シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

中部・北陸ツーリング(後編)

2024年04月07日 22時55分28秒 | 車・自転車・バイク
三日目

7時、鯖江のビジホを出発。
気温は9℃ 寒い! やっと北国感が出て参りました。
明日中に帰らないと雨にやられるので、今日は石川県方向へ行けるだけ進んでおいて、明日新潟経由か松本経由で帰ろうかなぁとザックリ考えた。

取り敢えず、真っ直ぐ海岸方向へ走り越前海岸へ出る。
日本海じゃ~!
浜松スタートした時点では、このツーリングで日本海を見ることになるとは思ってなかったわ。



ペタペタの凪。昨日までの黄砂は概ね収まったようだが、春霞でホワッとした視界。
海岸線を北上する。素朴な漁村がポツポツとあるだけ。たまーにすれ違う車がいる程度で、のどかで快適な道です。

長く続く越前海岸の最西端、越前岬に到着。
丘を駆け上り越前岬灯台に行ってみる。なかなかの急坂で、バイク停めるの結構怖かった。



さっさか進み、超有名スポット「東尋坊」行っておきましょう。
流石の観光地、海岸に出る手前は全て有料駐車場にガッチリガードされてて、どこかの駐車場に入れないと海に出られない構造。(笑)
駐車場のオッちゃんに聞くと、バイクならタワーの下が安いよって親切に教えてくれた。(200円也)

例の断崖絶壁に行くには、はっちゃけた土産物街を歩いて行く。ほぼ江ノ島です。



着きました。東尋坊!



サスペンスの舞台ですね。
要するに柱状節理の海岸なんで、伊豆の城ヶ崎海岸とビジュアル的に一緒。



階段や通路が磯に張り巡らされてて、観光客がそこら中うろうろしてる。週末とかなら結構な人出でしょう。
この賑わいの中で海に飛び込めるメンタルあるなら、絶対に生きてゆけると思うよ。
逆に、観光客が大勢押し寄せてれば、なかには滑って転ぶ人もいるだろさ…

岩の入り江には観光船の発着所がある。



入り江の中に入り込んだ波で船は大きく上下してるが、転回するスペースは無くそのまま後進で出て行った。暗礁もあるのに、1軸船じゃたいして舵効かんやろ。。。
慣れと操船テクで日々運行してるんだろうが、予期せぬうねりで揉まれたら、普通に衝突や乗り上げ有ってもおかしくないと思うがどうなんだろ。

東尋坊はサラッと流し、さらに海岸伝いに北上。ひなびた漁村風景が続きます。
橋立港のあたりに海鮮処が沢山あったので、そのうちの一軒に適当に入ってみた。地元ライダーに聞いたところ、この辺りなら何処の店に入ってもハズレは無いとのことだった。

刺身定食。美味い!



カレイの唐揚げも絶品!



特別珍しい魚が入ってるわけでは無いが、明らかに東京湾モノより旨味が濃いね。相模湾モノでは到底太刀打ちできない。
魚は日本海側がやっぱ良いね。
お店の方に地震の影響聞いたら、この辺りは殆ど被害は無かったそうです。

雪を戴いた白山を右に見ながら引き続き海岸沿いを北上。いつの間にか石川県に入ってた。
ここまで来たら、千里浜も走りたいよね~

来ました、千里浜なぎさドライブウェイ今浜口!
全長約8kmに亘って、リアル砂浜を走れるのです。
かのSSTRのラストステージです。(SSTR:日の出を太平洋側の好きな所でスタートし、その日の日没までにこの千里浜にゴールするバイクラリー)



千里浜は何十年か前に車では走ったことはあるけど、バイクは初めてです。
スタート前に撮った写真が上の一枚。
スタンドは潜っちゃうので、こんな板を敷くと良い。僕は不整地用に一枚バックのポケットに入れてます。石とか缶を踏み潰したものでもOK。



走り始めると砂はシッカリ締まっており、スタックする感じはありません。
アクセルを急に開けたり、ハンドルを変にこじったりしなければ大丈夫。ひたすら砂浜を一直線に爆走します。
最高だー!

8km先の千里浜なぎさドライブウェイの出口、ここがSSTRのゴールゲートが設置される所ですね。
砂浜の出口を上がった所にレストハウスがあり、僕もゴール気分。
中に「SSTRCAFE」がありました。これはバイカーにはかなり嬉しい感じ。



SSTRの中心人物、風間深志さんのパリダカで使ったバイクが展示されてました。





バイクと日本海を眺めながら、千里浜の余韻を楽しむ。
なんて素敵なCafeなんでしょ。バイク乗りの人にはお勧めスポットです。



ちなみに、この千里浜の夕日は本当に最高らしいです。
それだけを見にまた来よう!

これ以上先は能登半島に入り込んでしまい、震災の復旧が続いています。
遊びのツーリングで入って良いエリアでは無い気がしたので、そのまま能登半島の付け根を横切り氷見へ出ました。
途中の道の路肩が真新しいアスファルトだったりします。おそらく地震で陥没や崩壊の補修でしょう。今は問題なく通行できました。

富山湾に出ると、そこから先は人家や工場が増える。
新湊の越の潟という富山港の先端に進む。

実は実は、僕が23、4歳の頃、大学出て就職もせず西表島とかでフラフラしてたんだけど、そこで知り合ったダイバー達とこの新湊に来て、半年ほど戦時中に設置された水中機雷の探査の仕事をしてました。毎日作業船に乗って、水中に潜って金属探知機で海底の機雷を探すというとんでもなくファンキーな仕事です。(笑)
当時の面影は僅かに見え隠れしたけど、ずいぶん変わってました。







先のことなの何も考えもせず、心配もせず、興味のままに生きてましたなぁ。(今も基本同じような気が若干するが…)

北アルプスが遠くに見えた。
山は変わってなかった。



この日は富山駅のそばのビジホ泊。
夜遅くまで、富山の町歩きを楽しみました。なかなか良い町でした。



四日目

明日から雨なので今日中に帰らないといけません。昨夜のうちに帰路を考えました。
白川郷、高山を訪れ、安房峠を越えて松本に出て、そこから高速で一気に帰るコース。今日は余計なことはせず計画通りに走るつもりだけど、富山からだから結構な距離があります。

