シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

バスの聖地池原遠征

2021年07月22日 14時59分25秒 | バス
2年振りに ”ビッグバスの聖地” 池原ダム遠征に行ってきました。
2泊3日の定番ツアー。
前回、夢の60にあと1センチと迫ったmm17さんの結果や如何に!? 正にドリームツアーです。

7月18日(日)
この日は移動日。
第2東名、伊勢湾岸自動車道、東名阪、伊勢自動車道と乗り継ぎ、尾鷲北ICまで一気に走ります。
紀伊半島に差し掛かると雲が厚みを増し、やがて前が見えなくなるような豪雨。梅雨末期の土砂降りだ。川は大丈夫だろうか…

ドライブアシストが充実しているA4は、高速のロングツーリングはお手の物。途中の豪雨も何事もなく走り抜け、夕方には余裕で到着しました。
時間が余ったので、池原ダムの本流筋の一つ白川筋が車で見れるので、バックウォーターまで見に行ってみた。
事前情報の通り、現在の池原ダムは非常に珍しい満水状態。池原ダムの特徴である荒涼とした岩肌は水没し、湖岸は緑あふれる豊かな湖の様相。この状況が凶と出るか吉と出るか?
とにかく数10m単位で激しく水位変動する池原ダムは、毎回別の顔を見せてくる。とても難しい釣り場だ。。。

きなりの湯で温泉&夕食。
宿もいつものカーブの店。さて、明日から本番です!


7月19日(月)
実釣初日は毎回山岡プロにガイドをお願いしています。国内トップ5に君臨する現役バリバリのトッププロにして、ここ池原・七色がホームレイク。これ以上のガイドは居ないでしょう。
朝7時にトボトスロープで久々のご対面。



朝一は白川筋を攻めましょうとのこと。
プロの操るバスボートで、鏡のような湖面をカットビます。



今回はボトムの釣りをするとのこと。
持ち込んだタックルを見て、12ポンドのベイトロッドを指定されました。エッー、いつも4ポンドのスピニングメインなのに、やはり状況が変わるとタックルセレクトも全然変わりますね。
10インチぐらいのゴン太ネコリグ。(写真撮り忘れました…)これをボトムまでフリーフォールさせて、着底直後のアタリを取るとのこと。急深の池原はカーブフォールさせちゃうと直ぐに水深が10m超えちゃう。ラインスラッグの出し方が肝だ。



2時間経過。
山岡さんが、この時間でノーヒットはここ最近のガイディングではあり得ないですよ。今日は厳しいかも、、、との衝撃のご託宣。
朝からドピーカン。
まさにこの日、この地方は梅雨明けを迎えた。昨日までの曇天から一転、急に水中が明るくなったので魚が沈んでるとのこと。
ゆえに、景色的には最高なんです。

みてこの絶景。。。



食い渋り対策として、ライトタックルにやや細めのネコリグをセットしてくれた。
これによりヒットを拾えるようになった。

36cm



この後、判を押したように同一サイズがポロポロ釣れる。
ダブルヒットもあったり。



とにかくまあ、秘境感満載の池原で釣りができる幸せ。



今日はバスの居る場所と居ない場所がはっきり分かれてる。
プロがどうやってポイントを見切るのか、あるいは粘るのか、僕はその辺の話を聞きまくりました。やはり魚の居所を突き止めるのが一番重要で、ルアーセレクトは最後の段階ですよってのが、すごく腑に落ちた。僕もまったく同意見です。

最後にバックウォーターの釣りも展開。サイトフィッシングの極致。フィッシングってよりハンティングだね。
これは天才バスに負けました。。。



18時ぐらいまでやったかな。
37cmを頭に6、7匹釣れました。今回はビッグワンは出ず。
しかし、今回もまたトッププロの釣りのエッセンスを充分勉強させてもらいました。これが何よりの成果です。

山岡プロ、ありがとうございました。
じかいもまたよろしくお願いいたします。

この日も夜はきなりの湯で温泉&夕食。
この流れが実に心地よいで。




7月20日(火)

