仕事でだけど、二日間にわたり新潟県内の山間部を走り回ってきた。
雪解けがグッと進み、冬季閉鎖だった道路事情はほぼ回復。9割方は予定通りのコースで移動できました。
山や畑は残雪と地肌でまだら模様。
人里近くには桜や桃やスイセンなどなど、春の花々が一斉に咲いてた。
傍目にも、やっと春が来たなぁって光景が次々と目に入って来る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/36/b33ea1c4698f348d66bc730adfd579fb.jpg)
【十日町付近の棚田。だんだら模様になっていた。】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/ce/705e68ecc73f474c69ecf6292902c8d0.jpg)
【日溜りにはふきのとう。】
妙高山を越えることは出来ないので、高速を使って海岸伝いに糸魚川へ。
日本海は今日も荒れてました。
再び山中に続く道路を進む。幹線道路から分岐して山に入ってゆく道は、いずれも行き止まりだ。
行き止まり近くの集落は、決まって朽ち果てた民家が目立つ。
限界集落といわれるもの。自然の厳しさだけではなく、複雑な要因が絡んでこうなっているんだろうな。
低く垂れ込めた雲が一瞬晴れて、残雪の岩稜に太陽の光が差し込んだ。
登頂ルートにラッセルの跡は見えない。
今の時期は雪崩の巣です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/9a/f25096f3a15a4c099af7bf879f4317a9.jpg)
【日本百名山の一つ、残雪の雨飾山。】
道路脇の荒地に野猿の群れを発見。
車を止めて観察すると、20頭ぐらいの群れがこちらを警戒しつつエサをあさっている。距離約50m。
僕はカメラを取り出し、そっと車を出る。
猿どもは逃げるという程ではないが、僕を避けて背後の山中へ少しずつ移動してゆく。
僕はゆっくり野猿の群れを追った。山の中は下草が雪で覆われているので、追跡は比較的容易だ。
行ける所まで行って見ようと考え、僕は山中の追跡を続ける。猿共は警戒を解くことはないが、少しづつその間合いを狭めてくれ、最後は20m位までは寄れた。
かなり深追いした。これ以上行くと戻れなくなりそうなので僕は追跡を止めた。
この厳しい自然の中で、装備無しの生身では僕は生きて行けないだろう。
猿の群れはそのまま山奥へ消えていった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/db/ce3426a3edaddefab8a8d55719ab3a8f.jpg)
【視線が交錯する。野猿はアウトドアの達人。奴らは強い。】
帰りは飛騨山脈沿いに南下し、長野へ出て高速で一気に東京へ帰還。
海もいいが、山もまた捨てがたいですな。
雪解けがグッと進み、冬季閉鎖だった道路事情はほぼ回復。9割方は予定通りのコースで移動できました。
山や畑は残雪と地肌でまだら模様。
人里近くには桜や桃やスイセンなどなど、春の花々が一斉に咲いてた。
傍目にも、やっと春が来たなぁって光景が次々と目に入って来る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/36/b33ea1c4698f348d66bc730adfd579fb.jpg)
【十日町付近の棚田。だんだら模様になっていた。】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/ce/705e68ecc73f474c69ecf6292902c8d0.jpg)
【日溜りにはふきのとう。】
妙高山を越えることは出来ないので、高速を使って海岸伝いに糸魚川へ。
日本海は今日も荒れてました。
再び山中に続く道路を進む。幹線道路から分岐して山に入ってゆく道は、いずれも行き止まりだ。
行き止まり近くの集落は、決まって朽ち果てた民家が目立つ。
限界集落といわれるもの。自然の厳しさだけではなく、複雑な要因が絡んでこうなっているんだろうな。
低く垂れ込めた雲が一瞬晴れて、残雪の岩稜に太陽の光が差し込んだ。
登頂ルートにラッセルの跡は見えない。
今の時期は雪崩の巣です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/9a/f25096f3a15a4c099af7bf879f4317a9.jpg)
【日本百名山の一つ、残雪の雨飾山。】
道路脇の荒地に野猿の群れを発見。
車を止めて観察すると、20頭ぐらいの群れがこちらを警戒しつつエサをあさっている。距離約50m。
僕はカメラを取り出し、そっと車を出る。
猿どもは逃げるという程ではないが、僕を避けて背後の山中へ少しずつ移動してゆく。
僕はゆっくり野猿の群れを追った。山の中は下草が雪で覆われているので、追跡は比較的容易だ。
行ける所まで行って見ようと考え、僕は山中の追跡を続ける。猿共は警戒を解くことはないが、少しづつその間合いを狭めてくれ、最後は20m位までは寄れた。
かなり深追いした。これ以上行くと戻れなくなりそうなので僕は追跡を止めた。
この厳しい自然の中で、装備無しの生身では僕は生きて行けないだろう。
猿の群れはそのまま山奥へ消えていった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/db/ce3426a3edaddefab8a8d55719ab3a8f.jpg)
【視線が交錯する。野猿はアウトドアの達人。奴らは強い。】
帰りは飛騨山脈沿いに南下し、長野へ出て高速で一気に東京へ帰還。
海もいいが、山もまた捨てがたいですな。