2日目
今日は、前から気になってた国師ヵ岳登山をやってみようかと。
この山は山梨と長野の県境にあり奥秩父山塊の西の端に位置してる。
以前はいずれの登山口からも遠く、奥秩父の中でも到達する事がかなり困難な山だったが、大弛峠の林道が繋がり、アクセスしやすくなった山だ。ただしこの林道は冬季通行止めとなり夏期限定の登山ルートです。
6時に宿を出発。釣りや登山やツーリングの時は、宿で朝食を摂ることは先ずない。アウトドアは早出が鉄則。だから素泊まりが〇
石和温泉から直ぐにフルーツラインと言うアップダウンのある丘陵の道を快走します。ほったらかし温泉とか有る辺りだね。景色が大きく開けた道で、山並みや甲府盆地の景色が素晴らしい。
早朝にこんな気持ち良い道をバイクで走るのはまさに至福!(気持ち良すぎて止まって写真撮らなかったよ)
1時間ぐらいそんな道を走って乙女湖で一服。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/a7/f4bf68430b8ecb16aec11593a0de18f7.jpg)
そこから川上牧丘線という林道で大弛峠まで駆け上る。この林道は峠から先は信州川上村に下ってゆく。
5月に行った千曲川源流イワナ釣り場がまさにそこ。その時はまだ林道は冬季閉鎖中だった。
峠の北側は千曲川信濃川水系、南側は笛吹川富士川水系。太平洋と日本海を分ける分水嶺だ。
国師ケ岳への登山ルートはこの大弛峠から尾根上を東へ進みます。逆に尾根を西へ進むと金峰山、瑞牆山へと続く。こちらは増富温泉側から何度か登頂済みだ。
たっぷりI時間半ぐらい林道走りを楽しみ大弛峠に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/56/ef56c51d4919ad29afccbafe51592238.jpg)
車やバイクが20台ぐらい止まってます。登山者のかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/ff/a75d5529938657a87681a5efec0c33b5.jpg)
僕もバイクを停めて、小さなザックに雨具、フリース、食料、ヘッデン、ツエルトだけ詰め込み登山したく完了。
この時期の登山なら渓流釣りの支度とほぼ一緒です。靴はゴアのアプローチシューズなので全然OK。
ひっさしぶりの山歩きだなぁ。
軽く汗をかきながらテンポよく登ってゆく。
なんか樹々の間から絶景が見えるんですけど!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/6b/caac25428447b6e9bdf817c60035ab42.jpg)
30分も歩くと、いきなり山頂の看板が。
エッ、もう着いたの!?
よく見ると前国師ヶ岳でした。前座の山とはいえ初登頂は嬉しいものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/5e/aeae2e2179f3abea803ad0d375e3877c.jpg)
一旦下り、もう一度登る。花崗岩特有の風化が進んだ岩々の登山道です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/bd/d64b1542d6abf47f471741e091e68138.jpg)
気持ちよく汗をかいた頃合いで、本命の国師ヵ岳到着!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/c6/245937f88a4c69d4c85bbd67bb7e8b03.jpg)
標高2,592m 国師ヶ岳 初登頂!
何気に2,500mを超えてる高峰です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/ff/c2bc786c483787c0a285b295579d027c.jpg)
自撮り(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/21/4c53021c60207e8c276e16a37e28c832.jpg)
いやー、素晴らしい景色です。
快晴、無風、眼下に雲海、雲海の上には高い山々が見えてる。
富士山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/ef/433132691af3077cd40399775f620a2a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/fb/47e7452e6a59279bcfff8ff40bd8b258.jpg)
南アルプス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/0f/07a2d02a0ab1f9e7cf11a464ba513d70.jpg)
日本一の富士山と、日本二位の南ア北岳が一緒に見えてる!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ef/e326241e50a26200b1e31bfbea8a5ef3.jpg)
手前の真ん中に見える丸い山は北奥千丈岳だね。あとで行ってみよう。
しかし素晴らしい日だ!