今日はレンタルボート2台借りて、mm17さんと僕、それぞれ単独で釣りを展開してみます。
池原で一人でやるの、僕は初めての経験。超ワクワクします。

3時半起床。5時ドリーム桟橋から出船。
まだ暗いし。。。



先ずは2艇で坂本筋へ。
誰も居ない早朝のダム湖を疾走。秘境感と緊張感、高揚感が堪らんわ。

先を走るmm艇



備後筋の埋没林地帯で30~35級が入れ食い。
昨日山岡さんから貰ったワームは、早々にロストしてしまい、僕はDSやジグヘッドワッキーで攻めました。



沖でボイルしてたので、トップを投げたらドバっと出てヒット!
デカかったけど、あろうことかリーダーブレイク。
昨日のリーダー(8Lb)そのまま使ってたのが悪かったな。心から反省。

mmさんも頑張ってます。



本日の最大は44~5cmでした。



昨日はガイドの言う通りの釣りをやってみて、今日は前日教わったことを元に自分なりにポイント選定やリグにアレンジを加え、何とかバスに到達したいと思って臨んでる。
こういう工夫や実験が面白くて仕方ないのです。
この45はちょっと嬉しい一匹でした。





しかし、池原はボートの数が限られてるし、ポイントは広いしで、他のボートが殆どいません。
昼近くなっても、まだ誰も叩いてないフレッシュなポイントだらけだ。
濃密な自然の中でノンストレスで釣りができる幸せ。関東のバスレイクではあり得ないですよね。

ダムの殆どは電波が全然繋がらないので、mmさんとはあらかじめ昼に一旦桟橋で落ち合うことにしてました。
そこで二人ともかなり満足しており、昼で終了することにしました。(朝5時からすでに7時間やってますしね)
なにしろ、今日はこれから長距離を走って帰るので余力も必要ですし。

今回はビッグバスは出なかったけど、ボトムを探る釣りが楽しめた。
山岡さん曰く、最悪の日を引き当ててしまったと言ってたが、確かにドピーカンが効いたかな。
逆にボート屋さんは、今の時期40cmの壁があると。たしかに判を押したように35,6cmばかりだったが、45cmが取れたのはむしろ良かった方なのかな。(僕はサイズにあまり拘りないので、、、)

初日はプロのガイドでクオリティーの高い釣りを経験し、2日目は復習も兼ねて自力で釣りを展開する。
なんとも贅沢な構成です。
そして、そこは日本一の巨大バスが生息する聖地池原。
6時間ぐらいのドライブで行けちゃいます。

バスフィッシングの良いところが全て詰まってるような、そんな遠征でした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カサゴ大爆釣

2021年07月11日 18時35分04秒 | オフショアの釣り
7月10日(土)

4日前のアジングでカサゴがけっこう食って来たので、今日はカサゴを主体のアジングをやってみましょうと、
根魚大好きなmm17さんと前日決定のスクランブル発進。

15時出船。明るいうちはカサゴ、暗くなったらメバル・アジという作戦。
港を出ると、直ぐ沖に改修を終えた「いずも」と思しき護衛艦。これ、改修というより最初から全通甲板の空母として作ってますわな。



近場のポイントから始めます。
今日は夕方から雷雨予報が出てるが、積乱雲はかなり内陸側にあってこちらはピーカン。日差しが完全に夏です!
暑い暑い。

相変わらず濁りが激しいが、今日はそこそこ潮が流れてます。
何か所か叩いてゆくとカサゴがポツポツ掛かるも、4日前ほどの食いではない。
今日もイワシの反応がアチコチで出ます。

何カ所目かのポイントで、いきなり連発モードに突入。
投げる度にカサゴが釣れます。
型も大中小と入り混じって来る。



潮もイイ感じで流れ、延々と釣れます。
mm17さんも快調に飛ばす。



僕の20匹目でメバル登場。



型の良いのは23、24cmぐらい。



mm17さんにビッグヒット!
暫く頑張ったがラインブレイク~
残念・・・ 場所と引き具合から、でかいクロダイかな。



とにかくカサゴが釣れ続き、二人とも大はしゃぎ。
日がやや傾くと、メバルもたまに混じるようになる。

これだけ釣れると、釣りが雑にならないよう、むしろ気を引き締めなきゃならない感じ。
とにかく ”飽きない” ことが肝要かと(笑)

釣れる時はいろいろ試すのもあり。
僕はルアーを変えず、ガン玉を増やしたり減らしたりして、フォールスピードを変えたり、しゃくり上げる高さを変えたりしてみた。
そうすると、アタリの出方の変化が分かります。

10mぐらいキャストしてカーブフォール。着底後1mぐらいしゃくり上げ、ラインスラッグを取って再びカーブフォール。
こんな感じで、常にラインを張り気味でフォールさせると、アタリと共にフックアップできる。
スモールマウスバスの感じに近いかも。

