9月14日~16日
今年も琵琶湖へバス釣り遠征に行って来た。
メンバーは、YSさんとmm17さんと僕の3名。
巨大台風18号が沖縄あたりで向きを変え、こちらへ向かい始めた。
台風前の爆はあるのか?
今回も台風との接近戦の中、なかなかの遠征釣行となりました。
1日目
昼に横浜で集合し、新東名をひた走る。
YSさんのOUTBACKは、遠征車として最高です。
16時半、琵琶湖到着。
いやー、今年も来ましたなー!
釣り本チャンは明日からだけど、我々は夕マヅメのオカッパリゲームを敢行。
昨年YSさんがラストで感動の50UPをキャッチした場所を、今年のスタートポイントに選んだ。
まるでドラマが引き継がれてゆくように。
魚っ気はありますね。
この後、三人バラバラになってしまい写真は無いが、mm17さんとYSさんがバスを一本ずつキャッチ。
幸先良いぞ!
夕食は定番の来来亭。
宿はマリオットホテル琵琶湖。
昨年のラフォーレが全面改修して再オープンしたものなので、ピッカピカ。超快適。
2日目
5時半、昨年と同じ北山田マリーナに到着。ワクワクしますねぇ。
今日は天気は大丈夫。しかし結構寒いです。長袖、長ズボン+ウィンドブレーカーでちょうどよい感じ。
今回は三名なので、ボート1艇としました。
初日は19fのレンジャー175馬力。少し大きめで、三人が余裕で釣り出来そうです。
175馬力のバスボートをドライブするのは初めての経験。
太いトルクを生かすと簡単にプレーニング状態に入ります。ハイドロ系のバスボートは不安定なハンプ状態を素早く脱出させるのがキモですね。
ハンプのまま中途半端にパワー掛けるとスピンしちゃいます。
湖面に出ると驚愕の事実に直面。
なんとなんと、昨年ビッシリ水面を覆っていたカナダ藻がまったく無い!
前回は、始めて遭遇した分厚いウィードを抜く事が出来ず、カナダ藻ドームの下に潜むであろうデカバスの元にルアーを送り込む事が出来なかった。
その教訓を胸に、ウィードの釣りを練り上げて来たとゆうのに・・・
何所走ってもカナダ藻が無い!?
早くも、僕の作戦は崩壊してしまった。。。 どうしよ
水温が低下し始めると日々ウィードが枯れて丈が低くなるそうで、ほんの一週間前まではカナダ藻が水面を覆っていたとのこと。
この時期は夏のウィードの中の縦の釣りと、秋の広く泳ぎ回るバスを探す横の釣りが入り混じった難しいタイミングとのこと。
我々は、ボトム水深が3.5mぐらいで、ウィードトップが2~3mといったエリアを集中的に攻める作戦とした。
YSさんが先陣を切ってキャッチ。
今年も飛ばしますね。
僕は、Deep-X300で藻のトップを擦るように引いてたら、ガツンと来た!
43cm!
ハードルアーで久々に釣ったなぁー
その後風が出てきてドテラ流しの釣りとなり、フィネスで挑んてたmm17さん苦戦の展開。
YSさんは職人技であの手この手と繰り出してる。
僕は、直リグ、DS、クランク、テキサス、チャターベイトのローテーションで、藻の上、際、中と探る。
3者三様の展開。
ダウンショット・ワッキーで藻の中を探って2匹目ヒット!
32cmのピチピチ君キャッチ
昼頃になると、朝のヒットパターンが通じなくなった。
風も強まったので岸際に避難。
ドシャローのカバー打ちやったり、
昼寝したり、、、
なんか、実にのんびりした昼下がりの一時を過ごしました。
これはこれで良かったなぁ。
午後は誰か釣ったっけかな・・・?