国師ケ岳を後にし、30分ぐらい歩いて北奥千丈岳に到着
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/a4/65d00b96a442a3c3d2b06fed5e1c94a2.jpg)
標高2,601m 北奥千丈岳 初登頂!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/0d/0b5e59f44a5a38f978b03e5aab269db9.jpg)
実は国師ヶ岳より高く、奥秩父の最高峰はこちらでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/55/145ef9ba2f52673ca12d0fe5cbbdecec.jpg)
左奥が南アルプス、右奥が八が岳連峰。真ん中近くが金峰山ですね、頂上の五丈岩が見えてます。
快晴無風、この景色はなかなか見られません。山頂は大感動大会。
この日を引き当てたのは大勝利だね。
周りの登山者とも自然とそんな会話をしてました。
午前中だけで2,500m超えの高峰を3座も登頂出来ました。
しかも大絶景付き!
大満足のうちに僕は山頂を後にし、ピストンで大弛峠まで無事降りてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/28/5f6b715cf72bada6780fb003b870e61f.jpg)
登山装備をほどきホムセン箱にパッキングします。
おっ、バイクが増えてる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/26/e6c7a75dff561ea006aba44634d424ee.jpg)
ガチオフ車のお兄さん方が居たので話してみると、これから信州側のダート区間を降りて、再びここへ戻って来るとのこと。このダートはかなり手ごわく、特に岩が角張ってたり崩壊後で浮石が多かったりとかなり神経使うらしい。山梨側は一般車でも大丈夫だが、信州側は四駆がやっととのこと。
はたしてクロスカブで荒れ荒れダートを走破することは出来るのか!?
興味あるよね~(いや、普通に登山終わったんだから帰れば良いのだよ。。。)
特にブロックタイヤに替えたばかりだし!
興味が勝るなら、即やってみるべし!
僕はそろりと信州側ダートを下り始める。魔界へ踏み込んだことは明らか。
いや、結構見た目以上に岩々で深いよ。ブロックタイヤは確り岩を捉えているが、明らかに地上高が足りてない。
ちょいちょい下回り打ってるし。アンダーガード無いからエンジン割りそう(汗)
サスのストロークも全然足りないわ。。。
ステップに立って両足でシート挟んで、両手でハンドル押さえ付けてバランス取りながら、ほぼブレーキ操作のみで下る訳だが、登山後にやるアクティビティとしては、ちとハードでないかい。。。?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/a0/ce62e852bbcfc241389f6d59134bf8e6.jpg)
1kmぐらい下ったところで一休みすると、さっきのお兄さん方が二台で下って行った。やはり安定してる。
僕も後を追って下るが、程なく離されてしまった。
そもそもだ、果たしてクロスカブでここを登り返せるのか?
途中でエンジン割ったり、谷にズリ落ちたら、誰が助けてくれるんだ??
僕は峠から2km程降った地点で引き返すことにした。
登り返します。
ムムム、フラットダートはローで問題なく登るが、ガレ場はかなり厳しいぞい。。。
何しろホムセンボックス積んで釣竿付けてるカブでっせ。頑張りすぎだろ(笑)
ガレ場では一度止まったら再スタートできないような感じだから、ステップに立って暴れる車体を何とかいなし、兎に角グイグイ進む。
ひときわ悪い区間などは、なりふり構わずシートにどっかり座って、コケない様に両足で地面を蹴飛ばしながら強引に進む。プチ四駆じゃー
ブロックタイヤだから何とか進むが、純正タイヤじゃ無理だったな。
登山靴もいい仕事してた(笑)
やっとこさ峠に戻りました。生還というニュアンスしっくり来たよ。
もう全身汗ぐっしょり。
両腕はグッタリ。
チョット前に山頂の絶景で感動してたのが遠い昔のよう。完全に感動記憶が上書きされてしまった。。。
あとから登って来た別のオフ車の方は、よくカブで登るなぁと感心しきり。ですよね〜
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/bf/d5a131846e53009594384251d3635312.jpg)
興味に駆られて挑戦してみたので、満足度は高いっす(笑)
さあ、もうイイだろう、帰ろう。
再び山梨側へ下り塩山で一服。 帰りは道志みちルート、R20ルート、柳沢峠~奥多摩ルートと3つのルートが考えられる。
R20みたいなThe国道は大嫌いなので、まだ走ってない柳沢峠ルートで帰ることにする。奥多摩から先はまた考えよう。