7時に富山駅近くのビジホを出発。今日は先が長いので平野部は高速でパス。五箇山で高速を下りR156で飛騨の風情を味わいながら白川郷へ。
広い駐車場にはすでに大型バスが何台も来ています。その全てが外人さん。



歩いて白川郷の合掌造りの家々を巡って行く。歩いている人のはほぼ全てが外国人観光客です。世界遺産の威力は凄いですね。
皆さん結構真剣に写真撮ってました。雪も少しあったりして日本文化的に映えるんですね。



僕もここは来る機会が無く初めてですが、もう少し素朴な佇まいの頃に来たかったな。
古い町並みや文化を観光資源として残そうとすると、どこか不自然になっちゃうのは仕方ないのかな…
外国人には良い所だと思います。



この白川郷の家々は、基本的に今でも住民が住んでるらしい。大きな和田家の住宅が内部が見れるようになってるので入ってみた。
寒そうで手入れが大変そうだが、昔の暮らしはこんな感じだったのでしょう。(豪農家です)



せっかく近くまで来たのだから、世界遺産を訪問できて良かったよ。

白川郷から高山へ抜けるR360は全線冬季通行止め。豪雪地帯の峠越えだから仕方ないね。
ただそこも東海北陸道が並行して走り、飛騨トンネルが一気に峠を貫いている。かつて白川郷は冬は隔絶された場所だったのだけど、時代は進んでいる。

高山は30年ぐらい前に泊まったこともあるんだけど、、、何処だったか全く面影が無い。
取り敢えず美味いそばでも食べようと、それらしい店に入る。
かなり拘った店で、異なったそば粉で造ったそばを三種類食べてみた。こうして食べ較べると確かに違いが分かって面白い。



高山の旧市街なる所へ行ってみる。この一角に古い町並みが残っており、当然の如く外国人観光客でごった返している。
確かに古風な家が連なってるが、軒並み食べ歩きの飲食店であり、ぶっちゃけテーマパークだね。(笑)



ここは早々に引き上げ、一路安房峠を目指す。
飛騨山脈(北アルプス)が実質的に日本列島の東西を分ける感じであり、そこを越える道路は限られる。
高山~松本を繋ぐ安房峠越、日本海沿いを大回りする海岸ルート、木曽に出る野麦峠(冬季通行止め)の3ルートしかない。

峠に近づくにつれ道ばたに雪が増える。平湯まで来ると登山で足繁く通った場所だ。北アルプスの槍ヶ岳がすぐ近くに見える。
何年か前にテント担いで飛騨沢から登ったなぁ。なじみのエリアに戻ってきた感じ。

県境の安房峠(トンネル)を越え、長野県側へちょいと下ると上高地の入り口、釜トンネルの分岐だ。
勿論釜トンは冬季閉鎖中でひっそりしているが、バイクで来ると感慨もひとしおだね。



さすがに寒くて、毎度おなじみの沢渡で温泉に浸かる算段で下ると、なんとなんと沢渡の温泉全て冬季休業中…
上高地も北アルプスも今の時期は人来ないからだ。あー
がっかりしつつ、頑張って下り新島々の竜島温泉に転がり込み、速攻で湯に浸かる。
ほわー、、、この旅も一段落したなって感じた。

たっぷり温まり、あとは勝手知ったる道を松本まで出て、最後の給油を終えそのまま松本ICから中央道に乗る。

そこからはひたすら高速。
セローだと95~100km/hあたりのスピードで巡航するのが丁度いい感じ。追い越しの時だけガバッと開ければOK
毎度ながら高速はツマラナイ。
自由に止まることも曲がることも出来ない。時間の経過と距離が比例する何とも主体性の無い運転作業。
車だとあんまり感じないんだけど、バイクという自由な乗り物に乗っているとその不自由さをとても強く感じる。
高速って冬季閉鎖の峠も通れちゃうし、短時間でパッと移動できちゃうし、時間も読めるし、路面も綺麗で日本中同じ道路構造だし、SAがちゃんとあるし、、と便利一辺倒。予定調和の世界。逆に何があるか分からないワクワク感がないんよ。
てな事をつらつら考えながら、緊張感と忍耐で中央道を走りきり、余計な所で下りること無く、八王子~圏央道と真面目に走りきり、無事藤沢へ帰還しました。

今回はツーリングマップルのRouteってアプリでログを取ってみた。エラー無かったみたいです。
四日間の走行ルートはこんな感じ。



総走行距離 1,350km
岐阜県辺りをくるっと廻ってこようかいなと思ってたのに、なんか随分遠くまで行っちゃったなぁ。まあ自由なバイクだからって事で。
行きと帰りの高速区間は、税金みたいなもんだね。

ともあれ、中部・北陸ツーリング、なかなか内容の濃い四日間でした。

あー面白かった!
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中部・北陸ツーリング(前編)

2024年04月03日 22時15分50秒 | 車・自転車・バイク

3月30日~4月2日

3月は雨ばかりでサクラの開花が足踏してるなか、土曜から数日間晴れが続く予報になった。
これは逃す手は無い。 ”バイクで走ろう!”と決めた。
場所はどこでも良い。土曜は早起きしてとにかく出発する事を決めた。

取り敢えず走り出す方向を決めなきゃならないので、先月、御前崎から浜松まで行って、ライハとテントの二泊で廻ったから、今回は前回の続きで浜松スタートにして、どっかその辺を1、2泊で走ってみようかと。
例によって走るコースや宿泊地は現地で決めながらの毎度のフリープランです(笑) 今回は身軽にテント装備はなし。

結果、放浪癖発動しちゃって、中部地方から北陸地方にまで足を延ばしちゃいました。
前編、後編に分けて、足取りを記して参りまーす。



1日目

6時自宅を出発。西に向け西湘BP、箱根新道を走り、沼津から東名に乗って浜松西ICで降りる。ここまで休みなしで一気に走っちゃいます。高速はツマラナイから変に休むよりとっとと走りきってしまいたい派です。
インター近くのカフェでモーニング食べながら地図見。これ以上西へ進むとどんどん家から離れちゃうから、北へ上って岐阜辺りをウロチョロしようかなーっと、、この時点では考えてた。



浜名湖は昨日までの大雨で濁ってます。



最初の訪問地は長篠城趾。歴史の舞台だねぇ。



山里のワインディングロードを気分よく走る。設楽、稲武など初めて来たよ。
ほんとに天気が良くって、週末と言うこともあり道の駅は地元ナンバーのバイクが沢山居ます。大型バイクが多いですね。



