シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

カジキ開始! でキャッチ!

2014年07月27日 17時09分55秒 | カジキ
7月26日(土)

今年もシーブレインのカジキ釣り開始です。
そして、早々にキャーッチ!!!



先ず、前日の25日、角屋メカのところでカジキ釣りのチャーターが入り、急遽僕もお手伝いで乗ることになった。久々にケブラキャットに乗ったけど、カタマラン艇はデッキが広くて良いね。
有力ポイントを攻めたけど、結果は大型シイラばかり。鳥もわんさか居るしキハダのボイルも頻繁に出てた。
帰港後リーダーにはカジキのチェイス跡あり。惜しかったなぁ。

キャプテンの鳥山眼は結構凄いよ。キハダのキャスティングゲームとか得意なので、漁船とは一味違うチャーターボートは最高。興味のある方はこちらへどうぞ。
 ジョイフィッシュマリン  http://www.joyfishmarine.com/index.html


さて、翌日(26日)、今度は我がシーブレインで出撃です。今シーズン初のカジキ狙いだ。
本日はTeiさんとマーリンジャンキー(MJ)さん。カジキ好き二人が乗船。
朝下架なので8時半の遅い出船。そして午後には南西が吹き始める。短時間勝負ゆえ、今日はピンポイント攻撃を仕掛けます。
先週のJIBT大会ではウドネ~青根あたりで31本の大爆釣。当然その海域が大本命でしょうが、僕の選んだポイントは大室の東側。黒潮からの分流が今日ここに入ると推理。とにかくフレッシュな潮を攻めたかった。

目指す海域に入ると、あったあった、ありました!
それまでの26度台の澱んだ潮がガラリと変り、28度台で完璧なインクブルーの潮がしっかり流れてる。
この感じだよねー!

10時20分、フィッシングスタート。ルアーポジションなどはMJさんに任せ、僕は操船に専念する。

暫らくしてコーナーロングにヒット! タックルを片付けファイト開始。みんな手際が良い。
アングラーはTeiさん。 
チェアーに座ってファイトし、サクッとキャッチ。
どうだー!


アハハ、、、ビルが無かったっですね。
カマスサワラでした。美味しい魚なのでキープ。ベイトはサバ。こいつが居るならカジキも居るはず。



直ぐにゲーム再開。
流速と流向が複雑に入り組んでいる。僕は二つの潮の境界面を脳内プロッターに画き込んでゆき、潮の先端部らしきところに目星を付ける。
潮目は出たり消えたりし、時々刻々形を変えてゆく。潮に勢いがありフレッシュな証拠だ。カジキは絶対に居る!
この謎解きゲームがカジキ釣りの一番面白いところかもしれない。

2時間経過するもヒット無し。しかし絶対居ると信じ狭い範囲を攻め続ける。
13時30分、左舷ロングにカジキチェイス!
2度、3度とビルでルアーを叩いてる。
一瞬離れたが、再び戻って来て一気にルアーを食った。

バシンッ! ヒーット!!!

GOを入れ、スローに戻した頃には二人はタックル回収作業を開始している。僕もデッキに降りてタックル回収。
後方でカジキが激しくジャンプしている。120kgぐらいかな。
最高の光景だー!!!

Teiさんがチェアーに座り、MJさんが大きく撓ったロッドをロッドポストから引き抜いてアングラーに渡す。
ここからはアングラーが頑張るのみ。


ファーストランで300mぐらいもって行かれた。
カジキは潜行作戦で応戦してくる。こうなるとウォータープレッシャーを上手く利用出来ない。
さらにジリジリとラインを引き出してゆき止まらない。

ドラグを1kgぐらい上げると、カジキとアングラーの力が拮抗した。
さあ、あとは頑張るのみ。

ファイティングフラッグ掲揚!
見渡す限り、周りには一艇も居ませんが・・・



30分経過。だんだんTeiさんの表情が苦悶に満ちてきた。
一進一退のゲーム展開がアングラーの体力を容赦なく奪ってゆく。これがカジキ釣りだ。
頑張れー


1時間経過、Teiさんの腰と腕は限界が来てるみたい。
リーダーが入った。
MJさんが一度リーダー取るも、カジキは全然元気で、再び100m近く持っていかれた。
残り少ないアングラーの体力と気力をあっさりぶち砕くカジキ・・・

でもTeiさんは体を捩って両手でハンドルを回しながら頑張る。とにかく巻くしかない。
再びリーダーが入る。
僕もデッキに下りて、僕がリーダーを取り、MJさんが一発(実は3発)でギャフ入れ。

オッシ、キャッチだー!!!