大菩薩ラインを柳沢峠に向け駆け上る。凄く良い道になってるね。ループ橋とかいつこんなになったのよ。
柳沢峠着。肉そばで有名な峠の茶屋。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/43/a5818dec513b6347d005b4b6eeb6e3c2.jpg)
この道はバイクがグッと多くなるね。みんな飛ばしてます。
丹波山村、小菅村、鶴峠と、僕もひたすらコーナーを攻める走りが続く。さっきのダート走行とは真逆の世界やわ。
もう場面展開が多すぎて、記憶の上書き上書きの一日だよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/aa/4a8572aea5ef8f13137178054dcdc33f.jpg)
ちなみに、新タイヤのIRC-GP22だけど、ガチのブロックタイヤの割に、舗装路も案外良い感じ。
後輪に荷重して倒し込むと、標準タイヤに比べて明らかに安定したコーナリングをしてくれる。
GP5はシートにドッカリ座ってスイスイと曲がる感じだけど、GP22は腰をクイッて捻ると車体がスッと中に入って来る。反応がイイね。カブってタイヤが細いから、案外ブロックタイヤとの相性が良いのかもしれない。
そんなこんなしながら走って、上野原でR20に合流。あー車多くて嫌だ嫌だ。
直ぐに藤野でR20離脱し、秋山川沿いに山の中に逃げ込み、青根で道志みちに出る。
あとはいつもの様に宮ケ瀬、伊勢原、平塚と進み海岸に出る。
なんやかんやで通勤ラッシュ前に帰宅出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/ce/e3dc593f957898c5fe2cea9f877b7f5d.jpg)
走行ログが大菩薩ラインの途中で切れてたよ。。。
信頼できるロギングアプリに中々出会えないっす。
メーター読みで、2日間の走行距離は405.4km
距離の割に、内容テンコ盛りの二日間だったなあ。
自分でも感動が追い付かない。。。
使ったお金は全部で5千円ぐらい。
県民割とカブの燃費のお陰です。内容に対してコスパ良すぎだわ!
今日は、前から気になってた国師ヵ岳登山をやってみようかと。
この山は山梨と長野の県境にあり奥秩父山塊の西の端に位置してる。
以前はいずれの登山口からも遠く、奥秩父の中でも到達する事がかなり困難な山だったが、大弛峠の林道が繋がり、アクセスしやすくなった山だ。ただしこの林道は冬季通行止めとなり夏期限定の登山ルートです。
6時に宿を出発。釣りや登山やツーリングの時は、宿で朝食を摂ることは先ずない。アウトドアは早出が鉄則。だから素泊まりが〇
石和温泉から直ぐにフルーツラインと言うアップダウンのある丘陵の道を快走します。ほったらかし温泉とか有る辺りだね。景色が大きく開けた道で、山並みや甲府盆地の景色が素晴らしい。
早朝にこんな気持ち良い道をバイクで走るのはまさに至福!(気持ち良すぎて止まって写真撮らなかったよ)
1時間ぐらいそんな道を走って乙女湖で一服。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/a7/f4bf68430b8ecb16aec11593a0de18f7.jpg)
そこから川上牧丘線という林道で大弛峠まで駆け上る。この林道は峠から先は信州川上村に下ってゆく。
5月に行った千曲川源流イワナ釣り場がまさにそこ。その時はまだ林道は冬季閉鎖中だった。
峠の北側は千曲川信濃川水系、南側は笛吹川富士川水系。太平洋と日本海を分ける分水嶺だ。
国師ケ岳への登山ルートはこの大弛峠から尾根上を東へ進みます。逆に尾根を西へ進むと金峰山、瑞牆山へと続く。こちらは増富温泉側から何度か登頂済みだ。
たっぷりI時間半ぐらい林道走りを楽しみ大弛峠に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/56/ef56c51d4919ad29afccbafe51592238.jpg)
車やバイクが20台ぐらい止まってます。登山者のかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/ff/a75d5529938657a87681a5efec0c33b5.jpg)
僕もバイクを停めて、小さなザックに雨具、フリース、食料、ヘッデン、ツエルトだけ詰め込み登山したく完了。
この時期の登山なら渓流釣りの支度とほぼ一緒です。靴はゴアのアプローチシューズなので全然OK。
ひっさしぶりの山歩きだなぁ。
軽く汗をかきながらテンポよく登ってゆく。
なんか樹々の間から絶景が見えるんですけど!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/6b/caac25428447b6e9bdf817c60035ab42.jpg)
30分も歩くと、いきなり山頂の看板が。
エッ、もう着いたの!?