昼食食べながらこの先のルートを検討。恵那峡や木曽辺りかなって感じで、その日の宿をパパッと検索。中津川のビジホを確保。本当に便利な時代になりました。

恵那峡に着いてオドロイタ。
古びた土産物店やら、出店やら、観光船やら、、、かなり痛い感じ。そもそも”渓谷”ってどこ? 目の前にはだだっ広いダム湖が広がってます。そりゃ観光船も走れるわ。
外国からの観光客も多いが、これは無いわ~





気温はぐんぐん上がり、インナーなしの冬ジャケでは暑い。
春全開です。

中津川のビジホにチェックイン後、暮れゆく中津川の町を歩き回ってみる。人影が殆ど無い。。。
旧中山道の宿場を再現した”真新しい”町並み(セット?)があった。インバウンド狙いで町の振興を図っているのだろうか。うまく行くと良いね。



駅前も、チト寂しいかも。地方都市の現実。
駅前の古い食堂に入ってみる。店のオバチャンとお話ししながら古風なとんかつを戴きました。



何やかんやで中津川の町を5、6km歩いた。町の様子がよく分かったよ。
ビジホでコンビニ弁当食べても町の様子は分からない。僕は道中の人々の生活や息吹を感じたい。そんな旅が好きなのです。二度と来ないかもしれないから、そんなふれ合いを大事にしたいのです。

ちょっと旅人スイッチ入ったかも。。。



2日目

木曽路を辿って塩尻に抜けることをイメージして中津川に泊まったが、昨日の恵那峡や観光用宿場町セットに抵抗を感じ、以前行ったことのある馬篭、妻籠なども同じだったので木曽路を敬遠。進路を下呂方面に進むことにした。

早朝のR256は川沿いや山村風景の中を気持ちよく走れた。
程なく下呂温泉に到着。日本三大温泉の誉れ高いがここも古さは否めない。同じ三大温泉でも草津は上手く時代に即して更新されてるが、下呂は追いつけてないかも。



撮影スポット(笑)



せっかくだから温泉入りたかったが、朝は入れる日帰り温泉無かった。。。残念
名湯に入れれば、ここの印象も変わったかも。

進路を西に取り郡上八幡を訪れた。ここは初めて来ます。戦国史の舞台だし、何より鮎釣りの聖地みたいな場所だから以前から興味があった。



郡上八幡の町中をぐるっと一回りした印象は、明るくて、精気があって、町が生きてる感じです。



この町のシンボル、郡上八幡城を訪問。駐車場から城までは結構登ります。



城からは郡上八幡の町が一望。
川を挟んだ対岸の山には赤谷山城が対峙している。戦国武将達はこの景色を見ながら何を想ったのだろう。



木曽方面を止めてこちらに来て良かったかも。
時間はまだ10時。ここまで来たんだから、、行っちゃいますか”日本海”!

美濃白鳥から福井に抜けるR158油坂峠は冬季通行止め。でも峠部分だけ開通してる中部縦貫道が無料で通れました。いずれ旧道は無くなっちゃうかもね。
この時期、峠道は冬季通行止めが多くてルートが制約されます。それゆえ、まだ車も少ないとも言える。
で、峠を越えると、、福井県じゃー!!

岐阜側の春めいた山里風景からガラッと一変。太平洋と日本海の分水嶺を越え九頭竜川の源流地帯です。そこら中雪積もってる。豪雪地帯なんだなぁと改めて認識。



渓流沿いのR158は車は殆ど走って折らず、雪山を眺めながら渓流沿いのワインディングロードはかなり楽しめた。良いコースだね!
ちなみに路面凍結はもう無い感じでした。



越前大野の道の駅で昼食取りながら今日の宿を探す。福井のビジホがやたら高かったので、ちょいと隣の鯖江でキープ。メガネの生産地として有名だね。どんな町なんだろう。宿が決ると気が楽だ。

越前高田で右折。
やっと来れました、”曹洞宗総本山 永平寺”。かの道元禅師が開祖。



ここ前から来たかったんです。
以前、仕事で近くまでは何度も来てたんだけど、当時は小松空港の飛行機の時間が限られてて永平寺に寄ることが出来ないでいた。
ここらは関東から一番来にくい場所だったけど、新幹線が開通して良かったね。









流石です。奈良京都の大伽藍とはまた違う、禅寺の厳しさがひしと感じる。実際大勢の修行僧が庭掃除してた。
九頭竜川沿いの辺鄙な道をバイクで走った先に辿り着いた禅寺は、荒涼たるラダックのゴンパと一つの線で繋がってるんだなぁ。
仏教に限らず宗教の力って凄いよね。人類が生み出した偉大なる文化だ。
座禅の一つもして行きたかったが、そこは気持ちだけ置いて行きます。

大分満足したが、まだ少し時間があるので丸岡城に行ってみます。
丸岡城は、当時の天守閣が現存する12城の一つです。(参考:弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城、備中松山城、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城) 大阪城とかはレプリカってこと。





思いの外小さい、、、まあ当時の建築技術では姫路城クラスはそうそう作れないわなぁ。

福井駅を表敬訪問。



さらに西へ走って鯖江駅に到着。



宿は駅前のビジホなんだけど、店何も無い。。。
この辺は車社会なので、食事できる店とかは国道沿いに行っちゃってるみたいで、駅そばは寂れちゃってました。時代の流れでしょう。
でも、この町を知りたくて頑張って歩いて、やっと見つけましたわ食事処。シャッター街の中に一軒だけぽつんと明かりが点いてた。洋食屋的な感じかな。店構えではよく分からないが、食事処と書いてあるしここを逃したら夕食抜きになっちゃう。突入!

