楽。船台が低いと態勢がきついし、上向きの作業が多くなるので大変なんです。
貝が落ちたら再び水洗いし、乾燥したら喫水線に合わせてマスキングを施し一回目の塗装。
これもエリア分けして快調に塗ります。
11時には一回目の塗装完了。いいペースだ。何より三人でやると肉体的な負担がまったく違います。助っ人は有難い!

早目に昼食へ行ってその間乾燥。無駄が無いね。

午後、二回目の塗装。
こちらもスルスル進みます。



14時頃には綺麗に塗り終えました。
マスキングテープを剥がすとスッキリ。この瞬間は何回やっても良いものです。

貝だらけだった船底は綺麗になりました!



気温も少し上がり、塗料の特性もあって乾燥、硬化がドンドン進みます。
もうやること無いので、ヤードでしばしの釣り談議。
船底が綺麗になったので、これからの季節ナニ釣ろうかってな希望に満ちた話に花が咲く(笑)

明日は雨&強風なので、今日降ろしてマリーナに戻ります。
暗くなる前の16時半に下架してもらう。



沖に出ると北東風が10m/s近く吹きあがり、八景前は反射波の三角波でちょっと怖いぐらい荒れてました。
久々に飛沫を被りながら走ったよ。この辺は北東にホント弱いねぇ。。。



17時無事マリーナに帰港。
今年の船底メンテナンス、無事完了いたしました!
一日で終わっちゃったよ。

助っ人のお二方、有難うございました!

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またまた延期

2022年10月07日 10時16分52秒 | ボート
前回の出船時(9/5)に、船底に貝付着でスピード上がらず満足に走れなかった。船底掃除が必要なのは明らか。
僕は毎年8月から10月あたりで船底メンテナンスを実施してるが、今年は貝の成長が旺盛なようだ。

いつもは平塚の角屋メカの所で上架整備の折に船底塗装も行ってるが、今年は貝が付きすぎて抵抗が大きく、この状態で長距離走るとエンジン痛めるだけなので、今年は近場のベイサイドで上架整備することにした。



早速ベイサイドで上架の予約入れると9/20まで空きありませんと。 で、待ち侘びた予約日は台風来襲でキャンセル。
次の予約を取り直すと、10/7まで空きなしと。

まるで歯医者の予約かいなと。。。
まあ、ビジターだからしょうがないのかな。

でで、1ヶ月以上待った今日が上架再予約の日なんですが、今年一番の寒さは良いとして、北風ビュービュー(10m/s)&本降りの雨。これでは回航も無理だし、そもそも雨の中で塗装作業は不可能。気温も低いから乾きも遅い。ああ。。。
泣く泣く2度目のキャンセルとなりました。

次はいつ空いてますか? 10月の末まで空きありません、、、 だそうです。

そこまで待てないし、何より仕事が間伸びするのは大嫌い!
やりたい事は即やるべし!!

違う手を考えてさっさか終わらそ。
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エンジンオイル交換&洗艇

2022年03月15日 10時42分55秒 | ボート
3月14日(月)

昨日久しぶりにSeabreeze乗った際、エンジンオイルの交換時期が到来したことを知らせるオイルランプが点滅してた。
前回の交換(2021.8月)から100時間経ったことを示している。
約半年で100時間かぁ、、、運行時間めっきり減ったなぁ。

オイルチェンジャーをバイクに積んでマリーナへ。
今日は気温20℃越えるとかで、バイク乗っててもウィンドブレーカーでOK
春だねぇ!


オイルチェンジャーをシュポシュポやってオイルを抜きます。
あまり汚れてない印象。
新しいオイルをタラーッと流し込んで、レベルゲージでオイル量確認し、オイルアラームをリセットしておしまい。
これでまたエンジンはリフレッシュされました。まだまだ元気に走ってくれることでしょう!




そして、この時期は雨が少なくって風が吹くので、どうしても船体は土埃で薄汚れてしまう。
久々に洗艇もします。

ホースで水をじゃんじゃん掛け、車用のシャンプーをスポンジに浸し、デッキやコンソールをガシガシ丸洗いします。
しっかしまぁ、天気良くって日差しが眩しい。てか暑くて、最後はTシャツでホースの水をバシャバシャ浴びながら、水遊び感覚で洗いまくってました。夏だねこりゃ。

一気に輝きが戻りました✨

さらにしつこい汚れ用に、今回は息子君に借りたポリッシャーも使ってみる。
FRP用のマリンクリーナーを塗布してグワワワワって磨くと、綺麗に落ちてゆきます。やはり道具は重要だよね。



