シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

海から山へ

2008年02月28日 19時39分05秒 | 釣りに関するエトセトラ
【残雪が残る早春の渓流。 ウェーダーを履きたくなった!】

先週は式根島へ行って、海の幸と超素朴な温泉を満喫してきました。
伊豆の島へは仕事で年に数回訪問するけど、それぞれの島に特徴があって良いものですね。
その中でも式根島が一番素朴で、大好きな島です。

で、今週はガラッと変わって山の中に居ました。(これも仕事ね)
山といっても箱根のそばなんですが、ぜんぜん観光客が来る様な場所ではなく、山奥の渓流沿いに数件の民家がひっそりと暮らしている、これまた素朴な場所でした。

若い頃は渓流釣も好きで、大井川源流域や奥只見辺りをテント生活しながら、よくうろついていました。一回山に入ると、1週間ぐらい出てこないこともあったっけ。
久々に早春の渓流の空気を吸い、懐かしい山の香りを思い出しました。
橋の上から陽だまりの淵をそっと覗くと、流れの中にエサを待つ一匹のヤマメの姿を発見。
しばらく見とれちゃいました。

渓流沿いの細い道を進むと、民家の庭先にズラッとイノシシの皮が干されていたのにビックリ。
東京近郊の山なのに、まだまだワイルドな生活が残っている場所も有るものですね。

  
  【イノシシの毛皮です。大小13匹分が並んでた。 足元にはふきのとう。】


渓流釣りの解禁も間近。
たまには渓流釣りも良いかな、なんて思いました。

さて、気象も春パターンになり、今週末の風の具合が気になるところですが、時間が取れそうなので出せたら出ようと思っています。
出たら、また深場を研究してみるつもり。
色んな釣りに興味が行って、まったく時間が足りません。


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伊豆七島

2008年02月21日 08時50分26秒 | 釣りに関するエトセトラ

ただいま、式根島に向けて航海中。
仕事ですけどね…(笑)

ちょっと西が吹いていてウネリがあるけど、お天気は快晴。
海は、まだまだ冬の色だけど、やっぱり海の上はいいですね!

帰還は週末の予定。

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魚探についての大考察

2008年02月17日 01時59分39秒 | ボート
今週は仕事や何やで釣りに行けないので、魚探について考えていたら、50KHz魚探の大きな落とし穴に気が付いた。

先日の伊東沖深場での試釣の時、何所へ行っても不思議なぐらい魚の反応が出なかったが、そのからくりが分かったのだ。(まだ仮説だけれどね) 
実は魚は居たかもしれないのに、魚探には映らなかったのだ。

試釣りした場所は、いずれも急深の地形で、等深線から見ると海底勾配は30度ぐらいになっている。
50KHzの指向角は60度。
やおら図を描いて、三角関数と電卓でいたずらを始めると、これがなかなか面白い。

水深100mなら、海底では半径57.7mの範囲を照射していることになる。
つまり、船から57m岸寄の水深が極端に浅くなっていれば、そちらを海底線として魚探画面には映ってしまい、直下のデータは、浅い場所の海底線の下(尾引きの部分)に埋もれてしまい画面には現われないことになる。
だから、直下に魚が居ても、浅い方の海底線に隠れてしまい見えないわけだ。


   【三角関数なんて何十年ぶりだろう。 勉強は嫌いだけど遊びで使うと楽しいものです。】

さらに計算を続けよう。
では、指向角縁端線上で、船直下と同距離になる海底角度を計算で求めると、15度と答えが出た。
つまり、海底勾配が15度以下なら、船直下が最短距離となり、魚の浮いた反応も丸々魚探画面にも現われるが、15度以上の勾配になると、浅い側の海底線の方が直下をオーバーラップしてしまい、直下の浮いた反応は隠れてしまうことになる。

仮に海底勾配が30度の場合、水深100mならば海底から13.4mの範囲は魚影が映らない。こっから先は相似形。
水深200mならば26.8m。
水深300mでは、なんとなんと海底から40.2mの範囲の魚は映らない事になる。
あくまで計算上の数字だが、実際に魚探表示の水深とリールのカウンターの数字に20~30mの誤差が出て、2枚潮でも無いのに変だなぁって思っていたのだが、正にこの事が原因であった訳だ。