ウッ!? 古い店内は地元の人でほぼ満席なんだけどシーンとしてる。意味分からず若者に聞いてみると、時間掛かってるみたいですと。
辛うじて空いてた片付けの終わってないテーブルに座って様子見すると、腰の曲がったおばあちゃんが一人でやってるようだ。
そりゃあ無理だわ。。。
せかしても仕方ないのでそのまま静かに座ってると、お茶を持ってきてくれたんで注文だけして、あとは事の成り行きに任せる。
忘れた頃に先客の食事が出てくる。

30分ぐらいたった頃に若夫婦が厨房に合流し、急に捌けだした。
この店というか、この町のシステムは謎だ。
コンビニも何も無い。
この時、ずいぶん遠くまで来たんだなぁっと実感したよ。旅情ってやつだ。。。

今日はなかなか充実した一日でした。
明日中には帰れそうも無いが、天気はあと二日もつはずだからいいっしょ。

(後編に続く)
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オフロードブーツを新調

2024年03月09日 16時52分36秒 | 車・自転車・バイク
3月9日

たまにはこっちのブログも更新しましょう。

今セローで履いてるシューズはデイトナヘンリービギンズライディングシューズです。ちょうど一年前に購入しました。
足によくフィットし、見た目もスッキリしていてとても気に入ってるのだが、ベルクロが弱くて、毛羽立ってきてしまった。
このモデルは防水性は無く、基本カジュアルな街乗り用といったモノでしょう。



伊豆のクロスカブはシーソーペダルなんで、どんな靴でも乗れるけど、セローはリターン式なんで登山靴とかだとアッパーが痛んで勿体ないのです。

そこで、セロー用にオフロードブーツを購入することにした。
とはいえ、僕は今更本気でオフロードを攻める気は”ほぼ”無く、フラット林道や廃道、農道をガサゴソ入り込む程度。
その程度とはいえ、人の居ないそこそこ危ない道だし、ラダックみたいなガチのアドベンチャラスな場所も行くし、行った先で山や渓や町中を歩き回ることも多い。

基本単独なので、転倒してバイクの下敷きになったときなど、足首の保護はとても重要。
腕とか折っても歩いて脱出出来るだろうけど、足をやってしまうと身動きできず万事休すとなってしまう。

さっそく店でオフロードブーツを履いてみたところ、つま先から膝下までガッチガチ。これならかなり激しく転倒しても足首や脛を保護してくれるでしょう。
でもね、、ほぼ歩けない。

始めて横浜の「ラフ&ロード」に行って、僕の要望をスタッフさんに話すと、的確なアドバイスを頂きつつ何モデルか試着。
ズバリなものがありました。



イタリアのブランドFORMA社製の「アドベンチャー・ロー」

チト高いけどぉ~

買っちゃいました!



存在感あるね~

脛の半分ぐらいまでの長さで、足首の前後の屈曲は適度にあるも、左右のねじれはガッチリ保護。ソールはブロックパターンでグリップが秀逸。
全体が分厚い本革で、内側に防水透湿皮膜が張られた防水仕様です。

履いて歩いた感じは、ほぼガッチリ系の雪山登山靴。スポルティバのネパールエボみたいな感じとでも言いましょうか。(例えがマニアックすぎるか)
この手の靴は、やはりイタリア製がレベル高いですね。僕の山靴もほぼスポルティバかスカルバになってます。

スニーカーのような軽快感があったヘンリービギンズとは違い、どこでも走破できそうな信頼感が凄い。
両者を並べてみても、その指向の違いは歴然。





さっそく履いてセローに乗ってみた。

皮や靴底が厚いのでシフト感覚が全く違う。
てか、ステップとペダルの間隔が、この靴にはチト狭い。
レンチをポケットに入れて、走っちゃ止まってアジャストを繰り返し、丁度いい感じのシフトペダルの高さを探しました。



なんかガシガシと問答無用な感じでシフトチェンジが出来ます。
あとソールが厚いので、足付きが良くなっちゃいました。
今までは両足降ろすと足裏半分は浮いてたけど、このブーツだと両足が踵まで付いちゃう。オフ車なのに…

あと意外なことだけど、グリップが良いのと足首がガッチリ固定されるので、バイクの取り回しが凄く楽。力が逃げないんですね。
当たり前だけど、足元って重要ですわ。



このデザインなら道の駅などでも、ガチのオフブーツほど悪目立ちしないでしょう。
クロスカブで履いても全然違和感ないかも。

山遊びが少し過激になるかもね(笑)


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サイレントヒルズ(静岡)ツーリング(2)

2024年02月15日 21時12分25秒 | 車・自転車・バイク
2月12日

三連休最終日、今日も寒くなく良い天気。
朝7時、ライハ出発。
同宿の千葉の二名、愛知の方もそれぞれの方向へ。またどこかで!

僕は天竜川を渡って浜松市街へ。
浜松城。



コメダで名古屋系モーニングセットの朝食。



浜松には生まれたての孫4号が里帰り出産の流れでまだ居るけど、こんないで立ちで訪問したら、向こうの親御さんも驚くだけなので止めとく。(笑)

ライハのお母さんに勧められた、袋井の可睡斎という家康ゆかりのお寺に行ってみる。



多くの修行僧が行きかう大きなお寺で、何よりも庭や伽藍がとても良く手入れされている。
そして今は「ひな祭り」ということで、供養を終えた雛人形が大広間に壮大な雛段飾りで飾られている。なんでも32段だそうだ。
各地に類したものはあるが、これはけた外れです。



これ以外にも、いろいろな部屋に雛人形が飾られてました。
これは見る価値あると思います。

さて、次の予定地はないので、あとは雪もっさりの富士山を眺めようかなと、R1を富士宮方向へ走る。
来るときはR150、帰りはR1はアリですね。
とにかく快走路です。バイパスといってもほぼ高速道路ですな。あっという間に清水着。

なんとなく興津川沿いに見延の方へ進みつつ、昼食場所を探す。但沼町の信号で止まった時に小さな食堂が目に留まったので、ソロっと入ってみる。
メニューを見るとトンカツ屋さんみたいです。



お母さんと娘さんの二人でやってるようで、娘さんにお勧めは?って聞くと、メニューにはないけど嫌いじゃなければ今はカキフライがお勧めですって。
だだ大好物です!それ下さい!!



ビックリしました。
ここ数年、もしくは過去記憶にないぐらい美味い!
大粒で、ぷりっぷりで、とろっとろで、じゅわじゅわで、、、揚げ加減も絶妙。
こんな裏メニューに出くわすとは、なんという幸運。聞いてみるものですねぇ。

聞くと、知る人ぞ知る今時期限定の裏メニューで、はるか遠くからもこのカキフライを食べに来るお客さんが居るとのこと。
産地を聞くと広島の、とある魚屋さんから取り寄せてる牡蠣だそうです。
これは来年、いや来月も来ようぞ。

大満足のまま外でバイクの支度してると、娘さんがわざわざ出てきてくれて、時間あったら近所で後輩がコーヒーショップやってるから寄ってみてって。
これは行くしかないと行ってみると、GSを改装してコーヒーショプに。 これまた美味い!





