一週間後に日本を出て、この辺りを旅してきます!
海外といえば、ほぼ遠征釣行ばかりだったけど、今回は違う。
上の地図の赤丸の辺りを、一人でバイクで行けるところまで行ってみようかと。
場所的には、インド最北部のヒマラヤ山中。パキスタンと中国の国境(暫定停戦ライン)に隣接するラダック、ザンスカールエリアです。
赤丸の東半分がチベット仏教が色濃く残るラダック。
赤丸の西半分がイスラム教徒が暮らすザンスカール。
まさに東西文化の境界エリアというか、東の最果てと西の最果て。。。
リアル辺境の地です。
一帯は峠をいくつも超えた先にある標高4000mから6000mのヒマラヤ高地で、高峰や氷河や深い谷しかない荒涼とした地です。
その中にポツンポツンと集落があり、チベット民族が下界とは隔絶された環境で伝統的な暮らしをひっそりと続けている。
集落を繋ぐ道は、古来から峠をロバとか歩きで超えて行かねばならない地域です。
そんな場所も、最近では四駆ならなんとか進めるかも、、、でも一歩間違えれば谷底へ、、、的な道が徐々に延びているようです。(軍用みたいです)
奥地へは一般の観光客が入り込む術はないが、バイクなら単独でも入り込めるんじゃないかなと。。。
冬は雪と氷で道は閉ざされ、陸路での移動は不可能。夏場しかこの地には立ち入れないのです。
奥地の情報は殆どありません。食料や泊まる所も民家だより? 行ってみないと分かりません。
間違いなくいえる事は、コミュニケーション力が相当必要であろうこと。
当然旅程なんて立てられないから、帰国の時期も白紙。また片道切符だ...(笑)
6ヶ月オープンの航空券を購入しました。インドのビザも最長6ヶ月だから、それまでには帰らないとね。
自分的には、なんとなーく1、2ヶ月ぐらいで一段落させたいとは思ってます。疲れちゃうもんね。
奥地の通信環境は望むべくもない。たまに補給で町に降りて来ると思うので、そのときにネットに繋がるかな。
そんなタイミングでこのブログも更新できるかもです。
準備としては、先ずは装備を思いつくまま山積みにしてみた。
そこから、かなりの集中力で日々荷物の絞り込み作業を行ってます。ここでの判断ミスが、現地で何倍にもなって難渋することになる。
無駄なもの、余計なものは一切排除します。
今回はザックのほかに撮影機材やPCも持ち込むので、移動手段としてのバイクは理にかなってるかなと。
バイクは現地調達の予定。
今の僕の全力を掛けて、この旅に臨もうと思ってます。
いろいろと危ないのは百も承知のこと。
死にたくはまったく無いけど、場合によっては死んでも仕方ないかなと。(笑)
余力は残したくなかったので、船も処分した次第です。
久々にヒリヒリするような旅になりそうです。