1時間15分のファイトでした。
Teiさん暫らく動けず・・・  イヤイヤご苦労様でした。
MJさん、ナイスサポートっす。


僕も一緒に、
UF艇ではこの一連の作業を、僕一人でやったんだなぁ・・・ ちょっと感慨深いです。


南西風が強まって荒れた海面を頑張って走り、17時マリーナに無事帰港。
検量の結果、109kgのクロカワカジキでした。


本日使用のルアー達。
ヒットルアーは一番右のウォーターストリーム。


今シーズン初出撃ながらカジキキャッチできました。
難しい潮だったけど、狙った場所で結果が出て良かったなー!

メデタシ、メデタシ。


コメント (6)
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梅雨明け前の丹沢縦走

2014年07月23日 00時41分53秒 | 山遊び
7月21日(月)

三連休最終日は南アか八ヶ岳を考えたが、最後まで雷雨予報が付きまとい出そびれた・・・
結局、近場の丹沢を歩く事にした。
夏の丹沢なんて暑くて絶対に行きたくないけど、梅雨明け前の曇天or雨ならむしろ好都合。(笑)

とにかくガンガン歩きたかったので、歩きガイのある丹沢表尾根をチョイス。晴れてたら熱中症一直線コースです・・・

始発のバスでヤビツ峠へ。(始発といっても7:35発 遅そ!)
ヤビツ峠を8:30にスタート。さすがに夏場は登山者少な目です。
ガスってますねぇー。 ヨシヨシ


ガシガシ歩く。二の塔越えて、三の塔に到着。
ここはGWにぷらっと来て、ここから大倉へ下山しました。今日はずーと先まで行きますよ!


塔の岳へと続く丹沢表尾根縦走路をドンドン進みます。
尾根伝いに烏尾山、行者ヶ岳、新大日、木ノ又大日、その他名も無きピークを幾つ越えたのやら・・・


汗だくですが、とにかくガスってて日差しが無いので助かります。
途中にはこんな岩場も。ハイシーズンにはここで渋滞するらしい・・・


11:45 塔の岳山頂に到着。
今年、ここに来るのは3回目。大雪の時は面白かったなぁ~(遠い目)・・・などと思いながらおにぎりタイム。


山頂もガスで視界無し。OK OK、それで良いのです。炎天下の表尾根なんてやばいでしょ。
尊仏山荘も霧の中。


基本ここが表尾根コースの頂点で、普通はここから大倉尾根を下ります。
しかし今日の僕はいっぱい歩きたいのです!
塔の岳の奥に鎮座する丹沢の主峰「丹沢山」まで、往復5.2kmのオプショナルツアーへGO!


ダーッと下って、ダーッと登って、13:00 丹沢山到着。 
標高 1567m
丹沢山は日本百名山の一つだったんですね、知らなかったよ。


丹沢山の山頂は人も少なく良い感じ。しばらくボーっと座って休みました。
そしてまた、ダーッと下って、ダーッと登って、14:10 塔の岳に再登頂。今年4回目!?(笑)

ここからは、延々と大倉尾根を下ります。標高差1200m。これが長いんだわ。


もー とにかく長い! 膝が痛いけど、休んでたって着かないから歩き続けます。
トレランの人は駆け降りてゆく。凄いよなぁ。

16:45 大倉バス停に無事到着。


トータル8時間15分。20km以上は歩いたんじゃないかな。
持ってた水2リットル、全部飲み切りました。

疲れたー!!!



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相模湾のツートップスター

2014年07月20日 18時39分39秒 | オフショアの釣り
7月19日(土)

夏シーズン開幕!
シーブレインで夏の魚を釣りまくろう!!!