よく見ると前国師ヶ岳でした。前座の山とはいえ初登頂は嬉しいものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/5e/aeae2e2179f3abea803ad0d375e3877c.jpg)
一旦下り、もう一度登る。花崗岩特有の風化が進んだ岩々の登山道です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/bd/d64b1542d6abf47f471741e091e68138.jpg)
気持ちよく汗をかいた頃合いで、本命の国師ヵ岳到着!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/c6/245937f88a4c69d4c85bbd67bb7e8b03.jpg)
標高2,592m 国師ヶ岳 初登頂!
何気に2,500mを超えてる高峰です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/ff/c2bc786c483787c0a285b295579d027c.jpg)
自撮り(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/21/4c53021c60207e8c276e16a37e28c832.jpg)
いやー、素晴らしい景色です。
快晴、無風、眼下に雲海、雲海の上には高い山々が見えてる。
富士山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/ef/433132691af3077cd40399775f620a2a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/fb/47e7452e6a59279bcfff8ff40bd8b258.jpg)
南アルプス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/0f/07a2d02a0ab1f9e7cf11a464ba513d70.jpg)
日本一の富士山と、日本二位の南ア北岳が一緒に見えてる!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ef/e326241e50a26200b1e31bfbea8a5ef3.jpg)
手前の真ん中に見える丸い山は北奥千丈岳だね。あとで行ってみよう。
しかし素晴らしい日だ!
国師ケ岳を後にし、30分ぐらい歩いて北奥千丈岳に到着
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/a4/65d00b96a442a3c3d2b06fed5e1c94a2.jpg)
標高2,601m 北奥千丈岳 初登頂!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/0d/0b5e59f44a5a38f978b03e5aab269db9.jpg)
実は国師ヶ岳より高く、奥秩父の最高峰はこちらでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/55/145ef9ba2f52673ca12d0fe5cbbdecec.jpg)
左奥が南アルプス、右奥が八が岳連峰。真ん中近くが金峰山ですね、頂上の五丈岩が見えてます。
快晴無風、この景色はなかなか見られません。山頂は大感動大会。
この日を引き当てたのは大勝利だね。
周りの登山者とも自然とそんな会話をしてました。
午前中だけで2,500m超えの高峰を3座も登頂出来ました。
しかも大絶景付き!
大満足のうちに僕は山頂を後にし、ピストンで大弛峠まで無事降りてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/28/5f6b715cf72bada6780fb003b870e61f.jpg)
登山装備をほどきホムセン箱にパッキングします。
おっ、バイクが増えてる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/26/e6c7a75dff561ea006aba44634d424ee.jpg)
ガチオフ車のお兄さん方が居たので話してみると、これから信州側のダート区間を降りて、再びここへ戻って来るとのこと。このダートはかなり手ごわく、特に岩が角張ってたり崩壊後で浮石が多かったりとかなり神経使うらしい。山梨側は一般車でも大丈夫だが、信州側は四駆がやっととのこと。
はたしてクロスカブで荒れ荒れダートを走破することは出来るのか!?
興味あるよね~(いや、普通に登山終わったんだから帰れば良いのだよ。。。)
特にブロックタイヤに替えたばかりだし!
興味が勝るなら、即やってみるべし!
僕はそろりと信州側ダートを下り始める。魔界へ踏み込んだことは明らか。
いや、結構見た目以上に岩々で深いよ。ブロックタイヤは確り岩を捉えているが、明らかに地上高が足りてない。
ちょいちょい下回り打ってるし。アンダーガード無いからエンジン割りそう(汗)
サスのストロークも全然足りないわ。。。
ステップに立って両足でシート挟んで、両手でハンドル押さえ付けてバランス取りながら、ほぼブレーキ操作のみで下る訳だが、登山後にやるアクティビティとしては、ちとハードでないかい。。。?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/a0/ce62e852bbcfc241389f6d59134bf8e6.jpg)
1kmぐらい下ったところで一休みすると、さっきのお兄さん方が二台で下って行った。やはり安定してる。
僕も後を追って下るが、程なく離されてしまった。
そもそもだ、果たしてクロスカブでここを登り返せるのか?
