1月26日(日)
山も行きたいと思いつつ、なかなかタイミングが合わない。
天候が悪い、雪が無い、など雪山ハイシーズンなのにも関わらず、いまだ行けず。
何とか、厳冬期ど真ん中の1月中に一撃やりたいと思っていた。
で、一月の最終週に、西穂高のピラミッドピークを狙った。
以前独標まで行ったのでその先に進みたいと思ったのだ。
しかし、西から南岸低気圧が・・・
ギリギリまで天候調査したが、厳しそう。真冬の北アの稜線で吹かれたら普通に死にます。。。
色々考えて、高気圧のへりに引っ掛かる谷川岳にターゲット変更。
厳冬期の谷川岳は、豪雪と厳しい天候で狙えるチャンスがほぼ無い山です。
僕も雪積期の谷川岳は3月頃の天候の安定してくる春山シーズンに何度か登りましたが、厳冬期は近付いた事もありません。
でも、今年は冬型が崩れやすく、1月の厳冬期でもチャンスが出来るのです。
朝7時過ぎにベースプラザに到着。
8:45のロープウェーで天神平まで上がる。
天神平はたっぷり雪があるにも拘らず、スキー客殆どいません。
谷川岳がお出迎え。たっぷり雪が付いてる。厳冬期の谷川岳を始めて見たよ。

天候も大丈夫そうだ。
スタート。登山者も居ます。

アイゼンとストックでスタート。最初からハードシェルは着用した。
久々の雪の感触。
春の雪とは違い、ビシッと詰まっててキュッキュと軋むようにアイゼンの歯を受け止める。
視界の中には常にパラパラと登山者が見える程度。流石にこの時期の谷川岳に来る人は少ないですね。

穴熊沢避難所。
2m位雪が少ないかな。

体調は悪く無いが、やはりパワー不足感は否めない。疲れてないのだがスピードが上がらないのよ。
まあ、歳だわな。。。
登ってる人たち見ても、年配者は殆どいない。この時期に来る登山者はガチ勢が多いね。

森林限界を超えた辺りから、時折谷から風が吹き上げてくるようになった。
西側の万太郎に続く稜線を眺めながら高度を上げる。
テンション上がります!

東に西黒尾根。
夏に登りましたね。

綺麗だ。

11時過ぎに肩の小屋に到着。
ここから先は世界が一段変わるので、手袋を厳冬期用に変え、ストックからピッケルに持ち替える。

いざ、頂上アタック!

蒼と白しかない。
素晴らしい!
ンッ!? 万太郎谷方向から冷たい風がやや強めに吹き上げて来る。
絶妙なバランスで落ち着いていた天候が、そろそろ終わりを告げつつあるようです。こういう変化を見逃してはいけない。
ガシガシ登る。
谷川岳は双耳峰といって、頂上ピークが二つあるのです。
手前のトマノ耳に到着!

やったね!
皆さん記念撮影してます。
ここからもう一つのピーク、オキノ耳が見える。

カッコいい!
半分ぐらいの人は、手前のトマノ耳までで引き返すが、わたしゃ行っちゃいます!オキノ耳へGO!
このトマとオキの間が、このルートの中では一番の核心部でしょう。
盛大に張り出した雪庇と、強風、転んだら即滑落。 なら行くなよ。。。
強風によるエビの尻尾。

で、風が結構吹いて来た。
体は大丈夫なんだけど、顔がヒリヒリします。バラクラバ(覆面)はリュックの中だけどここじゃ出せない。
フードでなんとか凌ぎつつ進む。
オキノ耳到着!

標柱が埋まってますね。(笑)
自撮り。
顔が、、、長時間居ると凍傷になるって。

オキノ耳から見たトマノ耳。

万太郎谷。吸い込まれそうだ。

いいねぇ。

降りましょう。
風に緩急があり、瞬間的に10m/sぐらいあるでしょう。不意打ち食らってよろけたら奈落の底だわ。
西黒尾根の分岐を示す有名な標柱。
凍り付いてます。

肩の小屋まで戻って一段落。
おにぎり頬張って、ストックに持ち替え下山開始。
下りは慎重に行きます。
ジジ臭い感想だけど、雪の方が膝への負担は少ない気がする。
元気な若者は速い速い。
ジジイはマイペースで。チト悔しいが。。。。。
稜線を吹き渡る風がどんどん強くなってる。
森林限界に逃げ込んじゃうから大丈夫なんだけど、まだ上にいる人は大変かも。
このまま谷川岳はいつもの厳しい風雪に包まれ、人が近付けない世界になるんでしょう。
14:00 天神平に帰着、そのままロープウェーで下りました。
ベースプラザに着くとホッとする。
下山届を提出。
帰りは谷川温泉の湯テルメへ。