逆に今日はバイトは多いがショートバイト気味。たぶん食ってるエサがイワシで、俊敏な動きで食ってるんだと思います。
どれだけ釣っても飲み込むやつ居なくて、ほとんどが上唇の淵に掛かってくる。早合わせが有効なことは明らかでした。

これだけ釣れると止めるタイミングが難しいという、うれしい悲鳴。
18時が上げ止まりなので、夜のアジはもうイイよねってことで、このタイミングで終了としました。

釣ってる端からかなりリリースもしたので、正確な釣果は分からないが、
二人で50~60匹釣ったんじゃないかな。

いけすの中もグチャグチャ。



食べる分だけクーラーに収め、あとは全てリリースしました。
まだ明るいうちに帰港し、船の片付けも終わっちゃいました。



夏の夕方、実に心地よいですね。
いやー、今日は腹いっぱい釣ったなぁー!


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜のアジ・メバル・カサゴゲーム

2021年07月07日 15時44分24秒 | オフショアの釣り
7月6日(火)

前回の出船がいつだったかブログ遡ったら6/8。また一ヶ月空いちゃいました。。。
で、前回は初のアジ・メバルキャスティングゲームやってみたけど、これからというタイミングで南風が吹き出し中途半端に終了。
今日はこれの続きをやります!

今回もH/Hさんから凪を見計らってのスクランブル要請。
某メーカーのメバ・アジ専門テスターYさんも同行。
いまいち確信の持ててないメバ・アジのキャスティングゲームを教えてもらおうという作戦 (笑)
僕は今日は釣りはせず、操船に専念しつつ、プロの技をじっくり勉強します。


17時出船。
ベタ凪です。小雨がギリ降らない程度で暗くていい感じ。

シーバス探しで何度か来た事のあるポイントからスタート。
ラインはエステル0.3号、ジグヘッド1.5g、なかなかのフィネス。

魚探反応みながらボートをポジショニング。
イワシが多いですね。

開始早々にアジやカサゴがポンポンヒットする。



根岸湾に移動して、前回メバル連発したポイント入ると、、、
今日はフグの猛攻で釣りにならず。 あー、このパターンあるあるだぁ。。。
実は先週、僕も伊豆のゴロタ場でムラソイやったら、投げる度にフグがワラワラ付いて来て、ワーム齧られ釣りが成立しなかった。

で、少し沖目にはイワシがたくさん。
子サバがパチャパチャやってる。なんか魚っ気は凄いですね。

ジグヘッドを軽く投げてシェイクを入れつつカーブフォール。なるほどなるほど。。
ボトムを取ったら、シェイクしながら上げて、ラインスラッグ取ってまたカーブフォール。なるほどなるほど。。
小さなアタリにバシッと合わせて、でもエステルなのでドラグはユルユル。なるほどなるほど。。

なんか今日はカサゴがバンバン釣れます。
それも押しなべて型がよろしい。



たまにメバルやアジも来ます。
この釣り、暗くなる前でも充分成立しますな。

面白いのは、イワシを意識してるカサゴは中層でガンガン食ってくる。てかこの場合ボトムのエサは意中にない感じ。

暗くなって照明周りのポイント。
今日は水が滅茶苦茶悪い。あれだけ雨が降ってゴミやら雨潮やら赤潮やら。。。
アジがパラパラ食ってくるも、この悪い潮のせいか食いは余り良くないとのこと。



戻りコースで前半良かった場所に再び入ると、再びアジ、メバル、カサゴがハイピッチで釣れ続く。
圧巻は、メバルのトップウォータープラッキングゲームも成立したこと。
サイズがみんな良い。

20時半、潮止まり&雨雲接近(雨雲レーダー)により終了。

夜の海をクルージングです。
夜の東京湾は陸上も海上も照明灯であふれ、船影が見分けにくい。
航海灯だけで、動いている本船や漁船の方向を読み取らなければならないから、難しいね。
シーブレイン時代はレーダーあったから、夜間航行もヘッチャラだったけど、今は完全に有視界航行なので一瞬たりとも気を抜けない。
四方に気を配って、陸岸線やどの船がどちらへ動いているかなど、頭の中に位置関係を描きながら走ってゆく感じです。
夜間航行中は、途中でライト点けたり、余計な作業したりして、頭の中のプロッター画像をゆがめない様、最大限の集中力が必要ですね。

今回は上手い人に乗ってもらったので、魚が居れば確実に釣ってくれる。場所の選定の善し悪しが良く分かって面白かった。

大半はリリース。
釣り手二名で、アジ10、メバル15、カサゴ30ぐらいかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする