シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

厳冬期谷川岳

2020年01月26日 22時31分02秒 | 山遊び
1月26日(日)

山も行きたいと思いつつ、なかなかタイミングが合わない。
天候が悪い、雪が無い、など雪山ハイシーズンなのにも関わらず、いまだ行けず。
何とか、厳冬期ど真ん中の1月中に一撃やりたいと思っていた。

で、一月の最終週に、西穂高のピラミッドピークを狙った。
以前独標まで行ったのでその先に進みたいと思ったのだ。
しかし、西から南岸低気圧が・・・
ギリギリまで天候調査したが、厳しそう。真冬の北アの稜線で吹かれたら普通に死にます。。。

色々考えて、高気圧のへりに引っ掛かる谷川岳にターゲット変更。
厳冬期の谷川岳は、豪雪と厳しい天候で狙えるチャンスがほぼ無い山です。
僕も雪積期の谷川岳は3月頃の天候の安定してくる春山シーズンに何度か登りましたが、厳冬期は近付いた事もありません。
でも、今年は冬型が崩れやすく、1月の厳冬期でもチャンスが出来るのです。

朝7時過ぎにベースプラザに到着。
8:45のロープウェーで天神平まで上がる。
天神平はたっぷり雪があるにも拘らず、スキー客殆どいません。

谷川岳がお出迎え。たっぷり雪が付いてる。厳冬期の谷川岳を始めて見たよ。



天候も大丈夫そうだ。
スタート。登山者も居ます。



アイゼンとストックでスタート。最初からハードシェルは着用した。
久々の雪の感触。
春の雪とは違い、ビシッと詰まっててキュッキュと軋むようにアイゼンの歯を受け止める。

視界の中には常にパラパラと登山者が見える程度。流石にこの時期の谷川岳に来る人は少ないですね。



穴熊沢避難所。
2m位雪が少ないかな。



体調は悪く無いが、やはりパワー不足感は否めない。疲れてないのだがスピードが上がらないのよ。
まあ、歳だわな。。。
登ってる人たち見ても、年配者は殆どいない。この時期に来る登山者はガチ勢が多いね。


森林限界を超えた辺りから、時折谷から風が吹き上げてくるようになった。

西側の万太郎に続く稜線を眺めながら高度を上げる。
テンション上がります!



東に西黒尾根。
夏に登りましたね。



綺麗だ。



11時過ぎに肩の小屋に到着。
ここから先は世界が一段変わるので、手袋を厳冬期用に変え、ストックからピッケルに持ち替える。


いざ、頂上アタック!



蒼と白しかない。
素晴らしい!

ンッ!? 万太郎谷方向から冷たい風がやや強めに吹き上げて来る。
絶妙なバランスで落ち着いていた天候が、そろそろ終わりを告げつつあるようです。こういう変化を見逃してはいけない。
ガシガシ登る。

谷川岳は双耳峰といって、頂上ピークが二つあるのです。
手前のトマノ耳に到着!



やったね!
皆さん記念撮影してます。
ここからもう一つのピーク、オキノ耳が見える。



カッコいい!
半分ぐらいの人は、手前のトマノ耳までで引き返すが、わたしゃ行っちゃいます!オキノ耳へGO!

このトマとオキの間が、このルートの中では一番の核心部でしょう。
盛大に張り出した雪庇と、強風、転んだら即滑落。 なら行くなよ。。。

強風によるエビの尻尾。


で、風が結構吹いて来た。
体は大丈夫なんだけど、顔がヒリヒリします。バラクラバ(覆面)はリュックの中だけどここじゃ出せない。
フードでなんとか凌ぎつつ進む。

オキノ耳到着!



標柱が埋まってますね。(笑)

自撮り。
顔が、、、長時間居ると凍傷になるって。



オキノ耳から見たトマノ耳。



万太郎谷。吸い込まれそうだ。



いいねぇ。



降りましょう。
風に緩急があり、瞬間的に10m/sぐらいあるでしょう。不意打ち食らってよろけたら奈落の底だわ。

西黒尾根の分岐を示す有名な標柱。
凍り付いてます。



肩の小屋まで戻って一段落。
おにぎり頬張って、ストックに持ち替え下山開始。
下りは慎重に行きます。
ジジ臭い感想だけど、雪の方が膝への負担は少ない気がする。
元気な若者は速い速い。
ジジイはマイペースで。チト悔しいが。。。。。

稜線を吹き渡る風がどんどん強くなってる。
森林限界に逃げ込んじゃうから大丈夫なんだけど、まだ上にいる人は大変かも。
このまま谷川岳はいつもの厳しい風雪に包まれ、人が近付けない世界になるんでしょう。

14:00 天神平に帰着、そのままロープウェーで下りました。
ベースプラザに着くとホッとする。
下山届を提出。

帰りは谷川温泉の湯テルメへ。


キンキンに冷やした体を温泉に浸ける瞬間は、最高なんだよね。

これにて、今回の谷川岳登山は完了。
厳冬期の1月に谷川岳の頂上を踏めて、ちょっと幸せです。

体力付けなきゃね!