カキフライ「一休茶屋」、コーヒーショップ「望月竹次郎商店」です。

失礼ながら、こんな田舎町で絶品カキフライと美味しいコーヒーにありつけるとは。
人づての情報の暖かさ、これだからぶらり旅は止められんのよ。

峠を一つ越え、富士川を渡ったところに、稲子川温泉という小さな日帰り温泉施設があったので、ひとっ風呂浴びます。



あー、シアワセ
このまま昼寝したーい、、、のをぐっとこらえ、あとは寄り道せず一気に富士山へ向います。

殆ど車の走ってないのんびりした田舎道を、まさにのんびり走る。セローやカブにはもってこいの道。

16時、毎度おなじみ朝霧高原の「ふもとっぱらキャンプ場」へ到着。
ここは年一のペースで来てるけど、とにかく富士山を日がな眺めて過ごすのに、これ以上の場所はない。

キャンプブームで一時は激混みだったけど、だいぶ落ち着いたみたいです。
ガラガラのふもとっぱらを、今日の泊地とする!



いいねぇ。

暮れ行く富士山を眺めながら、チロチロと焚火を嗜む喜び。



キャンプでの暑さは御免だけど、寒さは楽しみになるのがキャンプという遊び。
僕は不要なモノをなるべくそぎ落とし、椅子すら無しの山屋スタイル。昨今のキャンプブームの流れとは明らかに違うかも。



最近はストーブ付きのテントやキャンピングカーも増えました。
趣味だから人それぞれでOK。エンジン掛けるとかして他人に迷惑かけなきゃ、みんな好き好きで良い。

夜は氷点下だけど、暖かい寝袋に包まって安眠をむさぼる。
草原を走るわずかな風の音が心地よい。

今日も良いツーリングだった。


2月13日

夜明けの気配で目が覚める。
意を決して寝袋を出て、凍り付いたテントのジッパーを開ける。狭いテント内から外界に出るこの瞬間、毎度どこのテント泊でもちょっとドキドキする。

ピキーンと凍り付いた空気に顔を出すと、、、
僕の語彙を遥かに超える、超絶シルエットがそこにあった。神々しいとしか言えない。



秒単位で光のグラデーションが変化してゆく。
こんな光景が、ほぼ毎日のように繰り広げられてるのに、、、みんな見ないの?



やがて富士山の六合目あたり、完璧な位置から御来光。



そこから出るんかい!

パーフェクト!

昼近くまで富士山をずーと眺めてた。





これだけ富士山を眺めると、本当に胸が一杯になりますね。
さあ、そろそろ帰ろう。



また来よっと!

いつもは富士五湖周りで戻るけど、今日は南回り。
スカイラインはちと凍結が怖いので、R469で御殿場へ。ここも快走路だ。

乙女峠の入り口にある富士八景の湯で今日も温泉に浸かります。
露天風呂が工事中とかで、今は500円でOKとのこと。
昨夜の焚火の煙臭さを綺麗さっぱり洗い流し、無料のリクライニングチェアーでまどろむ。ここでも窓越しに富士山や~



十分温まり、ゆっくりしてから、あとは箱根を越えて、小田原経由でサッサカ帰宅。

3日間で536kmでした。
1日の距離を短めにして、その分寄り道やらのんびりするやら、何時もの如く行き当たりばったりのツーリングを楽しんできました。

早春のサイレントヒルズ(静岡)ツーリング、これにて完了!






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サイレントヒルズ(静岡)ツーリング(1)

2024年02月14日 11時44分39秒 | 車・自転車・バイク
三日間ポカンと時間ができた。天気も良さそうなのでショートツーリングに行くことにした。
この時期、北や内陸方面は雪や路面凍結でバイクは無理。
神奈川からだと、おのずと海岸沿いを西へ走る感じになる。伊豆はいつも行ってるからパス。

基本下道で三日間で行って帰ってくるとなると、浜松辺りかなぁといった目星で出発。
特にコースや泊地は決めてないので、なんとでもなるようテントも積んで出発した。


2月11日

天気はまずまず。さほど寒くない。
三連休の中日なので渋滞にはまらないよう注意したものの、箱根峠で少し嵌ってしまった。ここは伊豆へ行く車も通るから仕方ないよね。
てか、この辺りから小雨→小雪→ミゾレとなる。カッパ着るほどじゃないところが悩ましい。
峠を越えて沼津を過ぎても小雨が続く。。。

新富士のあたりでやっと雲のエリアから外れたので、コンビニで一服。
さて出発とエンジン掛けると... ナニ!? エンジン警告灯が点灯してる!



スマホでマニュアル見ると、「お近くの販売店へお持ち込みください」とだけ。エラーコードも何もないので、何が不具合なのか全然わからんが、取り合ずエンジンは普通にかかってる。
一番近くのヤマハがYSP静岡東。約30㎞。電話して状況説明すると、受け入れOKとのこと。心強い!



到着と同時に作業開始。
15分で終了。
ECU接続で診断機で調べたら、O2センサーが何らかの異常を検知したとのこと。これはコネクターの瞬断などでも出る症状で、警告灯は消したのでこのままツーリング続けても大丈夫。ただ帰るまでにまた点くかもしれないので、その場合はO2センサー自体の不具合と考えられるので交換して下さいとのこと。

うーん、なんだかスッキリしないけど大事では無さそう。
店を出て10m走るとまた警告灯点灯! → Uターンして店に戻ると、、、、これは消してもすぐ点く状況ですね。帰るまで点きっパで走るしかないですねと。
配線の瞬断ではなく、O2センサー自体の故障のようです。
後で調べたら、セロー250FEではままある症例らしく、排ガス規制に対応させるための後付け対策の結果なのかもって。。。

先に進みます。
R1はバイパス化されており、実に快調に走れます。
正直、沼津から焼津あたりは景色も微妙なので、東名とあんまり変わらない感じで飛ばせるのはありがたい。

焼津からR150に移り、大井川を渡って吉田、相良とローカルな感じを楽しんで走る。
で、先日来たばかりの御前崎に到着!





