シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

豊英ダム

2018年10月27日 00時57分02秒 | バス
10月26日(金)

千葉のリザーバー豊英ダムに行ってきました。
同行はYSさん、Itさん、そして今回初めてお会いしたMO夫妻。いずれもバス釣り歴戦の勇者です。
本日のテーマは、「秋の巻物祭り!」

元々今日はタイラバ出船の予定だったけど、同行予定のKKTさんの都合で出船中止。たまたま同じ日にお誘い受けてたバス釣行に急きょ混ぜてもらいました。

10月も終わりとなると、早朝の湖上はフリース着て丁度良い感じ。水温も良い感じに落ち着いてるんじゃないかな。
水位は満水!
前回とだいぶ風景が違います。
リザーバーって状況の変化が激しい分、毎度釣りパターンが変わります。さて、今日もパターン探して湖上をうろつきましょう!

7時釣り開始。
毎度ながら素晴らしい風景。



「秋の巻物祭り」ゆえ、シャッド、ミノー、ディープダイバー、スピナベなど投げまくってレンジを探る。。。 ウムム、手応えなし。

水中がダメならトップ。。。 異常なし!

ヒットどころか、ベイトも見えバスもまったく無し。魚っ気無いよ。 ドウイウコトダ?

この前行った池原がそうだった。
クリアレイクゆえ魚まったく居ないのが丸見えでどうなる事かと思ったら、見えないところに居る魚を引っ張り出す釣り方をガイドから教わった。
んで、マイラーミノーのノーシンカー水面直下引きをやってみた。

魚付いてきました!

潜行深度やアクション、スピードをいろいろ試してみると、潜行深度5cm以下をデットスローのノーアクションで曳くとかなりの確率で魚が下から浮いて来てルアーの後ろを付いてきます。

サイズは様々、余裕の40越えも出てくる。
何度かルアーが口に入るのを見届け合わせるが、全部すっぽ抜けてしまう。

フックを替えたり、針先出したりしてもどうしても掛からないんだよね。
魚の活性が低いのか、見るだけ、または甘噛みバイトばかりでフックまで咥えない感じだ。
今日は徹底的に、サーフェイスの釣りを追及してみたが、ついに攻略することは出来なかった。
バス釣りって、ボート上が基本一人のため、自分で解決策を見つけ出さなきゃならない。集中力が切れたらそれで終わり。時間の過ぎるのが早いですね。



気が付きゃ14時。
チェイスやバイトは20を超えてるだろうが、いまだノーフィッシュ。。。(汗)
これが全部獲れるようになったら凄いだろうな。

ラスト2時間、パターンを変えてGテールサターンのDS、ジグヘッドを投げまくって、辛うじて一本釣れました。



30cm位ですね。
ワカサギカラーのDS横引きで釣れました。良かった良かった。

滝に西日が当たって水面近くに虹が見えてます。
癒されるなぁ。



16時桟橋に帰着。
今日は難しい釣りでした。他のバサーもみな魚が見えないと言ってます。

毎度のことだが、バス釣りっていろいろ悩み考えさせられる部分が面白いのよ。
それに綺麗な景色がセットとなれば、もうそれだけで幸せになれちゃいます。

海の釣りはダイナミックで素直に面白く、淡水の釣りは接近戦の妙味がありますね。

今更ですが、いずれの釣りも実に捨てがたい!

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絶景の穂高連峰

2018年10月22日 23時43分07秒 | 山遊び
10月21日(日)

晴天の北アルプスをGet!

元の計画は、金曜日から涸沢テント泊で、冬山直前の北穂高岳登頂だった。
しかし土曜日に雪予報となってしまった。
まだアイゼン履く雪量はなく、夏靴で踏み出した先が氷結してたらOUT!
一日で冬山に豹変する極めて難しい季節です。
北穂の岩稜歩きは止めました。。。

でも日曜の晴天は確定なので、北アで日帰りで楽しめる蝶ヶ岳に行って来ました。

土曜の夜車を走らせ、松本の先の梓川PAで仮眠。。。
蝶ヶ岳登山の基点、三叉の駐車場には5時過ぎに入りました。

5:40まだちょっと薄暗い中出発。



北アの紅葉はほぼ終わってると思ってたが、登山口付近(標高1350m)は少し残ってました。
渓流沿いは映えますね。



三又の登山口で登山届をポストに入れて登山開始しです。



登山道はしっかり整備されてて危ないところはありません。
樹間から百名山の一つ、常念岳が見えました。



2000m超えた辺りからかな、前日降った雪が薄っすら積もってます。
今シーズン初の雪道ですね!ちょっと楽しくなります。



頂上近くまで樹林帯なので景色は楽しめないが、樹林帯が切れた瞬間に、パッと視界が開け、北隣りの常念岳が登場。



もう少しで稜線です。


で、稜線に出ると、、、

キターーーー!

