8月16日(火)
本日が、私の夏休み初日です。
昨年、リーダーブレイクという離れ業を演じたカツさんが、一年越しのリベンジを賭けてのご乗船。応援も二名。
カツさんの意気込みとはウラハラに、今日は風が上がるのは100%確定。さらに、数日前まであった潮も霧散し、次の潮待ちのタイミング。1時間以内に着けるポイントはありません。
それでも、行けるところまで行きましょう、やれるところまでやりましょう、って感じで出港。
【風が半日もつかどうか。この潮で何処へ行けば良いのでしょう? 打つ手無し。】
潮は三宅周辺にあるが、今日の天候ではとても無理。
てか、大島並び辺りから、早くも南西の風が吹き出した。
それでもウドネまで行けたのはメッケモノ。その辺を曳き回す。
流れ:無し。水色:縞々。ベイト:無し。水温:26度台。。。 厳しいです。
無線では、三宅方面からヒットコールが聞こえてくるが、ウドネには一艘も居ません。そりゃそうだよな。。。
だましだまし曳きながら、利島の東を目指すが、さらに風が強まり、海面はぐでんぐでん。
大島の風速が10mを超えた。風の上がりが早い。昼まで持ちそうもない。
南も東も進めない。
これ以上の進展は無理と判断し、曳きながら帰ることに。
11時を過ぎた頃には大島の風速は15m/s。
周辺は当然の如く、時化状態です。
乗船者も、一人また一人とマグロと化してゆく。
さすがにこの状態では、カツオがヒットしてもまともに取り込めやしない。
もはや打つ手無し。
道具を上げて早仕舞いとしました。
さて、本日のメインイベント。フェニックスで始めての荒天航行試験です。
UFなら半べそ状態の強烈な追い波でしたが、これが意外と強い。
18ノットぐらいで頭を上げ気味に走ると、特に不安もなく、着実に走ってくれます。
こんな状態でも、殆どスプレーを浴びないのは素晴らしいの一言です。
もう少しスピードが出ると良いのですが、まあ良しとしましょう。
とまあ、出港前の予想通り、潮はなく、風は吹き、どうにもならん出撃でした。
まともなコンディションで、カジキを狙いたいものです。