ここは、かつてウィンドサーフィンに狂ってた頃さんざん通ってました。ウェイブの聖地です。
今日は西風10m/s、波は頭ぐらい。厳し過ぎないコンディションでウェイブ日和ですな。
しばし眺めてました。



御前崎、好きだなぁ。。。



日も傾いてきたので、今日の宿を確保しなければならない。
エンジントラブルで時間を取られたため、今からキャンプ場探しはしんどい。今日は手軽にライダーハウスにしけ込むことにし、ネットで探すと磐田のライハが近そうだ。
電話すると来ていいよ~と。ありがてぇ。
僕の旅は基本行き当たりばったり。出会いやハプニングが面白いのです。

強烈な西風と西日に突き進むが如く150号線を西進する。
暗くなる前にライハ「KEN」に到着。



ライダーハウスとは、旅するライダーに民家の一部屋を貸すような簡易宿泊施設?
相部屋が基本。



今宵は併設の居酒屋で、同宿のライダー三人と宿主のお母さんとでバイク談義、旅談義、人生談義(笑)
一期一会のバイク乗りが一夜を共にし、浅く深く語り合う文化は、バイクという孤独で自由な乗り物を愛する自立したライダー同志故に成立するのでしょうね。
世界の旅人ご用達のゲストハウスも同じ。
安心のお友達文化とは対極かもね。



サイレントヒルズツーリング、初日完了!
今宵、男四人の相部屋で爆睡。。。

(続く)



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早春の伊豆

2024年02月01日 19時30分36秒 | 車・自転車・バイク
1月31日(水)

XはちょいちょいUPしてるけど、こっちもたまには、ね。

今週はアジトの白物家電入れ替えのため、伊豆に来てます。
今日は天気も良いし暖かいので、カブツーリングの日としました。

普通に起きて、朝食済ませて出発すれば、そこはもうツーリングスポット。毎度ながら二拠点生活はもの凄く気に入っています。

先ずは今日の目的1、本場の河津桜の様子を見に行きます。
R135をタッタカ走って河津着。河津駅から川沿いに掛けて、花見用の屋台村の設置作業がわんさかやってます。
川沿いの桜並木はまだチラホラ程度。一分咲き未満かな。





観光客も疎らな川沿いをゆっくり進むと、何故か一本だけ八分咲きのサクラがありました!



やっぱりサクラはいいやねぇ。パッと明るくなります。

同じ所にある菜の花。こちらは今が盛り。



近くに河津桜の原木があるので行ってみました。
さすがに貫禄有りますね。こちらは三分咲きぐらいかな。





車では何度もこの前を走ってるけど、この原木の存在は知らなかったです。カブでゆっくり廻るとこういうモノも見えてきますね。
あと一二週間もすれば、河津サクラは見頃になるでしょう。


さて、今日の目的の2番目は松崎で海鮮丼系を食すこと。
県道下田松崎線で婆娑羅峠を越えて松崎へ。このルートは空いていて、山間を気持ちよく走れる快走路です。
途中の農家の庭先などにも、白っぽいサクラが結構咲いてました。山あいのサクラは映えるね。

松崎手前の長大なソメイヨシノ並木はまだまだです。春爛漫の季節にまた来ましょう。
程なく松崎港到着。
対岸にマリーナらしきものを発見!ここに船置いたら、かなり面白そうだ。。。 調べてみよう。



目的2の海鮮丼なんだけど、それらしい店がことごとく休み。小さな町の中を三往復ぐらいしちゃいました。
仕方ないので目に入ったラーメン屋へ。伊豆では珍しい喜多方ラーメンの旗が立ってる。
店内は地元の高校生でごった返してたが、この辺の子は礼儀正しくてほのぼの。
味噌ラーメンを食べたけど、これに入ってたチャーシューが信じられないくらい美味かった!



こんな店に出会えるのも、ゆっくり走れるカブならではだなぁ。
海鮮丼は逃したが、思いがけ無い場所で激ウマチャーシューに出会えるんだからカブツー冥利に尽きます。


目的3は大沢温泉の露天風呂。温泉宿は何軒か有るんだけど、一番山奥の「野天風呂山の家」に行ってみたかったのです。

なんか凄い所です。ハンターカブが来てたので隣に停めさせてもらう。



橋を渡ったその先は、昭和というか、もはや明治大正の風情です。。



ここは露天風呂しか無く、湯船の底からボコボコと豪快に源泉が湧き出てました。
それがまた適温で、いくらでも入っていられる。
泉質もサッパリ気味の気持ちよいお湯です。

先客が上がった後、誰も居なくなったので写真撮ってみた。



洗い場とか殆ど無く、基本お湯に浸かるだけ。
渓流沿いの露天(野天)風呂。ポッカポカになれます。
秘湯であることは間違いないですね。この方面に来たときは毎回寄っても良いな。
目的3なかなかの結果でした。



伊豆は温泉が無数にあるので、渓流釣りと合わせ技で秘湯開拓もかなり面白そうだ。


帰りルートだが、この山の家の辺りでも車だとチト厳しめだが、この先は?
温泉の方に聞いてみたら、この先は車は無理。バイクでも止めた方が良いとのこと。現在繋がっているかは不明とのこと。。。

GoogleMapでは天城山の南側の山奥を越えて河津辺りに繋がってる。行けるところまで行ってみたいよね。僕の悪い癖発動です。

すぐに道は細くなり、舗装はガタガタ。でもクロスカブなら大丈夫。



標高が上がるとなかなかの山深さ。
霧も出てきたし。



だいぶ走って大鍋越峠を越えると、、、辛うじて残っていた舗装が切れ、完全なダート。



山仕事の車も来て無いようで、それなりに荒れてます。落石や崩壊の跡もある。ジムニーでなんとかぐらいな感じ。
クロスカブは、、、行けます。行けると信じて進みます。万が一パンクでもしたら歩きます。ガードレール無いから絶対落ちないように。。。
こんな事を考えながら走るのは、、、なんて楽しいんでしょう!(笑)



分からない、知らない、未知、、、なんて魅力的なワードだろう。

かなり下ったあたりでワサビ田が出てきて、やがて人家が現れ、舗装路に変わる。
素直にホッ。 
無事峠越え出来ました! 冒険は身近なところに幾らでもありますね。

図らずも、なかなかのロングダートを発見した次第。
オフ車以外の人、或いは普通の神経の人は、大沢温泉の帰りは先に進まず、引き返した方が良いですよ。

アジトに帰るまで、体の芯はポカポカのままでした。

三寒四温の季節、一足早い春気配のカブツーリングでした。
プチ田舎暮らし、面白いっす!