穂高連峰 一望ーーーー!!!!!



超快晴ーーーー

見てこれ、凄すぎーーー!!!!!

真正面に穂高だよ~!


そうここ蝶が岳は、梓川を挟んで北アルプスの主峰群、穂高や槍ヶ岳の対岸に位置する山なんです。
最高の大パノラマ展望台なんです!

南側(左側)から順にパノラマで、
左奥が御嶽山、真ん中が乗鞍岳


中央が焼岳、右の岩稜が明神岳
明神岳の裏側は上高地です


中央のピークが前穂高岳


そして、穂高山群の核心部
左のピークから、前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳


スプーンで掬い取った様な窪みが大キレット、
そして、やや離れて右の尖がったピークが槍ヶ岳


もう堪りませんね、この大絶景!
北アルプスオールスターズが目の前に揃い踏みです。

アップでもう一回。

北穂高。今回行こうとして止めた山です。
雪付いてますね。


奥穂高、一昨年登りました。
この裏に延びる岩稜線上にジャンダルム、そして穂高4兄弟の一つ西穂高岳があります。(ここからは見えない)


奥穂と北穂の間に挟まれて涸沢岳。いずれも3000m峰です。
この三山の間に広がる白い谷が涸沢カール。ここのテント場が穂高登山の基地になります。
こうしてみると、涸沢カールもなかなかの場所にありますね。


そして、昨年登った槍ヶ岳。


何時間でも眺めてられます。
一応、蝶が岳のピークも踏みます。


というか、槍、穂高と一緒に撮れて幸せだヨ!


山頂直下には蝶が岳ヒュッテがあります。


山頂で1時間以上、絶景を眺めてました。
雲一つなく、風も微風。
足元は雪で真っ白で、なんかもう、これ以上の条件は無いんじゃないかという日でした。
今日、蝶が岳に来て大正解でした!

天気の良い日に、テント張って、日がな穂高を眺めてたいな!
夕日、朝日、最高でしょうね。

最後にもういっぺん



クゥー、胸が熱くなる。。。



後ろ髪を引かれつつ下山します。
雪が踏み固められて朝より滑りやすくなってるので慎重に下りました。これ以上積もったら軽アイゼン装着ですね。

登りの時に撮り忘れた”ゴジラみたいな木”


足元には秋の名残。


林道歩きから見えた紅葉。


14:05 三又に無事帰着しました。


この山はチョイきつめのハイキングといった感じですが、標高はなにげに2600越え。
絶景スポットとしてはトップクラス。
隣りの常念岳と合わせての縦走とかも面白そうですね。

今年は悪天候続きで行けずじまいだった北アだったけど、最後に大絶景を眺めることが出来て納得できた感じです。

北アルプスは、このまま雪に閉ざされるでしょう。
最後のタイミングで君たちに会えて良かったよ。

また来年ね!

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鎌倉ハイク

2018年10月14日 23時33分40秒 | 山遊び
10月14日(日)

富士山の筋肉痛が木曜ぐらいまで続いてました。
若くはないねぇ・・・

筋肉痛とは筋肉が超回復してる状態であり、回復後は筋肉量が増大するらしい。
その筋肉を維持するためには、引き続き使わねば元に戻ってしまう。
取り敢えず、今週も少し歩いておくかってことで、近所の鎌倉天園ハイキングコースを歩いてきました。