気分は↑↑ですが、梅雨明けが微妙なタイミングでの釣行計画。 前日の天気予報が好転したのでGO!
乗船はKGYさん、mm17さん。

ゲゲッ、当日の朝、再び天気予報は悪化。ゲリラ豪雨の予報。
空を仰ぎ、雲を睨み、水平線を望む。。。 ベタ凪だし昼までは出来そうだ。
相模湾の西側海域限定、4時間目処のゲーム構成を考えつつ8時半出航。

ベタ凪だ。視界は3マイル程度。
マリーナを出て直ぐにトビウオ発見。水温23度台後半。
僕はこの瞬間、ボトムは捨ててシイラ&キハダに狙いを定めた。相模湾が誇るツートップスターだ。


真鶴海溝沿いに進み潮目をチェック。
シイラは居るが、まづはキハダの魚群を見つけるべく東進する。
各所に鳥は居るが殆ど座ってる。地合い待ちだな。

最初の鳥山発見。スーッと寄せると20~30kgクラスのキハダのボイル。ルアーをキャストする前に白んでしまった。

サメ付きナブラ発見!
ルアーを投げて貰うと速攻でシイラダブルヒット。
いきなり船上はトップスピードだ。


で、80cmクラスをダブルキャッチ。
ライトタックルなのでこのサイズだと相当面白い。


もうそこらじゅうシイラだらけ。
ペンペンは居らず、上記サイズばかりだが、その中に特大サイズもチラホラ居ます。
mm17さん、そいつを狙ってる・・・

特大サイズを食わせた!
ドラグをギャーギャーいわせて一進一退のファイトです。
トップウォーターでの激しいバイト、そしてスピードとパワーは、一度体験したらヤミツキニなります。


10分ぐらいやってたかな。乗り合い船じゃ許されない至福のファイトを堪能して頂く。
ネットインは120cmの立派なデコッパチシイラ。


僕はマグロタックルでシンペンを投げるも、キハダが食う前にみんなシイラが食っちゃう。打つ手なし(笑)
プレデター・・・



戻りコースで大規模な鳥山と遭遇。
ここではカツオとキメジがシラスベイトを追っている。
ルアーサイズを落とすも、サバがヒットしただけで本命はルアーに見向きもしない。
毎度ながらシラスパターンは厄介です。



そうこうしている内に雷が鳴り出した。
14時半ストップフィッシング。急いでマリーナ目指すも、途中で雨も降り出し雨具を着ての操船となる。
UFの30ノットなら間に合っただろうが、フェニックスの23ノットでは届かなかった。

マリーナ帰着後に本降り。
翌日もカジキ狙いのつもりだったが、この不安定な天候ではリスクが大き過ぎると判断し上架しました。
上架後は至近距離で雷バリバリ。パシッと光が走る。。。怖わ~~

今日から下田の大会が始まっている。
数日前からゲーム海域に新しい潮が差し込んでいるので、きっとカジキを狙うには良いタイミングだ。
カジキは居るが天候が不安定。大会参加ならいざ知らず、プライベートでの出航は悩ましいですね。
でもまあ、もうすぐ夏の高気圧がバーンと張り出し安定するでしょう。

今日は不安定ながら、結果的にベタ凪で午後まで釣りが出来たのでラッキーでした。
自然には逆らわずに遊びましょう。


コメント (4)
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そろそろだな

2014年07月13日 00時46分31秒 | 釣りに関するエトセトラ
関東の週間予報を見ると、向う一週間に雨マークなし。
そろそろ梅雨明けですね。

黒潮本流の水温もこの10日間で一気に上がり、相模湾はマグロやシイラが釣れ続いてます。
関東のカジキも順調に上がりだしました。
来週の下田の大会に向け、各チームとも準備に余念が無いことでしょう。

シーブレインも燃料満タン、出撃準備は整ってます。
今年のピークは短い気がするので、チャンスを逃さないで出られるかがポイントでしょう。
回遊魚も黒潮も人間の都合には合わせてくれません。夏の最盛期って結構短いんですよね。。。


僕はというと、この週末は台風一過の好天を突いて、日帰りで北岳に行ってみようと思った。
が、台風前の豪雨で芦安からのアプローチ林道が崩壊し全面通行止めに。
暫らく復旧は無理そうなので仕切り直しです。
北岳は冬期にチャレンジしたい山なので、いずれ下見しておきたいと思ってます。

夏の間に行っておきたい山は、他にもまだまだあるしなぁ。。。


海も山も、夏の間しか出来ない事はドンドンやるべし!