僕はゼロ。
よく覚えてないけど、かなりゆったりした気分でバスフィッシングを楽しんでました。
17時帰着。
ボート屋で、今日50を4本獲った人がいると聞いた。
ポイントの違いだけではない、何か決定的な違いがあるんだね。
遠征の楽しさって、初めての環境で直面する数々の困難や謎を、短時間で紐解き、何とか結果に繋げる事だと僕は考えてます。
地元勢と僕らとの決定的な釣果の違いは、まだまだ僕らに謎解きの余地が大幅にあることの証し。この謎が多ければ多いほど釣りは面白くなるのだ。
残された時間は明日1日。興味は尽きない。
晩飯は、これまた定番の王将。
クタクタになるまで釣りに没頭出来る喜びを噛み締め、早々に就寝。。。
3日目
台風の外縁の雨雲が掛かり、今日は雨模様確定。午後からは風もだんだん強まってゆく予報だ。
昨日の時点で、ボート屋さんもキャンセルまたは半日でも構わないと言ってくれた。
4時半にホテルを出ると、小雨で風も少しあるもののまだ大丈夫そうだ。
昼までを目途に出航することにする。
昨日あちこち見て回ったので、今日は朝一から最も有望そうなポイントへ一直線。
土曜日なのでバスボートも多く、目指すポイントには船団が形成されつつあった。
この辺はウィードが濃く、所々水面まで伸びてる。
僕は藻の深さに合わせ、昨日よりやや浅く引けるDeep-X200を投入。
37、40を連続キャッチ。
みんな真剣だ。
その後、僕はチャターの威力を信じて積極的に使った。
クランクに比べレンジキープが難しいが、それは逆にレンジを任意にコントロールできるという事でもある。
或いは、ウィードの中に落とし込んでから引き始めることもできる。
僕の中では、縦の釣りと横の釣りを同時に攻められるイメージです。
この状況には合うような気がしてならないのだが、どうしてもヒットしてくれない。
トレーラーを金色に変えた1投目、ガツンと来ました!
ちょっといいサイズじゃない!?
水面に姿を現したのは、45以上、50未満と言ったところ。
スミマセン、ランディングに失敗しフックアウトしちゃいました。。。
でも、自分のイメージ通りにチャターベイトを動かして出たこの一匹は嬉しかったなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/22/402dbfd6e2d33a5717ce70c400d98ff5.jpg)
【上から DeepX300、200、ブレードジグ】
もう一匹、これも取り逃しちゃったんだけど、ワッキーのダウンショットをウィードの隙間をボトムまで滑り込ませた時、グッと抑え込むアタリがありガシッと合わせると、今までとは全く違う力強い手応え。直感的にデカイと感じた。
しかしフックアップならず。
僕の手に残った強烈な感触は今も残ってます。居るんですね、そういう奴が・・・
徐々に風雨が強くなりだし、体が冷えてくる。
最後のポイント移動で、岸寄り2.5mラインの浅場をやってみる。
風でボートがどんどん流れて釣りにくいが、DSをこまめに入れる。
終了間際に37キャッチ。
これにて終了。
12時に上がりました。
ゴアのレインウェアーでも、手首や首筋からどうしても雨が侵入してしまい結構ビショビショです。
車に戻って乾いた服に着替えて人心地着きました。
で、これで終わりかなと思ったら、YSさん午後はオカッパリやると!
わお、凄いパワー!!
僕もオカッパリは嫌いじゃないけど、今回はオカッパリの準備まったくしてません。
足元はクロックスだし、ウェストバックの類も無し。
mm17さんと車で待機することにしました。
しばしの後、満面の笑顔でYSさん帰還。
40UPを2本獲ったとのこと!
今年の最後も、昨年同様YSさんのドラマフィッシュで終了となりました。
南草津のスーパー銭湯「極楽湯」で冷えた体を温め、極楽極楽。
これにて琵琶湖遠征は完結です。
今年の琵琶湖も実に面白かった。
やはり最高のバスフィッシングが楽しめるフィールドですね!
今回のタックル忘備録
・Abuキラービー702H+Daiwa Z+PE4号 直リグ(パンチング用、ウィードの中にガシガシ落とし込む釣り用)
・メガバス F4サイクロン+アルデバランMg+ナイロン14lb(クランク、ウィードの濃いエリアのチャター)
・メガバス X7 F2 1/2シャーディングX+Daiwa SS Air+フロロ8lb(ダウンショットワッキー、ウィードの際や薄いエリア)
・メガバス X7 F2 1/2パワーハウス+Daiwaセルテート2510+PE1.5(ウィードの薄いエリアのチャター遠投)
・DeepX200、300(琵琶湖の水深にドンピシャ。100も欲しかった。カラーはキラキラ系が良かった気がする。)
・チャターベイト ブレードジグ(この動きは堪りません)
・フリックシェイク 5.8”(このサイズが琵琶湖にはとてもマッチする気がする)