建長寺から入山。





勝手知ったる道。
朝の雨でぬかるんでる所もあるが、ズンズン飛ばします。



一時間ちょっとで天園に到着。



相模湾が光ってます。



秋の花がチラホラ咲いてました。







鎌倉の山には、1000年以上前の人たちが穿ったであろう切通があちこちにあります。
苔の具合が時代を感じさせます。





山伝いに横浜市に入ると、横浜市の最高峰大丸山があります。
ちょっと寄りました。



空が気持ち良い。



北鎌倉駅から港南台駅まで一気に歩いてロガーの記録を見ると、11.4km、3時間19分でした。



お手軽な運動ですね。
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タイラバオンリーで

2018年10月14日 00時45分35秒 | オフショアの釣り
10月12日(金)

ベストシーズン突入で、今日もタイラバ出撃です。
メンバーはNGさん、FSさん、ITさんの3名。
先週は良型マダイ連発だったので、今日も期待の出船です。

北東6、7m吹いてて走りにくいが、釣り的には問題無いレベル。
しかし、ずいぶん涼しくなりましたね。半袖のシーズンは完全に終わりです。

朝一、先週大型連発のポイントへGO。
何筋か流すもサバフグとマゴチのみ。
魚探反応は悪くないが、濁ってるというより真っ茶色な変な潮が斑に入ってる。
粘る感じではないと判断し、下げ潮が残ってるうちにいつもの定番ポイントへ移動。

こちらは平日にもかかわらず、タイラバ船、シャクリ船が10艘ほど集結してる。
やはりここが本命ポイントなんだね。

ポツポツ魚は上がるが、マダイがなかなか出ない。

良型のホウボウ



これも定番外道のヒラメ(ソゲ)



ホシザメファイトなどもあって、
やっと本命のマダイも顔を出した。



フックアップに至らないショートバイトが多く、皆さんチト苦戦気味。
今日のマダイは何が気にくわないのか、食いが控えめです。
タイラバのカラーを替えたり、巻きスピードをいろいろ試したりと、皆さん一生懸命巻き続けます。

他のマダイ船もあまり釣れてないようで、ポイント移動を繰り返す落ち着かない展開。
中には危険を冒して本船航路のど真ん中で釣り続け、警告を受けてる船もいたりと、、、各船苦戦してる。

風が強くあまり走り回れないので、大きなポイント移動が出来ないのが辛い。
魚探反応は終始出てくるので、魚は居るんだよな。
ショートバイトやバレも多いが、何がしかポツポツと釣れてくれます。



最後、朝一のポイントに戻すと、上げ潮が効いて水色は良くなってた。
イナダのボイル多発なんだけど、これはベイトが小さいのかルアーには見向きもしない。

16時まで頑張って貰って、
マダイ3枚、ホウボウ4本、マゴチ2本、ソゲ1匹、サバフグ多数と言った釣果でした。
今日は型物は出ず、マダイは食べごろサイズの1kg級ばかり。



一日を通して魚探反応は悪く無かったので、もっとアタリが出ても良さそうなものだが、何が気に食わないのかなぁ・・・
大移動もしたかったけど、北風が強くて走る向きによってスプレーが船内に入ってしまうため、移動の順序や構成が限定され僕的にもやや消化不良だった。
逆にそのような自然条件の中で、いかに結果を出すかも船長や釣り師の腕の見せ所、楽しみ所だね。

釣って奥が深い遊びだよね。

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秋の富士山

2018年10月08日 23時36分41秒 | 山遊び
10月10日(月)

9月10月の連休は全て台風が影響し、狙ってた北アテン泊縦走は叶わなかった。
あ~あ
もういつ雪が降ってもおかしく無いタイミングなので、今年の北アは終了ですね。

腐っててもしょうがないので、ここは近くて高い山、富士山に行って来た。
9月一杯で富士山の山小屋はすべて終了し、雪が積もるまでの僅かな間、富士山はひっそりと静まり返る。
登山としてはさほど面白くない山だが、家から近いし登りはそれなりにきついので、良いトレーニングになります。高さも充分なので高度順化にもなるしね。

前夜、車で富士宮口の五合目駐車場へ行くと、なんと大混雑。
何だと思ったら、カメラを三脚にセットした人々が暗闇の中で蠢いてる。
月のない闇夜で、雲がまったくなく、満天の星が煌めいていた。星撮りには絶好の日だったようだ。
僕も一眼を持って来てたので、久々に星撮りをやってみました。
車の横で撮っただけなので構図もへったくれもありませんが・・・



星撮りしてるときに、御来光狙いの登山者が何人か登って行った。
僕は車で4時間ほど仮眠し、朝5時にヘッデン付けて登山開始。

6合目あたりで明るくなってきた。
見てこの光景。
言葉を失うよね!