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Lam in JAPAN

2014年07月09日 23時48分43秒 | バス
7月8日(火)

シンガポールからインターナショナルフィッシングガイドのLamさんが来日。
海外遠征では随分お世話になってます。

日本滞在中は、海外遠征で苦楽を共にしてきた仲間達と日本の釣りを楽しんだり、釣具屋巡りしたりして過ごすのが恒例だ。一昨年はシーブレインでカジキ釣りに行ったっけ。

今回は琵琶湖のバス釣りを計画したが、折からのスーパー台風の影響で中止。
代替案として山中湖のボートバスへ行くことにした。
なんたって世界遺産の富士山のふところで釣りが出来るのだから、まさに This is japan fishing だし。

「しょうすいや」で、12fフルリグ仕様のボートを2艘レンタル。
Lam&僕、Ichy&komaの組み合わせで6時ゲーム開始。


どうです、山中湖と富士山!
快晴無風とこの上ない天気だが、バス釣りにはちょっと明るすぎるかなぁ・・・



Lamさんも「キレイネェー。こんなところで釣りが出来るなんて素晴らしいヨー!」って何度も言ってました。
確かに綺麗だわ。



山中湖にはカバーは一切なし。水中に茂るウィードがポイントになる。
朝一はチラホラ単発ボイルが見られたが、それも日が高くなると共に静かになってしまった・・・
周りのボートも全然釣れてない。

午後からは天気が下り坂。怪しげな雲と共に風も出てきた。
雨は勘弁だが、魚の食い気は高まりそうだ。



風で流れるボートをエレキでコントロールしながら、ここと決めたウィードスポットを責める。
Lamさん、ヒット!
なぜか拘り続けてた「赤いワーム」でのラスト一投でキャッチした。強運だなぁ。



僕も最終手段の2.5インチワームに替えて2匹キャッチ。



Ichy&komaチームも、あの手、この手、奥の手、裏の手と繰り出して数を稼ぐ。
海外の僻地を釣り歩く連中は、やはりシブトイなぁ・・・



15時ストップフィッシング。
最後まで雨にも降られず、最高の景色を堪能したし、タフなバスもしっかり釣れて言う事無し。
綺麗な景色とスレッカラシのバスをたっぷり堪能できた一日でした。

琵琶湖も行っときたいなぁ・・・


ちなみに今日の写真は、僕のアクオスとLamのエクスペリアZです。
スマホカメラ特有の高コントラストな画質だけど、これが結構綺麗に見えちゃう。
デジタル技術の賜物だなぁ。


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テント泊で赤岳

2014年07月07日 00時54分50秒 | 山遊び
7月5日(土)
先週、テント泊山行も再開させようとかなぁと書いた。
テント山行は散々やってきたので、久々とはいえ戸惑うことは無いが、どうせやるなら一捻り加えたくなるのが僕の悪い癖。

行き先は、八ヶ岳の主峰赤岳にした。この冬に雪山の撤退戦を経験しようと大荒れの赤岳にトライし、地蔵尾根稜線直下で撤退した山だ。
夏場なら何ら難しいことも無い山だろうが、今回は雨中のテント泊をテーマにしてみた。雨とテントって結構マニアックな世界です。
 積雪期の時の記事はこちら
 http://blog.goo.ne.jp/gt50_2005/e/8de6ad408e7ff3f149e870eac90fd8b9

初日は行者小屋までなので、美濃戸口を10時という遅いスタート。小雨が降り最初から雨具フル装備です。
林道を一時間歩いて南沢ルートに入る。前回は雪でいっぱいだったなぁ。


南沢ルート途中にある河原歩き。正面に横岳が見えるはずだが、そぼ降る雨でガスの中・・・
それでいいんです、今回のテーマは雨中のテント泊なんだから。
ちなみに、今回は雨確定なので一眼レフは自宅待機。防水コンデジでの撮影です。


13:20 行者小屋到着。
雪、全然ありません。(あたりまえですね)
周囲の山も雲の中で、まったく見えない。


小屋の直ぐ前がキャンプ指定地。
八ヶ岳に限らず、殆どの山域では指定地以外でのキャンプは禁止されています。僕が若い頃はそんな規制無かったような・・・


小雨の中でパパッとテントを設営する。
完成と同時に雨脚が強くなり、僕はテントの中に逃げ込む。テント内をさほど濡らさずに済みました。


土砂降りの中、テント内に滞留する。この僅かな安全空間に篭っていることがテン泊の魅力。
持って来た食料を並べ、夕食、朝食、予備食のメニューの組み合わせなどを考えながら過ごす。


時間はたっぷりある。テントに打ち付ける雨音に包まれながら、昼寝。最高だ!