途中でエンジン割ったり、谷にズリ落ちたら、誰が助けてくれるんだ??
僕は峠から2km程降った地点で引き返すことにした。
登り返します。
ムムム、フラットダートはローで問題なく登るが、ガレ場はかなり厳しいぞい。。。
何しろホムセンボックス積んで釣竿付けてるカブでっせ。頑張りすぎだろ(笑)
ガレ場では一度止まったら再スタートできないような感じだから、ステップに立って暴れる車体を何とかいなし、兎に角グイグイ進む。
ひときわ悪い区間などは、なりふり構わずシートにどっかり座って、コケない様に両足で地面を蹴飛ばしながら強引に進む。プチ四駆じゃー
ブロックタイヤだから何とか進むが、純正タイヤじゃ無理だったな。
登山靴もいい仕事してた(笑)
やっとこさ峠に戻りました。生還というニュアンスしっくり来たよ。
もう全身汗ぐっしょり。
両腕はグッタリ。
チョット前に山頂の絶景で感動してたのが遠い昔のよう。完全に感動記憶が上書きされてしまった。。。
あとから登って来た別のオフ車の方は、よくカブで登るなぁと感心しきり。ですよね〜
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/bf/d5a131846e53009594384251d3635312.jpg)
興味に駆られて挑戦してみたので、満足度は高いっす(笑)
さあ、もうイイだろう、帰ろう。
再び山梨側へ下り塩山で一服。 帰りは道志みちルート、R20ルート、柳沢峠~奥多摩ルートと3つのルートが考えられる。
R20みたいなThe国道は大嫌いなので、まだ走ってない柳沢峠ルートで帰ることにする。奥多摩から先はまた考えよう。
大菩薩ラインを柳沢峠に向け駆け上る。凄く良い道になってるね。ループ橋とかいつこんなになったのよ。
柳沢峠着。肉そばで有名な峠の茶屋。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/43/a5818dec513b6347d005b4b6eeb6e3c2.jpg)
この道はバイクがグッと多くなるね。みんな飛ばしてます。
丹波山村、小菅村、鶴峠と、僕もひたすらコーナーを攻める走りが続く。さっきのダート走行とは真逆の世界やわ。
もう場面展開が多すぎて、記憶の上書き上書きの一日だよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/aa/4a8572aea5ef8f13137178054dcdc33f.jpg)
ちなみに、新タイヤのIRC-GP22だけど、ガチのブロックタイヤの割に、舗装路も案外良い感じ。
後輪に荷重して倒し込むと、標準タイヤに比べて明らかに安定したコーナリングをしてくれる。
GP5はシートにドッカリ座ってスイスイと曲がる感じだけど、GP22は腰をクイッて捻ると車体がスッと中に入って来る。反応がイイね。カブってタイヤが細いから、案外ブロックタイヤとの相性が良いのかもしれない。
そんなこんなしながら走って、上野原でR20に合流。あー車多くて嫌だ嫌だ。
直ぐに藤野でR20離脱し、秋山川沿いに山の中に逃げ込み、青根で道志みちに出る。
あとはいつもの様に宮ケ瀬、伊勢原、平塚と進み海岸に出る。
なんやかんやで通勤ラッシュ前に帰宅出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/ce/e3dc593f957898c5fe2cea9f877b7f5d.jpg)
走行ログが大菩薩ラインの途中で切れてたよ。。。
信頼できるロギングアプリに中々出会えないっす。
メーター読みで、2日間の走行距離は405.4km
距離の割に、内容テンコ盛りの二日間だったなあ。
自分でも感動が追い付かない。。。
使ったお金は全部で5千円ぐらい。
県民割とカブの燃費のお陰です。内容に対してコスパ良すぎだわ!