御来光は宝永火口の横、雲海からでした。



さて、あとは登るのみ。
西風が10m弱吹いてたが寒いというほどではない。フリース着て登ってて丁度良い感じでした。

登山者はたまに見掛ける程度。
五合目から上は快晴。これが蒼じゃ~って色!



気持ち良すぎです。

強烈な台風の連発を受けたせいか、登山道上に浮き砂利が多いです。もう登山シーズンじゃないから放置ですが。
この景色の中を登るのだが、こんなに単純明快な山って他にないんじゃないかなぁ。



8合目を過ぎたあたりから軽い頭痛。空気薄いなぁ。。。

エッチラオッチラ登って、9:50頂上に到着!

浅間神社奥の院



さすがに頂上は氷点下。池が凍ってました。



あのピークが剣が峰。富士山の頂上にして、日本の最高地点であります。
縁起物です、行きましょう!



日本最高地点でバンザーイ!



建物の陰で風を避けておにぎり&マッタリタイム。
富士山の頂上って直ぐに降りるのは勿体ないというか、なんか特別な感じはありますね。

一時間以上山頂でのんびり過ごしました。
11時です。降りましょう。
雲海が徐々に上がって来てるようです。



下りは単調というか長いというか、、、膝に来ました。
あんまり山登ってないので足がかなり萎えてます。
ストックで膝の負担を軽減しながら下ります。

こんなに登ったっけ、なんて思うほど、下りは長く感じたなぁ。。。

7合目あたりまで下って来ても、まだ登ってくるグループも居て、この人たちこれから登頂したら明るいうちに絶対降りてこられないのに、、、なんてちょっと心配になる場面も。

14:40 五合目駐車場に帰着。

登りは全く問題なし!
下りはやたら疲れた~

でも、最高の蒼空の中で雄大な富士山に登るって、やっぱり気持ち良いね。

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秋の好期到来♡

2018年10月07日 18時58分12秒 | オフショアの釣り
10月6日(土)

三連休初日は凪のち南の風予報。
整備も終わって快調になったシーブリーズで、さっそく出撃です。

今日のメンバーは、H/Hさん言い出しっぺで、Teiさん、マツさんの手練れチーム。
タイラバ主体でサワラが跳ねればキャスティング、少しアオリもやりたいとのリクエスト。。。
欲張るとロクなことはありません。アオリは却下(笑)


朝一は今までやったこと無いけど、地形的に面白そうなポイントをやってみることにする。

いきなり僕にヒット。
綺麗なマダイ君です。
新ポイント発見!ポイント開拓でサクッと結果が出ると嬉しいですね。



今日は潮の流れを見ながら南下し、南風と共に北上する作戦。

次のポイントはタイラバ船がやたら多いものの、なんか反応イマイチ。
今じゃない感じ。

三番目のポイントは当船も実績多数なんだけど、超二枚潮というか、上下で渦巻いてるような変な潮。
これじゃアタリも満足に取れそうもないので、近くで騒いでる鳥山でちょっと遊ぶ。
ソウダガツオのピチャピチャしたナブラで、これは全然食わない。



先に進みます。
久々の海域だけど、結構僕は好きなポイントです。
なんとなんと、H/Hさんご立派なトラフグゲット!
当人、ことのほかお喜びでした。



Teiさんはソゲ。
青空に映えますなぁ。



この辺からサバフグの猛攻も。
小ダイも追加。

南風が吹き出したので北上。
何ポイントか攻めるも、アタリあっても掛からなかったり、途中バレが続く。食いが浅いみたい。
魚探反応も渋めです。


上げ潮が止まる前に、朝一の新規ポイントで開拓の続きをやってみることにする。

Teiさん、ビッグヒット。



でたー、3.9Kg
夕マヅメの男Teiさん、今回もやりましたね!



