5月15日~17日
僕はGT主体に幾多の国内外遠征経験はあるけど、カジキ狙いのトローリング遠征っていうのは始めて。 行く前からワクワクです。
さらに同行メンバーが、bobossさんとマオさんとくれば、カジキ初心者の僕にとっては、何と言いましょうか、宝箱を覗く様なというか、明日への期待と希望に満ちたというか、上手く言えませんが、まあそんな身に余るようなツアーでした。
結果、爆笑ツアーでした! もとい。カジキバッチリ釣れました!!!
今回のテーマは、
石垣島ってカジキフィールドとして、どんな感じなんでしょ?
ライブベイトトローリングってどうやるの。
オマケ:スピニングタックルで挑戦してロッドをへし折ること。
【テーマ1】 カジキフィールドとしての実力は?
結論としては、カジキは濃い!
なんてったって、港を出ると直ぐに黒潮ど真ん中。
泊まっているホテルが見える所でカジキが釣れちゃいました。
カジキ釣り実釣1日半で、3発出て、1キャッチ(100kg級)、1フックアウト(150kg級)
その他、カツオを襲ってビルを振り回しているシーン多数目撃!
そこらへんにウジャウジャ居る感じです。
単調なパヤオ狙いと違い、潮目やベイトなどを狙う点はカジキ釣りの経験者ほど楽しめますね。
ジモティーはパヤオでライブベイト曳くだけなので、まだポイントも殆ど開拓されておらず、カジキフィールドとしての実力は充分と見ました!!
羽田から直行便でヒョイと着いちゃうし、空港到着して1時間後には、もうポイントでルアー曳くことができる距離感です。
タックルはすべて完備しているので、手ぶらでもOK。
パスポートや両替の煩わしさも要らないし、キャプテンは日本語通じるし(当たり前か)。 リゾート感覚は下手な海外よりも上質。
石垣島、全然アリです!!!
ホテルの窓からの景色。リゾート感一杯です。カジキはこの目の前で釣れちゃいました。
【テーマ2】ライブベイトトローリング
近くでカツオのナブラを追いかけ、まずカツオを釣ります。
釣ったカツオは不思議な装置(ツナチューブ)に入れておくと、、、
あら不思議! カツオはまったく暴れず、チューブの中でおとなしくしています。
ツナチューブ。下から海水が循環してます。この中にカツオを縦に突っ込んでおきます。
手早く目通ししてフックをセット。 これは要練習の技です。
2ノットのゆっくりしたスピードで、ロングに曳きます。
ラインにゴムバンドを付けて、それを手で持っていれば、カツオが暴れるのが手に取るように分かります。 これは本当にドキドキですよ。
ゴムバンドを咥えてアタリを待ってますが、これはこのお方の趣味だそうです。
こちらが正しいポーズ。でもこちらのお方もこの後ゴム咥えてました・・・
今回、初めてすぐにゴム持っていたbobossさんが、「来たー!」って雄叫び。
直後にゴムがバチーンっと切れて「ヒッート!」
そのままドラグゆるゆるでラインを送り込み食わせます。超ドキドキ、ハラハラの瞬間です。
30秒ぐらい送り込んで、ドラグ閉めたらGO!
ありゃ残念、フックアップしませんでした。
リギングラインを見るとザラザラに切れてます。 キャプテン曰く、サメでしょう・・・ 残念でした。
でも、一連の操作は経験できたので、すっごい為になりました。百聞は一見にしかずですね。
ライブベイト曳きながら、同時にデットベイトも曳きます。こちらは水面をヒラヒラ、ピチャピチャ。
いわゆるスキップベイトってやつです。
これも如何にも食いそうで、どちらも面白い。
カジキが溜まっている場所でライブベイトやったら、たぶん最強でしょう。
【石垣島で諸々の体験】
今回のメンバーは全員自分でカジキを追うキャプテンゆえ、誰もアングラーをやりたがりません。
一匹目のヒットが有った時も、お前がやれ、いやいやあなたこそドウゾ、ってな感じ。この状況を見てキャプテン曰く、こんなお客さん達って居ませんよって。(後でキャプテンは、この時はマジで自分が巻かされるかもって思ったって言ってました)
んで、一番若い僕が半強制的にファイティングチェアーに座ることになりました。
いきなり本番でファイティングチェアーなるものを初体験です。
いやいや、これには手こずりました。
普段はショルダーハーネスでスタンダップファイトやっているので、全身を自由に使えるけど、ファイティングチェアーとヒップハーネスだと動きが固定化されちゃって自由が利かないんですね。
おまけに、ハーネスラインやジンバル高さ、ステップボードの位置まで未調整だったため、ギクシャクしてまともにリーリングも出来ず、何じゃこりゃ状態でした。
結局、最初の150kgマーリンはギクシャクファイトの中、フックアウトしちゃいました。
多分、もう少しまともにファイとしていたら獲れたかも知れません。(キャプテンごめんなさい)
2匹目のときは、使い慣れたショルダーハーネスに替えて、チェアーファイトしてみました。
ショルダーだと上半身も使えるので、ついついロッドを引き起こしたくなっちいます。
チェアーって本当に楽に寄せられるんですね。 もう少し歳とったら使おうかな。
100kg級を無事キャッチです。
石垣島の素晴らしいところは、アフターフィッシングも極上です。
今回泊まったANAインターコンチもリゾート感に溢れているし、ビーチ沿いのカフェバー「PAFF PAFF」が最高。
夕暮れ時、ビーチを吹き渡る心地良い風に包まれて、カクテルとタンドリチキンで釣り談義。 これだけ心地よく過ごせるお店は他に知りません。
鳴きヤモリのキョキョキョって声が、南国の夕暮れ時のBGMに最高でした。
アフターフィッシング。極上のひとときが始まる。このまま夜が更けるまで・・・
最初から最後まで、本当に楽しくって素晴しいツアーでした。
マオさん、bobossさん、お世話になりました。
気軽に行けて、これだけ揃ったカジキフィールドって他にあるんでしょうか?
そしてそして、何よりもスキップジャックの辻キャプテンの情熱と人柄が最高です!
僕は、自信を持ってお勧めします!!!
詳しい釣行記はこちらに、
bobossな釣り日記
ルアーズのオフショアブログ
「スキップジャック 仁恵丸」さんのホームページです。釣行記もあります。
skip jack
今回の航空券とホテルの手配は「フィッシングプランニングオフィス」です。
フィッシングプランニングオフィス