もう仕上がっている2歳馬が、強い調教のあとに跛行し、後肢球節に症状を示した。
その時はX線撮影で異常を認めなかったが、1ヵ月後に再度X線撮影したら第一趾骨近位背側内よりに亀裂骨折が見つかった。
摘出してしまうには大きすぎる。
細いscrewで固定するのが良いだろう、と判断した。
よくchip fractureが起きる部分だ。
放置すればなかなか骨癒合せず、また割れる可能性がある。
ピンポイントで狙う。
使っているのは2.5mmの月光ドリル。
斜めの面でも滑りにくい。
4.0mm海面骨screw用のタップでねじ山を切る。
4.0mm海綿骨screwは折れやすく、舐め易い。
原理だけではうまくいかない。実践的な手技が必要。
screw1本入れるのに神経を使い果たす。
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万年草。小さくても、あざやかな黄色。
この後安静にするのでしょね。1か月くらいでまた走れますか?
そのネジにしっかりね、と応援したくなる。
海綿骨だけを通過させるのは意図的にですか?スクリューの先端だけ海綿骨、またはその逆はしないほうがいいのでしょか?
好きだとおっしゃっていた万年草、お花咲いたのですね。
今朝は金魚が卵産んじゃって、アワアワであたふた。
1ヶ月では無理かな。損傷を受け易い部分ですので。
対側皮質にまで届かせるわけにはいきませんので、海綿骨を引張ることになります。手前は皮質骨ですが、スクリューヘッドはかなり小さいです。でも関節の近くですのでワッシャーは使わない方が良いでしょう。
金魚、増えそうですね!
道端の砂地に生えているのを採って来て植えています。
牧草でも、園芸種でも、帰化植物だらけですよね。