キンキンに冷やした体を温泉に浸ける瞬間は、最高なんだよね。
これにて、今回の谷川岳登山は完了。
厳冬期の1月に谷川岳の頂上を踏めて、ちょっと幸せです。
体力付けなきゃね!
山も行きたいと思いつつ、なかなかタイミングが合わない。
天候が悪い、雪が無い、など雪山ハイシーズンなのにも関わらず、いまだ行けず。
何とか、厳冬期ど真ん中の1月中に一撃やりたいと思っていた。
で、一月の最終週に、西穂高のピラミッドピークを狙った。
以前独標まで行ったのでその先に進みたいと思ったのだ。
しかし、西から南岸低気圧が・・・
ギリギリまで天候調査したが、厳しそう。真冬の北アの稜線で吹かれたら普通に死にます。。。
色々考えて、高気圧のへりに引っ掛かる谷川岳にターゲット変更。
厳冬期の谷川岳は、豪雪と厳しい天候で狙えるチャンスがほぼ無い山です。
僕も雪積期の谷川岳は3月頃の天候の安定してくる春山シーズンに何度か登りましたが、厳冬期は近付いた事もありません。
でも、今年は冬型が崩れやすく、1月の厳冬期でもチャンスが出来るのです。
朝7時過ぎにベースプラザに到着。
8:45のロープウェーで天神平まで上がる。
天神平はたっぷり雪があるにも拘らず、スキー客殆どいません。
谷川岳がお出迎え。たっぷり雪が付いてる。厳冬期の谷川岳を始めて見たよ。

天候も大丈夫そうだ。
スタート。登山者も居ます。

アイゼンとストックでスタート。最初からハードシェルは着用した。
久々の雪の感触。
春の雪とは違い、ビシッと詰まっててキュッキュと軋むようにアイゼンの歯を受け止める。
視界の中には常にパラパラと登山者が見える程度。流石にこの時期の谷川岳に来る人は少ないですね。

穴熊沢避難所。
2m位雪が少ないかな。

体調は悪く無いが、やはりパワー不足感は否めない。疲れてないのだがスピードが上がらないのよ。
まあ、歳だわな。。。
登ってる人たち見ても、年配者は殆どいない。この時期に来る登山者はガチ勢が多いね。

森林限界を超えた辺りから、時折谷から風が吹き上げてくるようになった。
西側の万太郎に続く稜線を眺めながら高度を上げる。
テンション上がります!

東に西黒尾根。
夏に登りましたね。

綺麗だ。

11時過ぎに肩の小屋に到着。
ここから先は世界が一段変わるので、手袋を厳冬期用に変え、ストックからピッケルに持ち替える。

いざ、頂上アタック!

蒼と白しかない。
素晴らしい!
ンッ!? 万太郎谷方向から冷たい風がやや強めに吹き上げて来る。
絶妙なバランスで落ち着いていた天候が、そろそろ終わりを告げつつあるようです。こういう変化を見逃してはいけない。
ガシガシ登る。
谷川岳は双耳峰といって、頂上ピークが二つあるのです。
手前のトマノ耳に到着!

やったね!
皆さん記念撮影してます。
ここからもう一つのピーク、オキノ耳が見える。

カッコいい!
半分ぐらいの人は、手前のトマノ耳までで引き返すが、わたしゃ行っちゃいます!オキノ耳へGO!
このトマとオキの間が、このルートの中では一番の核心部でしょう。
盛大に張り出した雪庇と、強風、転んだら即滑落。 なら行くなよ。。。
強風によるエビの尻尾。

で、風が結構吹いて来た。
体は大丈夫なんだけど、顔がヒリヒリします。バラクラバ(覆面)はリュックの中だけどここじゃ出せない。
フードでなんとか凌ぎつつ進む。
オキノ耳到着!

標柱が埋まってますね。(笑)
自撮り。
顔が、、、長時間居ると凍傷になるって。

オキノ耳から見たトマノ耳。

万太郎谷。吸い込まれそうだ。

いいねぇ。

降りましょう。
風に緩急があり、瞬間的に10m/sぐらいあるでしょう。不意打ち食らってよろけたら奈落の底だわ。
西黒尾根の分岐を示す有名な標柱。
凍り付いてます。

肩の小屋まで戻って一段落。
おにぎり頬張って、ストックに持ち替え下山開始。
下りは慎重に行きます。
ジジ臭い感想だけど、雪の方が膝への負担は少ない気がする。
元気な若者は速い速い。
ジジイはマイペースで。チト悔しいが。。。。。
稜線を吹き渡る風がどんどん強くなってる。
森林限界に逃げ込んじゃうから大丈夫なんだけど、まだ上にいる人は大変かも。
このまま谷川岳はいつもの厳しい風雪に包まれ、人が近付けない世界になるんでしょう。
14:00 天神平に帰着、そのままロープウェーで下りました。
ベースプラザに着くとホッとする。
下山届を提出。
帰りは谷川温泉の湯テルメへ。

キンキンに冷やした体を温泉に浸ける瞬間は、最高なんだよね。
これにて、今回の谷川岳登山は完了。
厳冬期の1月に谷川岳の頂上を踏めて、ちょっと幸せです。
体力付けなきゃね!