外のザワツキに目を覚ます。「わー、きれい」と聞こえる。
何だ何だと外へ出てみると、、、 雨が上がりすっきり晴れて、雲に隠れていた山々が全貌を現した。
これは横岳。大同心、小同心といったバリエーションルートの宝庫だ。
ンー、一眼があれば・・・


そして、主役の赤岳も登場。
テントや小屋の中に篭っていた人たちも、みんな外へ出てきて、この一大展望を堪能している。
本当に素晴らしい眺めです。


18:30 山の夕食は早い。
これが夕食のメニューです。アルファ米の牛飯、卵スープ、ソーセージ。一人なので超シンプルだけど、それでも山で食べる食事は美味しいんですよね。


夕闇迫るテント場。
この感じ、堪りませんなぁ。。。


ゆっくりコーヒー飲んで山の夜を堪能し、21:00就寝。


7月6日(日)
周囲のテントが活動をはじめ、その音で僕も目を覚ます。時間は3時だ。早すぎだろう・・・
頑張って4時までもう一寝入りし、再度起床。
テント内の気温は10℃。羽毛のシュラフなので寒いことは無い。
外は晴れてる。天気予報よりかなり良い方に振れたようだ。午前中は持つかな。


ゆっくりモーニングコーヒーを飲み、朝食を済ませ、5:15行者小屋のテント場を出発。
僕は地蔵尾根で登り、文三郎尾根で降りるルートで計画した。これは積雪期に地蔵尾根を登っているので、夏道との違いを確認するのが今回の一つのテーマだ。

このような階段は全て雪の下だった。ここはやや左側の雪壁を直登したな。


ここが滑落事故に遭遇したトラバース地点ですね。
同じ場所の写真があったので較べてみてください。




僕的には、雪のある時期の方が登っててずっと楽しいかな。

6:20 主稜線 地蔵の頭に到達。
稜線の東西が一気に開けます。


東の山梨側。朝の冷気でまだ雲が1000m付近で落ち着いてます。


西の長野側。


おーと、雲海のかなたには槍、穂高の3000m峰が顔を出してる。


もちろん富士山も。


そして、赤岳へと続く主稜線!
ファイトが湧きます。


少し歩くと赤岳展望荘に到着。いろんな物が付いてますねぇ。


引き続き、快適な稜線歩きを続けます。
足元には高山植物がチラホラ咲いてる。
これはツガザクラ。


そしてハクサンイチゲかな。


頂上に近づくにつれ急な岩場が出てくるが、くさりがバッチリ設置されてるので気を付ければ誰でも登れます。
赤岳北峰頂上に立ってる赤岳頂上山荘に到着。


そして、赤岳の本当の頂上、赤岳南峰へ。

7:05 赤岳登頂!
標高2899m


記念写真なんぞも。


山頂からの眺望は360度の絶景です。
が、登頂直後からそれまで静穏だった雲が湧き立ち始めた。大気が動き始めたようだ。とっとと降りよう。


文三郎尾根のルートを下ります。
頂上直下はそれなりの悪場です。この辺が赤岳の核心部ですね。雪があったら面白いだろうな。


下から続々と登ってきます。大半の人はこの文三郎尾根を登るようです。


中山の鞍部まで下って一服。結構岩々ですが、くさりがこれでもかと言うほど設置されています。


阿弥陀岳まで行こうかどうか考えたが、同じような感じっぽいのでパス。そのまま文三郎尾根を行者小屋に向けて降ります。
これが殆ど階段・・・


よく見ると階段にはマムートマークが。


地蔵尾根は本当に急な所しか階段無かったけど、文三郎尾根は鞍部から下はずっと階段です。これじゃビルの非常階段登ってるのと変らないなぁ・・・
8:20 ウンザリした頃に行者小屋のテントへ無事帰還。 3時間で赤岳アタック完了です。


コーヒーとパンで昼食を済まし、しばしマッタリ。
朝露で濡れたテントを乾かしてから撤収。全装備はこんなものです。簡単ですね。


9:20 来た時と同じ南沢ルートで下山開始。
この頃になると結構ガスが立ち込めてきた。


樹林帯の中をゆっくり快適に歩く。
静か~で、しっとりしてて、、、先週に続き妖精が出てきそうな雰囲気だな。


11:30 美濃戸口に帰着。
赤岳テント泊山行は無事完結しました。

温泉入ってさっぱりし、高速混む前にサッサッと帰る。家で笑点見れました。(笑)

夏山もいいけど、やっぱり雪のある時期の方が面白事が分かってしまった。
夏は、積雪期の下見登山か、冬に登る事が困難な山をメインに考えよう。
テント使えばペースは落ちるけど、長距離縦走も視野に入りますね。

また一つメニューが増えてしまった。。。


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ひたひたと

2014年07月04日 00時48分28秒 | 釣りに関するエトセトラ

これは昨日の海況図。

7月に入ったとたんに黒潮に変化が出てきました。 この乱れが良いんですよね。


6月以降の流路図を見てる限り、3回目のチャンス到来か!?