回りで鳥山が凄いし、サゴシ、サワラが遠く近くでやたら跳ねてる。

我慢堪らずナブラに付けると、ソーダとサバとイナダとサワラの混成部隊。





しかし、ベイトが小さくて、ルアーが合わないのかヒット数が伸びません。

そんな中、タイラバ落としてた僕にヒット。
やたら走るので、イナダが食っちゃったかな?なんて言いながらファイトするが、意外とタフで上がってこない。
もしかしてワラササイズかねぇ、、、なんて言いながら時間かけて慎重に上げてくると、、、
なんとなんと、これまたご立派サイズのマダイでした。(イナダなんて言って申し訳ない)

船上計量で3.2kgでしたが、H/Hさんの自宅計量で3.7kgでした。

こんな感じで、全体的な海のコンディションは最高ってな感じではなかったけど、結果的に大中小と様々な釣果が得られました。



秋の好釣シーズン到来ですね。

台風も去って、海も落ち着いて来れば、この先も楽しめると思います。




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年に一度の上架メンテ

2018年10月03日 23時18分32秒 | ボート
10月1日(月)

日曜の深夜、強烈な台風24号が本州を縦断した。
僕の記憶の中でも最強じゃないかな。マジで凄かった。
明けて翌朝、台風一過のドピーカンの中、Seabreezeの上架メンテナンスを決行しました。

横須賀に来てから初だから、1年半ぶりの上架です。
平塚で整備した時はツルツルの船底だったけど、富栄養化の進む東京湾で二夏過ごしたら貝がだいぶ付いたようで船速激落ちでした。


7時、近所の漁協にお願いして上架開始。
今日は息子も呼んで二人で作業にあたります。

さっそく船底の貝を見ると、船底の前半分はパラパラだけど、船尾側はくまなく付いてます。
これじゃ走行抵抗も凄いよね。



スクレーパーで貝をこそぎ落とす。
フジツボがそれほど大きく成長してなかいのと、船台が高いので作業は案外はかどりました。
仕上げに高圧洗浄機で、苔などの有機物を全て除去して、下処理は完了です。



次に、マスキングして、シージェット033をローラーでひたすら塗布します。
左舷は息子が、右舷は僕が担当して、チャチャか塗ってゆく。
23fって、二人掛りでやると腰が痛くなる前に終わってくれる、絶妙のサイズなんですね。



昼前には一回目の塗装完了しました。


近所のスーパーで弁当買ってきて昼休憩。この間に塗料の乾燥が進む按配。

午後一で2回目の塗装を開始。
モチベーションの高いうちに、貝の多く付く艫の方から塗り始めました。(笑)

で、無事2回目の塗装も完了。
ケチれば1缶でも何とか足りそうだったけど、今回はたっぷり1.5缶使用。
これで一年間は充分持つでしょう。




さて、次も上架時にしか出来ない作業として、ギヤオイルの交換を実施。
これも無事クリア。

次、ジンク交換。
ブラケット下部、ペラ上部、エンジンブロック三箇所を交換。
場所により減り方は違うけど、1年半の使用で概ね残り2/3位な感じでした。
やはり安全を見て年一回の交換は必要でしょう。



最後にエンジンオイルも交換。
今回は敢えてメーカー純正品以外のオイルを入れてみた。もちろん粘度やグレードは合わせます。
なんつったって、SUZUKIがオイル作ってる訳ないもんね。オイルはオイルメーカーのを使えば安上がり。




16時、これで本日の予定作業は終了。
今日は偶然にも30℃越えの気温と、適度な風で、2回目の塗装も完璧に乾きました。
でも、次回は8月下~9月中旬の高温期にやるのがベストだな。10月はチト遅いかもね。

最後にマスキングテープをシューっと剥がすと、精悍な姿になった船が現われます。
この瞬間は、僕のお気に入りのシーンなんですよ。



全部の作業を終えて、17時前に下架。

軽く走らせると、見違えるような軽やかな走りが戻りました!
一日がかりの作業の結果が見事に表れ、なかなかの達成感が味わえます。(笑)

UF33以降、船が大きくなっちゃったので、メンテナンスは総て角屋メカにお任せしてました。
23fにサイズダウンしたので、久々に自分の手でやってみたけど、やはり船いじりって楽しいね。

僕が30年来やってきた船いじりのちょっとした要領など、今回息子君に多少伝授できたと思う。
過去に経験した苦労や工夫を次の世代に伝える。
まさにダーウィンの進化論ですな。


船足も軽くなり、秋の釣シーズンにバッチリ間に合いました。

東京湾を走り回ります!
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