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初ライドは、

2020年01月12日 22時02分27秒 | 車・自転車・バイク
1月11日(土)

昨日の初釣りに続いて、今日はロードバイクの初ライドをしようかと。
自転車も久しぶりかな。。。

ガッツリ乗るのでなけりゃ、半日コースが良いところ。
自宅起点の適当な往復コースが枯渇してきました。

取り敢えずまだ行ってない目的地として、今回は小田原城を目指してみようと出発。
今日はお天気も良く、風もなくってサイクリングには最適だよ。

R134を鼻歌交じりで走ります。
心拍は130台ってところ。いい感じの有酸素運動してます。

でもね、R134あるあるで、信号待ちしてるとたまに後ろに別のロードが追い付く事あるのよ。
で、青になってこっちのペース(概ね30~35km/h)で走ってると、後ろにぴったり付いたまま追走してくる訳さ。
ついついこっちもペース上げちゃって、35km/h維持とか頑張っちゃう訳さ。ロード乗りの習性だね。
ってえと、心拍160とか行っちゃって結構きついのよ。
年寄りを煽るなっちゅうの。。。

まあ、そんなこんなで小田原城着きました。



天守閣の所までは自転車はダメそうなので、お堀の周りをお散歩しました。
紅梅が咲いてたよ。
春も近づいてるんだね。ちょっと嬉しい!



さて当初の目的地着いちゃったんだけど、チト走り足りないので、箱根まで足を延ばしてみようかと。(帰りの体力を読み違えるとエライコトニなるけどね)
緩い上り坂を登ってくと、、、渋滞。走り難いったらありゃしない。
やっとこさ箱根湯本の駅に到着したけど、この時点で14時半。
この先芦ノ湖まで行ったら、帰りは夜になっちゃうんで、本日はここまで。



さて、来た道をひたすら帰ります。
まだお昼食べてないので、次の目的はどこかで暖かいラーメン食べる事に決定。
走ります。走ります。。。  ラーメン屋が無い。。。

結局、二宮まで走ってしまった。



チャーシュー味噌。旨い!
水分、塩分、炭水化物、蛋白質。
ロードバイクで冷えた体と疲れた足に、ラーメンは最高の補給食です。

日が傾いて来ると、一気に気温が下がるね。寒い寒い。
やっぱ、一月のライドは厳しいやね。

海岸の走り慣れた道をスタコラ走るが、疲れてくるとペースは落ちるね。油断すると20km/h台だったり。
4台のトレインに追い付かれたときは、広いところでハンドサイン出して先に行かせたら、みんな挨拶して抜いてった。こういうのは良いね。

鵠沼海岸でちょうど日が沈むところだったので、海岸に降りてしばしサンセット見物。



15分ぐらい見てたよ。
汗冷えで寒かったけど、刻々と変わるダイナミックな自然の色変化にしばし見とれました。
何度も見てる光景だけど、何度見ても良いもんだねぇ。

本日の走行距離、95km
獲得標高 650m
だったかな。(サイコン消しちゃった)

今現在(翌日)筋肉痛は出てない。
このまま出ないのか、はたまた明日なのか。。。

頑張り過ぎない、イイ感じのサイクリングでした。

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初釣りは・・・

2020年01月12日 18時29分33秒 | オフショアの釣り
1月10日(金)

令和二年の初釣りに行ってきました。
浦賀より、mm17キャプテンのレンタルボートでの出撃です。
乗船はBHさんと僕。

レンタルボートの宿命か、一ヶ月以上前から釣行を計画し、数日前には出撃確定しなきゃならないようです。
従って釣行日の天候は勿論、その時に好調なターゲットも絞り込めない状況でその日を迎えるわけです。。。



何故にそんな言い訳がましいことを書くかというと、「朝のうち北東7m/s、昼からベタ凪」の予報が、前夜の天気予報で「一日中北東の風」に転じ、当日朝には10m/sの北東が吹き始め、見る間に時化一歩手前の海況。
最近好調の千葉側のシーバスを目論んでの出撃だったが、とてもじゃないがこの風では対岸に渡れません。
半ば仕方なく久里浜港周辺で風待ちしながら、かつてのシーバスポイントをランガンして、風の落ちるのを待つしかなかった。

風裏はご覧の通りペタペタだけど、一歩外へ出るとグチャグチャの海面。
行きたいところへ行けません。



しばらく風裏エリアのシーバスポイントを叩いて見るが、何所も反応なし。
ベイトが居ないので、シーバスもお留守なんでしょう。。。

久里浜火力発電所の煙突が無残な姿になってた。



かつてここには200mの巨大煙突が3本建ってて、「山立て」の格好の目印でした。僕も多数のマイポイントを山立てしてたものだ。
潮通しの良い取水口、カンパチが居付いてた温排水も当然無くなりました。
跡地が何になるのかは知りませんが、時代は大きく変わってますね。

昼過ぎ辺りから少し風が落ち始め、沖の風速も7~8m/sぐらいになった。
二日前の船宿情報では久里浜沖でマダイと青物が好調だった。
残り時間が少ないが、我々は沖に出して、タイラバ&ジギングで勝負に出る。

魚探を見ると、結構良い反応が出まくる。これは良いんじゃない!
風と波の状況を見ながら、少しずつポイント移動する。

mm17さんのタイラバに待望のヒット!
ホウボウをキャッチ。
赤い魚は嬉しいですね。

その後も、浮き気味のマダイ反応や、中層に青物反応は目白押し。
これ程の反応が出る日も珍しいかも・・・

mm17さんヒットも、、、巻き上げ中にバレ
BHさん良型ヒットも、、、巻き上げ中にバレ

いかにもマダイっぽい引き込みだったけど惜しい。

14:30 沖上がりの時間到来。
うーん、もう少し時間があれば・・・
レンタルボートの宿命、この先のゴールデンタイムに後ろ髪惹かれつつ帰港しました。

スパンカー船なら朝から沖で何とか出来そうな海況だったけど、後進では無理でしたね。
まあ、釣りってやつは自然相手ですから納得。
僕自身は、沖に出られるだけで楽しくて仕方ない。

今日は釣果というか天候に恵まれなかったけど、今年の令和二年の釣りがメデタク始まりました。
目下船なしの僕ですが、今年はどんな釣と巡り合えるかな。

楽しみです!


コメント (2)
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