前回の記事の魚探画面を見ても分かるように、伊東界隈は急深の所ばかりなのでこの問題は厄介だ。
先日もまったく魚の反応が出なかったのも、多分この事によるのだと思う。

対策として考えられたことは、魚探の感度を絞ることによりビームの半値角を下げ照射範囲を絞る事が考えられるが、そうすると直下の感度も落ちてしまう。

深場をやっている人達ならば、この問題は避けては通れないので何らかの対策をしていると思うけど、はて、どう対処すればよろしいのでしょうか?

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中深場ポイント調査

2008年02月12日 01時13分08秒 | オフショアの釣り
     【雪の大室山】
          
2月11日(祝)

前日10日にマリーナ値上げ問題に係わる野暮用で、昼頃伊東入り。
夕方下架して船中泊。
夜半から北風がやたら強まり大島で17m。そんな予報なかったぞ!

朝になると風はそこそこ落ちて7~8m。 まだ白波が多いが、この風は落ちると判断して出船。
今日のテーマは、新しい魚探の性能チェックと、ごく近場の中深場ポイント探索。
沖に出ると大室山が雪化粧している。今日の山焼きの行事も延期らしい。

先ず、走りながら魚探が映るかのチェック。
水深100mぐらいなら15ノット位までは地形は分かる。10ノット以下なら250mが取れた。

深さ方向のチェック。
沖に向かってゆっくり走らせるが、向い波で泡を噛むと殆ど映らない。
逆に沖に出て、岸に向う追い波の中だとしっかり映る。

いきなり500mオーバーに挑戦。
50KHzはかろうじて海底地形を捕らえるが、魚群の識別は無理そう。
もっとも、いまの所この深さの釣りをやる予定は無いので問題はないか。
 
  【500mオーバー。 かろうじて海底を捕らえた。】

400mあたりから50KHzはしっかり海底の反応を捉えている。魚影も大丈夫そうだ。
 
  【50KHzは400mあたりからしっかり使えそうだ。】

200KHzは300mあたりから映り始め、魚群判別は250mが良い所だろう。
今まで使っていた400wに比べ、1kwあると随分しっかり映る感じだ。
 
  【左が50KHz、右が200KHz。出力が1kwあるので多少は余裕が出た。】

さて、実戦ということで、今日は近場の川奈から初島にかけての200mラインと300mラインの間をジグザグに走りながらポイント調査を行う。
とにかくここいら辺はダラダラと続く単調な急斜面ばかりで、アクセントになる地形が全然無い。
そして、不思議なぐらい魚影もまったく無いのだ。

適当な場所に停めて、胴付き3本針に150号のオモリをぶら下げ投入。
たまに釣れて来るのはユメカサゴ(ノドクロ)ばかり。
またチョット移動して投入。これを初島の南側まで、延々と繰り返すが、ホントに魚影がまったく現われない。
 
  【ユメカサゴ(ノドクロ) こいつはどこにでも居るようだ。】

途中で強烈な鳥山発見! 電動リールを片付け、キャスティングタックルを速攻準備して鳥山めがけて走る。遠目に黒い巨大魚の姿が見えた。
マグロだ! でか過ぎる!このタックルじゃ無理か!?
エッ、潮吹いた・・・イルカの大群でした。

またすごすごと深場探索続行。
良く分からない魚も釣れました。
シロムツの体にメダイの頭。 こんな魚見たことありません。 深海には色んな奴が生息していますね。
 
  【魚種不明。 やたらスッキリしたデザインだ。 頭が丸っこくてメダイに似ている。】

結局、川奈~初島間の中深場を絨毯爆撃したけど、ノドクロが10匹程度。全部リリースしました。(半分はカモメのエサで、半分は自力で潜って行った)
なんか、東京湾口の方が、深場でも色々釣れたのに、こっちは不毛の海底が続いている感じです。
中深場で美味しそうな魚釣るのなら、もうチョット走らないとダメっぽいですね。
伊東近辺でやるなら、100m以浅のオニカサゴが手堅い線のようです。


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また雪かぁ?