このSeabreezeに乗り替えるとき、角屋メカの所でコンパウンド使って船全体をポリッシングしました。これやるとほぼ新艇の輝きを取り戻すことが出来ます。
ただしコンパウンドでゲルコートを削ってるので、ミクロン単位の作業が必要。素人施工はお勧めしません。
ボート屋さんが中古艇を売るとき必ずやってるけど、一時的にはピカピカになるけど、長期的に見ると微妙かも。
ゲルコートがしっかり残ってる船は、シャンプー洗艇で充分かもね。



春の到来とともにSeabreezeも綺麗サッパリ&快調になりました。
魚たちも日を追って活発になってゆくでしょう。
楽しみな季節到来です!

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年に一度の上架整備

2021年08月28日 11時01分40秒 | ボート
7、8月は雨やら台風やら何やらで、一ヶ月以上Seabreezeを動かさなかったら、一気に船底の藤壺が増殖してしまいました。
夏の東京湾だから当然です。
これ以上放置するとドンドン育ってしまい、収拾が付かなくなる。天候の安定している今がチャンス。
急遽、角屋メカの居る平塚へ回航し、上架整備(エンジン回り&船底)をすることとなった。


8月23日(月)
今日は北日中南の風という安定した回航日和。相模川河口の潮位の関係で14時入港という回航計画で行きます。
勿論シングルハンドです。
ノンストップで走れば2時間半ぐらいだが、余裕をもって10時にマリーナを出港。
そうそう、途中キハダが居たらとリーダー80ポンドを装着したタックルを用意しました・・・(笑)



行ってきまーす!
なんか東北東がやや強く吹いてる。急がないので18ノット位でのんびり行きます。
アシカ島にクレーン船が横付けされてる。愛しのアシカ島をどうしようってんだ?



剣崎を交わし城ヶ島を過ぎると相模湾に入ります。ここまで順調。
相模湾の水温が26度しかない。しかもかなりの濁り潮。流速自体はそこそこあるが、これ黒潮由来の潮じゃなさそう。
トビウオとか全然居ないし。。。

時間はたっぷりあるので、南西パヤオを表敬訪問。
軽く投げてみるとシイラがワラワラ付いてくる。メーターオーバーも見えたが、シマッタ小さいのが食っちゃった。。。



お久しぶりのシイラ君です。コンチワ。。
2投目、デカイの掛けたろっと思って投げるも付いてくるが食わない。
3投目、一匹も付いてこない。
相模湾の天才シイラたち。さすがに80LB.じゃ見切られるわな。

他のブイも見るが、どこもシイラいるけど釣れネ。。。
話題のキハダ船団は本日この海域には見当たらず。今日は大きく西に行ってる模様。確かにこの潮はキハダって感じじゃない。

こんな感じでフラフラしつつ平塚へ近づき、14時を期して河口へ突入。
今日はうねり無いから難しくはないが、毎度ここは緊張します。



川の中も浅瀬があって、下手なコースを通ると座礁しちゃう。角屋メカに電話でコース取りを確認しながらゆっくり進む。濁りが凄いね。
14時15分、桟橋に無事到着。そのまま上架。
さっそく船底見ると、ビッシリではないがそれなりに付いてる。
幸いなことにフジツボはさほど成長しておらず小さめ。良かった。。。



時間あるので早速ガリガリします。
この作業、けっこう疲れます。多くのオーナーさんはボート屋さんに頼んじゃうよね。
でも僕は何となーく自分でやろうと思ってます。これが出来なくなったらボート降りるときかなって。

そんなことを考えながらガリガリやってたら、夕方には一通り終わっちゃいました。
高圧洗浄で仕上げも完了。
初日で貝落としまで終わるとは嬉しい誤算です。藤壺が大きく育つ前の今やってしまって正解だったな。


8月24日(火)
朝から船底塗装開始。
今回用意した塗料は、シージェット033のバージョンアップ版で、プレミアムというそうな。
効果が上がるのは結構なことだが、劇的に付着しなくなったとかならいいけど、結局貝は付くんだろうな・・・



ローラーで塗るだけだけど、最初に用意した径のデカイローラーは物凄くやりづらくて、即径の小さいのに交換したら俄然効率が良くなった。小さなことだけど、道具の選定は重要ですね。



午前中で一回目塗装完了。
天気も良くて乾燥が早い早い。

昼休憩を挟んで午後から2回目塗装開始。
チャッチャカ進んで15時ぐらいには2回目も完了。
23フィート艇だと1缶(2L)で2回塗りがちょうどいい感じです。

さーて、塗装作業のメインイベントと僕が勝手に決めてる、マスキングテープ剥がしの儀です。

剥がす前



剥がすとぉ



キャー スッキリ!
男前!!!

