【ナイトモンスター サットウ(アブラソコムツ)キャッチ!】
11月23日(日)
朝下架して、昼夜ダブルヘッターで出船。
H/Hさん御来船。
当初は利島あたりまで走って本気ジギングでやろうかなんて話していたが、朝から予想以上の西風。 石廊崎で15m/sとかで話にならない。
風裏になる手石周りアオリのキャスティングをやってみるが、ノーヒット。
日中の浅場はやっぱり厳しいみたいです。
昼前に一旦マリーナに戻って、マオさん、マッちゃん合流。
ちょうどマリーナではカジキの解体ショーが始まるところで、観光客に囲まれてカジキが吊るされていました。
ご挨拶代わりに、超マル秘ポイントでワームのダウンショットリグでカマス釣り。
バイト、チェイス連発で楽しいの何の。20分ぐらいで3匹ゲット。
沖は相変わらず荒れているので、川奈の岸寄りで中深場釣りをやることに。
後進で船を立てながら100m~200mあたりを探るが、どうした訳かアタリが殆ど無い。
昨年、オニカサゴが結構釣れた場所なんだけど・・・
夜の部に備えて15時過ぎに沖上がりしたけど、結局サメ少々で終了。 チョット意外な釣果でした。
いぜんとして西風が落ちる気配は無い。
マリーナに戻って軽く腹ごしらえしつつ、夜の部はこの風じゃぁ無理かなぁなんて話してたら、何か風が落ち始めた。
よっしゃ、行くべ!
暗くなる前にポイントに入りたかったので、夕闇に追われるように全速力で初島へ。
200m立ちでパラシュートアンカーを入れて船を停める。
風が北に変わった。
マオさんオリジナルの電気浮き仕掛けを投入。 タナは100mにセット。
勿論狙いはメカジキ!!
風が強すぎて船が押されてしまい潮と同調しないため、浮きが船首方向へ行ってしまう。
パラシュートをやめて後進で船を立てることに作戦変更。
船の後方の真っ暗な海に、かなり怪しい巨大電気浮きが漂っている。
遠くに熱海の100万ドルの夜景が輝いている。
なかなかの雰囲気だね、これは。
いくらも経たないうちに浮きが海中に消しこんだ。
ワオ! 掛かったんじゃない!?
浮きを回収して取り外すのに手間を食う。この辺は改良の余地ありだ。
マオさん、ファイト開始。 ガンガン暴れている。 サットウのようだ。
アレ? 途中でバレタ。 回収してみるとフックの根元ザイロンがバッサッリ切れている。 残念。
再びマオさんヒット。 先ほどのより大きそうだ。
電動リール使用での手持ちファイトはなかなか大変。ウェストギンバルセットしておけば良かったかな。
水面に20kgオーバーのサットウが姿を現す。かなり大暴れしている。僕がリダーを掴もうとした時にフックアウト。
アー残念。 シーブレインのファーストサットウだったのになぁ!
マッちゃんの方にもヒット。最初はマオさんと祭ったと勘違いし、マオさんの方だけファイトしたが、結局お祭りしてなかった。 ダブルヒットだったようだ。
面白そうなので、僕もスピニングタックルにジグで参戦。
タナを探っていくと90mでガガンと派手にヒット。
物凄い勢いで走る。ドラグが止まらない。 これデカインじゃ無いの!?
ロッドはフル状態。ドラグ出っ放し。 イヤー、最高に楽しいね!!!
何回かの突込みを楽しみつつ、やっとリーダーが入る。マッちゃんにリリースギャフ入れてもらい取り込み成功!
やったね。初サットウキャッーチ!
15kgぐらい。思ったほどデッカクなかったけど、よく走る奴でした。
デッキ上のサットウを皆でマジマジ見るが、見た目も、ファイトも殆どイソマグロと変わりませんね。
【姿かたち、ファイト、そのまんまイソマグロです。】
その後もマオさん、マッちゃんにもサットウがヒットするが、いずれもハリス切れ。
ワイヤーリーダー使うなどの歯切れ対策しないと、なかなかキャッチは難しそうだ。
でも、この釣り、バラシてもあんまり悔しくないのがいいところ。(笑)
20時過ぎに北東が俄然強くなってきたので終了としました。
何年か前から自船でやってみたかった、夜バラムツ、サットウ釣り。目標クリアです!
いやいや、ナイトモンスター、怪しい面白さかなり満載ですね。
完全なお遊びフィッシングですが、こんな近場で、ドラグ出っ放しの大物のファイトを楽しめちゃうんですからね。
この夜遊び、寒い思いや、風で悩まされると面白さも半減しちゃうので、今年はこれで終了。
来年は9月あたりのベタ凪ぎの日を狙って、またやってみよっと。