2008年02月07日 21時58分17秒 | 釣りに関するエトセトラ
   【日曜の予想天気図。 見事な南岸低気圧ですね。】

日曜に降った雪がまだ溶けきらないのに、今朝また薄っすら雪化粧。
そして、今度の土日もまた雪だとか。
こんなに雪って降ったかなぁ?

週末の3連休は、先週付けた魚探と、その前に付けたレーダーを使い倒してみるつもりだったのに、出船どころか、先週並みの雪だと伊東までも行けるかどうかも怪しいものだ。
日曜にいくらか回復して、月曜は晴れるみたいだけれど、今度は西が強く吹くかも。
微妙だな。

水温を見るとN34とN35の間は、毎日めまぐるしく潮が動いている。
陸岸の冷たい潮、親潮から射して来る潮、黒潮から波及してくる潮、千切れて行き場を失った潮。
水温図だけ見ていると、どの潮がどうなっているのか分からなくなる。

   

回遊魚も大変だ。
居心地の良い潮に居たつもりなのに、いつしか潮が千切れて、気が付いたら回りは冷水ばっかりで行き場を見失うなんてこと無いのかな。

海の中も、大気の中も、冬と春がせめぎ合っているんですね。
この時期が過ぎれば春がやってくる。
アッ、春は南西がメッチャ吹くんだ。

とにかく天気の良い日を逃さずに船を出せるよう、なるべくスケジュールに余裕を持たせておく事ぐらいしか手は無いか。
自然には敵いませんね。


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魚探を再交換

2008年02月03日 01時37分11秒 | ボート
2月2日(土)

昨年12月に新調した8インチのGPS魚探に水温計が付いて無くて一悶着。
メーカー(F○S○)に問い合わせても、水温計は付くような付かないような・・・今後開発予定です・・・出荷済みの機種には付きません・・・キャンペーン中です・・・クレーム多いので・・・何を言っているのか訳が分かりません。
どうなってんだい、このメーカーは?!
角屋メカが色々手を尽くしてくれて、結局、差額を払って上位機種に交換することになった。

新機種は、10.4インチGPS魚探。
出力1kw。50&200kHz2周波。基本スペックは僕の釣には充分だろう。

朝からマリーナに行き、角屋メカと一緒に魚探の交換作業を行った。
週末だというのに、マリーナには人気が少なく閑散としている。寒いし、値上げ問題でガタガタしているから、みな足も遠のくのだろう。

12月に取り付けた8インチ魚探を外し、インデューサー、GPSアンテナも交換。
あまり作業性の良い船では無いので、ケーブルの引き回しなどに結構手間取る。
加えて、電気系の配線がグチャグチャで訳が分からない。タコ足配線が多いんです。
この時代のヤマハは、電気系統の処理がチョット下手な気がします。

旧旧インデューサーはイケス内にスルハル取り付けしているが、取りあえず、その隣に新インデューサーをシリコンで貼り付けた。
いずれは古いのを外して、スルハルにするつもりです。

夕方に全ての作業終了。
運転席の前には、レーダーとGPS魚探がいい感じで並んでいる。


【きれいに並んだレーダーとGPS魚探。シーブレインは、海上と海中に向けて強力な”二つの目”を手に入れた。】

このモデルは横長の10.4インチなので、画面サイズの割りに視界の妨げにはならず、この点は実にGood!
リモコン操作のみのため本体にボタンが無く、デザイン的にもスッキリしている。

これで、このオフシーズン中に実施予定だった航海計器(魚探&プロッター&レーダー)の再構築は完成です!
これで、シーブレインの海上と海中に向けた探査性能は俄然向上したわけだ。
次は、シーズン開幕までに実際に海の上で各機能を使い倒して、機械の癖や性能に慣れ、最大限の有効活用が出来るようにトレーニングしよう。


【まっさらなプロッター画面。 この画面にたくさんのポイントがマッピングされるとイイナ!】

早く海に出て使って見たいものです。
使った上でインプレッションはまた書きましょう。

真新しいプロッターの画面に、これからいっぱいポイントがプロットされるといいな!


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