貝落としから始まる船底塗装作業の苦労が吹っ飛ぶ、最大の場面っす!(笑)

明日は南西強風なので、どのみち回航は出来ません。
本日の作業はここまで。


8月25日(水)
朝一で船台を少しずらしてもらい、塗れてなかったところを塗ります。
あら不思議、昨日使ったローラーが全然固着してない。
これプレニアム版の特徴なんかな? もしかして劇的な効果があるのかも?
などと思いつつ、タッチアップ塗装はこれで終了。
今日1日、確り乾燥させましょう。完璧な流れだ!

エンジン回りは角屋メカにお任せします。
今回はエンジンの不調や修理箇所は特にありません。
エンジンオイル、ギヤオイル、オイルフィルター、ジンク交換など、消耗品の定期交換&各部点検です。



係留状態の船外機はオイル交換ぐらいしか出来ないから、年一回の上架整備はプロにちゃんと見てもらった方が安心です。



特に問題なく、エンジンの点検整備終了。
これにて、今回の上架整備の予定作業はすべて完了です。

いいねぇ!



天気も良く、順調に整備が済んでよかったよ。
今日吹いている南西の風も、今夜のうちに落ちるはず。明日、戻りの回航を行うこととした。

8月26日(木)
朝6時にマリーナ集合。
無風ベタ凪、回航するには最高のコンディションです。
今日は角屋艇がプライベートで釣りに行くというので、一緒に出航することに。これなら河川内の浅瀬迷路も安心だ。
静々と下架。



シュルルンとエンジン掛ける。エンジン音も心持ち滑らかです。(オイル交換したからね)
6時出航。お世話になりました。
また来年!



河川内を先行する角屋艇の後を付いてゆく。これなら安心!



河口は波もなく無事通過。相模湾へ出ました。
角屋艇とはここでサヨナラ。有難うございました。



綺麗になった船底で走りも滑らか。ベタ凪の海を三崎目指して軽快にクルージング。
あぁ、なんと気持ちいー!



ウン!?
行くてはるか先に船団が。。。
あんな場所に居るのはキハダに違いない。もしかして、ずっと西に移動していた群れがこちらの海域に戻って来たのか!?!?



おお、まごう事なきキハダ・カツオ狙いのコマセ、エビング船団だね。
見物がてら近づいてみると、なんと竿が曲がってるってるし!



今日は釣りしないんで、船団を後に僕は再び南下。
ウン!? 今日は潮がけっこう流れてる。トビウオもチラホラ飛んでるし。海の感じが来る時とは明らかに違ってますね。

今日は三崎港内は通らず、城ヶ島の遥か沖合を大きく回りながら東へ舵を切ると、、、エッー、潮目帯の先に鳥が滅茶苦茶いる。
鳥の動きが早い。たまに集まって鳥山になったり! キハダっぽいな!!

他に船は全然居ないけど、ここで投げ倒せばキハダでそうです。
今日は早く戻りたいんで釣りやらんけど、めちゃくちゃいい日なんじゃないの・・・



ザワメク心を抑えつつ、場を離れます。。。

暫く走ると、再びトビウオ多発地帯に出くわす。
イイ感じだよなぁ、、、と思いつつ走ってると、ベタ凪の海面に、、、黒い三角のひれ! サメですが。
こういうの直ぐ発見しちゃうんだよなぁ。カジキ病がまだ完治してないみたいです(笑)

なんて一人ニヤニヤしてると、視界の右隅でただならぬ水飛沫が!?
ナニナニナニ??? サメ???

刹那、キハダが全身出して砲弾ジャンプ!
君達、こんな所に来てるのか!?

さらに何匹もボイルしだした。
周り誰も居ないんだけど、なかなかのシチュエーションだよ、これ。

スローでボイルの先に進めると、再びボイルが始まり数秒で沈むの繰り返し。
当船、ただ今、やる気スイッチ入りまくりのキハダの群れに接近遭遇しちゃってます。
サイズは20~30kgと言ったところ。小さくは無いね。

しまいには、ボートから10mぐらいの所でもボイル出たよ。
キハダと目が合ったような・・・
キハダの口元から5cmぐらいのイワシが飛び散るのがハッキリ見えました。ここまで見えたのは始めたかも。
さすがにスマホでは撮れなかったよ。

やがてキハダは何処かへ去りました。
あービックリした!