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クロスカブの簡単ロッドホルダーを作ってみた

2024年01月16日 18時15分43秒 | 車・自転車・バイク
いつまでもトップページに「明けましておめでとうございます」ではのんき過ぎるので、記事をアップします。
例年なら、釣り納めからの釣り始めとなるのだが、ボートが無くなると、寒い中わざわざ行かなくても良いか…ってなっちゃいます(笑)

で、アジトでごそごそやってます。
伊豆はもう早咲きのサクラがチラホラ咲き始めました。



一方、庭のクヌギの木などは枯れ葉も全て落ち、今は枝のみ。このタイミングで伸びすぎた枝を切り落とすのです。
高い所はクライミングの道具を使って安全確保。
クライミングの技術は、アウトドアのシーン全般でかなり有効だと思います。例えば、釣り人が到達できない断崖絶壁の釣り場にも入ることが出来るはず。まだやってないけどね。




アジトに置いてあるクロスカブで釣りに行くとき、ロッドは基本的にコンパクトロッドを荷台に括り付けていたんだけど、ボックスが付いてるので微妙にやりにくかった。
そこで、専用のロッドホルダーを付けることにした。

定番は塩ビ管などをタンデムステップと荷台に固定し、ロッドを縦に差し込むんだけど、こうするとリヤボックスの蓋が開かなくなる。
そこでサイドバックサポートを利用して、横置きにすることにした。
これがサイドバックサポートね。



これに60cmのアングル材を水平に固定するだけ。
ウィンカーなどに干渉しない高さとした。

材料はホームセンターで簡単にそろいました。
材料費は千円チョット。



アングルをこんな感じで取り付けます。
取り付け方法は、Ω型のサドルを裏に当てビス留め&結束バンドでガッチリ固定できました。



このアングル材にロッドを乗せて、マジックテープとかゴムバンドで固定するだけ。
金属製のアングル材にロッドが直接触れるのがチョット嫌なので、クッション材としてアングルの内側に10mm厚のL型ゴムを両面テープで貼り付け。これでムニムニになりました。



早速ロッドを取り付けてみます。



いい感じ。
シッカリ&スッキリ!

この位置なら運転者の足に触れることもないし、乗降時や取り回し、スタンドの上げ下ろしの邪魔にもなりません。
勿論荷台はフルに使えます
最長1.5mぐらいの長さでも何の違和感も無く積載できますね。
何なら、リール付けたままでも大丈夫でしょう。



どうです、見た目もスッキリしてて違和感ないっしょ!
簡単だけどいい感じに仕上がりました。
これでカブ釣行がさに楽しくなりそう。
渓流の解禁が楽しみです。

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林道探索

2023年12月12日 18時33分58秒 | 車・自転車・バイク
先週も伊豆へ行ってました。
師走というのに連日20℃近くまで気温が上がり、バイクで走るのにはこの上ない日々が続きました。

気持ちよい秋の日差しの中、連日クロスカブであちこち林道探索をやってみた。

伊豆に来る観光客の車は、殆ど幹線道路しか走りません。でもね、一歩脇道に入ると、伊豆ってもの凄い田舎道の宝庫。
山の中には林業で使う林道も無数にある。
その大半は簡易舗装が施されており、カブにとって最高なんです。





適当な道を山奥目指して進んでいくと、枝道が有るんで、そういう道を分け入る。その先はダート林道だったりするとテンション上がります。
ガレてる林道だと、ストロークの無いクロスカブでは中々大変。



フラットダートは超楽しい。



抜けられるかな~って期待すると、行き止まりだったり



樹林の中を走るのは本当に癒やされます





思いがけない絶景ポイントに出くわしたり









もうチョイで山頂なのに~ オシイ(笑)



滝や沢もあちこちにある。渓流釣りのポイントも増えました。





動物の気配も濃厚。。。
イノシシ用の箱罠。仕組みをしげしげと見てしまった。なるほどねぇ。。。



熊が居ないとされてる伊豆半島だが、今年河津で熊が見つかったとかで、熊出没注意の看板も(怖)



わさび田の横をのんびり



こんな感じで中伊豆や東伊豆を中心に、山奥をかなり適当に走り回って林道探索してました。
オフ車のグループが走りに来てたり、良さげなキャンプ場に立ち寄ってみたり、農家のおばちゃんが話し掛けてきたり、ちょいと温泉入ったり、トレッキングやハイキングとはまた違って、テンポ良く楽しい時間を過ごせました。

伊豆半島って、観光地以外の場所が凄く良い感じの田舎なんです。
探せば、まだまだいろんな風景に出会えそう。

探索ごっこオモロイ!

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初冬の日本海 弾丸ツーリング

2023年11月16日 18時40分32秒 | 車・自転車・バイク
11月14、15日

セローのミッション修理が終わって、テスト走行したいと思いつつ、野暮用でなかなか出掛けられないでいた。
暖かい日が続くうちに信州や北陸方面の紅葉ツーリングをと目論んでいたら、いきなり寒くなってしまった。
あ~冬になっちゃった。日本海側は冬の間ずっと雨や雪。信州は凍結や雪道。春までバイクはお預けのエリアだ。

半ば諦めてたら、火曜から木曜あたりまでこの方面も晴れ間が出る予報に変わった。
スクランブル発進します!
取り敢えず行ける所まで。目的はシェイクダウンなんで、長距離を走って調子を見られれば良いのだ。

朝天気予報を見て、11時に自宅を出発。
新湘南バイパスから圏央道に乗って八王子で中央道へ。便利になりましたなぁ。
オフ車は高速が苦手とはいえ、100km/h以下で走る分には追い越しも含め特段問題ない。

ノンストップで走り諏訪SAで休憩&遅い昼食。



諏訪湖はまだ秋の装いか。手前のおなじみ八ヶ岳には雪が付きだしていた。
快晴で気持ちよいが、さすがにチト寒い。手袋を冬用に替えて出発。
ここまでで200kmぐらい走ったが、今のところバイクは何ら問題なし。高速だからギヤチェンジ無いけど、今回は距離を走ることが目的。
もう少し進みます。

松本を過ぎると北アルプスが見えてきた。
16時、松代SAで給油。
この辺で高速降りて1泊するかなぁと思ってGooglemapみると、日本海までもうチョイじゃん。行っちゃうベ!