先週入った潮で、現在相模湾では70kg級のキハダがフィーバー中。

今度の潮でも後続部隊が入りそうだな。

カジキも大量供給でしょ。


でもなぁ、天気悪いからまだいっか・・・


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瑞牆山(みずがきやま)

2014年07月01日 00時55分59秒 | 山遊び
6月30日(日)
最近、山歩きが少ないので、歩きたい欲が高まってます。
GPVで見ると、土曜から日曜の早朝まで雨。
日曜の午前中のみ一時的に好天で、午後以降再び崩れる。これは午前中狙いで行くっきゃ無いでしょ!

短時間勝負なら近場の丹沢が便利だが、雨後の丹沢は泥道確定。
雨上がりでも奇麗に歩ける岩っぽい山が良いと考え、瑞牆山を選んだ。ここなら午前中でピストン可能。
それに、最近クライミングかじってるので、岩にも触っておきたかったし。

早朝、土砂降りの中央高速を飛ばし、朝6時過ぎに瑞牆山荘前の駐車場に到着。
予想通り、雨は上がった! 
まだ木の上からは雨だれがパラパラ落ちてくるなか、レインハットを被ってのスタートです。
樹林の中の朝靄が幻想的。しっとりした雨上がりも良いものです。



一汗かいた頃に富士見平小屋に到着。
ここが金峰山と瑞牆山の分岐点です。けっこう登山客で賑わってた。
ここを通るのもウン十年振りだけど、小屋の記憶が無い・・・



小屋の前はテント場になってます。なかなか快適そうな場所ですね。
昨夜の雨はテント泊ではさぞ楽しかったでしょう。(笑)
僕も昔はテン泊を相当やり込みました。この路線も復活させようかな・・・



ずんずん進むと、樹間から瑞牆山が見えてきた。相変わらず不気味な山容ですね。
瑞牆山は全体が花崗岩の山なので、風化が進むとこうなっちゃうんです。



一尾根越えて沢を渡り、いよいよ瑞牆山に取り付きます。
樹林の中の登山路はあまり整備されてなく、転石路や一枚岩の通過は油断できません。



こんな感じの所なので、手も使って攀じ登る場面もあります。
ただの上り坂登山より、こういう変化のあるコースの方が面白いですね。



最初の奇峰が迫ってきた。大ヤスリ岩って言ったかな。
瑞牆山が日本のヨセミテと呼ばれるのも頷けます。



花崗岩は濡れててもあまり滑らないので、歩行は比較的楽だが、浮石も多いので気は抜けません。



瑞牆山山頂に到着。
標高2230m  日本百名山の一つです。



山頂は一個の大岩だけでできてます。
それ程広くはありません。



足元からはスッパリ落ちてて、滑ったら洒落になりませんね。



眺望は良いけど、この頃になると方々から雲が湧き出しました。
八ヶ岳や南アルプスは雲がかかって見ない中、一瞬富士山が姿を現した。
相変わらず秀麗なお姿ですね。
富士山も間もなく山開きだけど、今年はまだ雪が残ってます。登る人は気を付けて下さい。



山頂で暫らく休んだ後、来た道を引き返します。
下りはトレラン風にちょっと小走りを織り交ぜてみたりした。
ガレ場を駆け降りると足の負担が大きいですね。最近歩いて無いせいもあるが、膝裏に少し痛みを感じました。若くは無いなぁ。

富士見平小屋より下はミズナラの森。
ここはゆっくりゆっくり歩く。たまに立ち止まって顔を上に向け、梢を眺めまわす。
シーンとしてて心底気持ちがよい。妖精が出てきそうだよ・・・



11時半には駐車場に帰着。
このコースなら、休憩入れても5時間で行って帰って来れます。
下山後は増富温泉でクールダウン ←行けば分かります。(笑)

これが瑞牆山の全貌。日本百名山の一つです。
カッコ良いというか、ちょっと悪役キャラでしょ。



今回は、梅雨のさなかの僅かな晴れ間を見事ゲットできました。
さて、夏の山行をどう展開するか、そろそろ考えましょう。


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