気を落ち着かせて、再び航海モードへ気持ちを切り替えます。
剣崎灯台を交わして、東京湾へ入ります。漁師がサワラ漁をやってますね。



船がぐっと多くなる。東京湾だなぁ。。。
観音崎を回るとホームポートは近い。



9:15 母港に無事帰着。
ちょうど3時間、海況も良く順調な航海でした。
思わぬところでキハダの大歓迎も受けて、なかなかエキサイティングな航海でした。

今回は、作業はとても順調に進み、戻りの回航も予備日を使うことなく最短の日程で戻すことが出来ました。
小さな船なので、天候を読んでピッタリ合わせるのはなかなか難しいです。さらに潮位による出入港時間の制約もあるしね。
人間の都合に合わせて無理しないのがコツかな。



Seabreezeは今年も上架整備を無事終えました。

再始動いたします!

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船検完了

2021年06月12日 16時41分22秒 | ボート
6月12日(土)

Seabreeze 6年に一度の定期検査が無事完了し、本日新しい検査証が届きました。

現地での検査は6/11でした。
3年毎の中間検査、定期検査の度に信号紅炎を新調します。これだけは有効期限が設定されているので、認定品を購入しなければならない代物。



その他、救命胴衣、赤バケツ、レーダーリフレクターなど法定備品一式を、ロッカーから引っ張り出して、デッキに並べ天日干し。
検査員が来て、一つ一つ入念にチェックしてました。



今回は補機も登録することに。
あまり気にしてなかったんだけど、検査証に記載のない補機を付けてると、臨検なんか受けた時NGらしい。
逆に、検査証に補機の記載があっても、取り外してる分には問題無いんだって。



ということで、新しい検査証には、バッチリ補機が記載されました。
今の主機もボチボチ2000時間になりなんとしてるから、万が一の事考えると、予備動力があるというのは安心だよね。

このところ、運転免許書換、海技免許更新、バイク納車、小型船舶定期検査と続いたけど、これで一段落。
ついでに、さっきウェーダーの補修も完了。

梅雨入り間近だけど、陸上と海上の足は揃ったぜ!!!

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金沢八景

2020年11月06日 21時49分22秒 | ボート
11月5日(木)

AmazonでポチッたLEDデッキライトを取付にマリーナへ。
マリンショップで購入すると1万円以上するが、ネットの中華製なら2千円程度。
この価格差はなんだ? つまるところ明かりが灯れば良い訳だし。。。




作業は簡単に終わり時刻は15時。余りにも天気が良くベタ凪なので、ホロリと舫いを解いて船を出してみる。
この手軽さが海上係留の良いところ。

野島防波堤の内側入ってみたり、浅瀬の藻場を覗いて見たりと、普段行かないような所を覗いて歩く。
23f船外機ボートの気軽さ、面白さ。



海の公園浜沖で停船。
エンジン停止すると無音。
風速0メートル。釣り船も休業日ゆえに引き波もなんも無し。まったくのベッタラ凪。

信じがたい穏やかさに包まれて、傾く夕日を眺めてました。

むちゃくちゃ綺麗。。。



そう、ここは金沢八景。古からの景勝地なのです。

 小泉夜雨(こずみ の やう) - 手子神社
 称名晩鐘(しょうみょう の ばんしょう) - 称名寺
 乙艫帰帆(おっとも の きはん)
 洲崎晴嵐(すさき の せいらん) - 洲崎神社
 瀬戸秋月(せと の しゅうげつ) - 瀬戸神社
 平潟落雁(ひらがた の らくがん)
 野島夕照(のじま の せきしょう)
 内川暮雪(うちかわ の ぼせつ)

冒頭の浮世絵は安藤(歌川)広重の代表作「金沢八景」のなかの「野島夕照」
そして上の写真の左側の小高い山が「野島」と思われる。

沁みるなぁ。。。

沖側に目を向けると、嘗て海だったところには人工島の八景島シーパラダイス。広重の時代には無かった代物だ。



そして金沢八景は東京湾の釣り文化の一大拠点でもある。
良いところに船を置けた縁を、とてもうれしく思います。



夕方の散策中、海面や魚探ももちろん見てました。
クロダイの姿は見えたけど、ベイトもシーバスはまだこの辺には集まってないようだ。

広重とAmazonが心を揺さぶり、釣り船とジェットコースターが交錯する。ここは新旧文化が生きる海辺の街金沢八景。
さてこの先どんな遊びが展開するのだろう。
季節の進行が楽しみです。

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