北アルプスにも雪が着きだしてる。八ヶ岳より多いね。
北アルプスの稜線に西日が隠れると、一気に寒くなってきた。頑張って走ります。明るいうちに日本海は無理だなぁ~

雨が降ってきた。うー、これが日本海特有の冬の気候です。
夕闇と雨、、、雨具も付けてないので次の上越高田ICで高速を降りる。日本海まであと10kmぐらいなんだけど前が殆ど見えないので走るの止めました。

速攻で宿を探すと、直江津から二駅手前の高田駅でビジホをゲット。



17時30分宿に到着。丁度Vmaxのライダーさんも到着した所で、都内から関越道経由で新潟から下ってきたとのこと。
YAMAHAの両極端なバイクが2台並びました(笑)



この夜は雨が酷いので町歩きは少なめ。
創業90年の老舗ラーメン屋で特性つけ麺をいただく。
美味い!麺もつけ汁も大量で大大満足! 地元の味だなぁ。





翌朝は晴れ~
上越の町並みが一望でっす。



8時に宿を出発。
さっさか走って日本海に到達!



おーーー 来ましたねーーー 日本海ーーー!
いい感じの波が立ってて、サーファーがごっちゃり居る。気合い入ってんねぇ。

日本海沿いに西へ下る。
この辺も仕事で何度か来てるけど、バイクで走ると見え方感じ方が全然違う。

糸魚川駅到着。
新幹線が通ったから、ずいぶん駅が綺麗になっちゃいました。昔の方が味があったかなぁ。。。



これ以上西へ下ると帰りは名古屋へ出なくちゃならない。それでも良いのだが、晴れ間は明日の昼ぐらいでその後は大雨。
今回は二日間で切り上げることとし、僕は糸魚川から南下し下道で松本へ出ることにした。

日本列島を横断する大断層、静岡ー糸魚川構造線(フォッサマグナ)沿いに走るR143は、僕は結構好きな道です。
昨日は高速オンリーで走り続けたが、今日は山道をギアチェンジガシガシ使って、ミッション回りを酷使する予定。

小谷(おたり)



雪が着きだした白馬岳、カッコいいなぁ。
左側の唐松岳、雪山シーズンにガッツリ登ったね。



北アルプスを眺めながら走る最高のツーリングルートです。

大町を超え、松本に到着。
インター手前のGSに入ると白バイも給油してた。なんだかチョット緊張するが、目が合ったら軽く会釈。やはりバイク乗りなんだなぁと思ったよ。

松本から甲府あたりまで中央道で一気にワープ。
途中、諏訪SAで昼食。昨日と同じじゃん。ここで地図見ながら帰路を検討。一宮御坂ICで降りて、再び山道通って御殿場へ出ることにする。

甲府盆地を快調に走ってると、追い越し車線を一台のバイクが追い越して行く、、、と、アッ、昨夜のVmax氏!
向こうも追い越し様に気がつき、お互いオーッっとなりました。
本線上だから話はできないが、ハンドサインで分かり合えるって、バイク乗りの世界って良いですよね。
彼は都内なのでこのまま真っ直ぐでしょう。
僕は御坂で降りるのでバイバーイ。またどこかで!

下道に降り、御坂峠を越えて河口湖、山中湖と走り抜ける。もう地元感があります。
ちょうど日没。
ここで眺める富士山が一番好きかな。



さてこのまま御殿場へ出てどうするか。。。
そうだそうだ、一日で日本海と太平洋を繋げるツーリングと洒落込もうじゃないかと思い付く。

真っ暗な中、御殿場を抜けエッチラオッチラ箱根を越える。
18時、小田原に到着。海が見える所って事で小田原港に行ってみる。
真っ暗だけどここは正真正銘太平洋!



日本海ー太平洋、同日到達達成~!! SSTRってこんな感じのバイクラリーですよね。
アジア大陸を走った後だと、日本はやっぱ狭いなぁとチラッと思ったよ。

あとは勝手知ったる相模湾沿いを走るだけ。やはり湘南は暖かいぞい。
19時、無事自宅に帰着。

1日目 369km
2日目 426km
合計  795km

高速と山道という過酷状態で二日間乗り倒しても、セローのギアはスコスコ入ってくれました。
今回はツーリングと言うよりシェイクダウンなんで、あまり休憩や寄り道をせずほぼ走りっぱなしだった。

2日間走り込んで、セローは元気だし、僕も元気です。
日本海側冬入り前にぎりぎり滑り込み成功。
日本海ー太平洋横断という余録付きで、妙な達成感有りっす!

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セロー復帰!

2023年10月30日 21時08分38秒 | 車・自転車・バイク

セローが復帰しました!

修理に1ヶ月掛かる見込みだったけど、2週間で修理を終えた事になります。
担当の営業氏と、メカニックが頑張ってくれました。
ありがたいことです。

問題のギヤが固い、Nが出にくい、酷い時は2速に上がらないと言った現象に対する、明確な原因解明はできなかったとのこと。
何人かで何回もテスト試乗した結果、クラッチ周辺に問題がありそうと睨み、クラッチ板一式全交換対応をしたとのこと。

同様の症状がメーカーにもチラホラ上がってるらしく、それに対応した対策部品がメーカーから出ていたとのことです。
あくまでチラホラ程度なので、リコールとかにはなってないとのこと。

35年続いたロングセラーモデルゆえ、各部は成熟し切ってると思ってたが、ファイナルエディションはエンジンが少しパワーアップしてるんで、その影響が出たのでしょうか。
いずれにせよ、廃番モデルにも関わらず対策部品を出すYAMAHAの良心を感じました。

帰宅がてら2時間ぐらい走らせたけど、症状は綺麗になくなってる。
何も問題なし!
クラッチを繋いだ時のフィーリングが、えらくシャキッとなりました。

不調の原因が明確になってない上での修理ゆえ、もう少し長い距離、長い時間走ってみないと安心はできないが、何はともあれ症状が無くなり乗れるようになったのは嬉しい限りです。

秋のよき時節、楽しみだなぁ!


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