先日の蹄処置をテーマにした実習の中で蹄のXrayをたくさん撮った。
(と言っても、4頭16蹄)
いろいろな蹄があり、中にはひどい慢性蹄葉炎でそれが最期の引き金だったろうと思う蹄もあった。
蹄底が薄いのやら
蹄底が厚いのやら
しかし、これだけの蹄をXrayしても、蹄内に感染巣だと思われる透過像はなかった。
だから、ごくごく小さな透過部でさえも、あれば蹄感染、蹄膿瘍の所見だと考えても良いのだろう。
生産地では”砂のぼり”の馬はとても多い。
中にはこじらせているのが居る。
獣医師が積極的に関与して、Xrayで部位を特定してから対処するようになれば、
より正確に病態が把握でき、こじれる症例を減らせるのではないだろうか。
牧場も、装蹄師さんも、遠慮しないで獣医師にX線撮影を頼めば良い。
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虹のたもとには金が入った壷が埋まっている、と言うのだそうだ。
場所、覚えておいて堀りに行くか;笑
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飼主を置いて逝ってしまったワンコは、虹のたもとで飼主を待ってくれているのだそうだ。
「近すぎるヤン。散歩コースの途中ヤデ。」
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コントレイル!! おめでとう!!!
めずらしく生中継を観れた。
強かったね~ でも危なかったね~
頑張った!!
ソコ、ホルンデスカ?
ゴールデン、特にゴルは待っていないと思う。食べ物や楽しげなことにふらふら~っと
でもまた会えたらうれしいなぁ。
虹のたもとが見えることは少ないですよね。だから勝手なことが言われている;笑
うちの相棒は「早く来い!」と騒いで呼びますね;笑
なので終生管理してあげなければなりません。
という我田引水が必要だと思いますが、如何でしょう。
砂のぼりも繁殖特有の栄養要求があったりもするのでしょう。
乳牛ですらビオチン鉱塩がどうたらというサプリメントがあったりします。
有効量が含有されているかどうかは知りませんが。
本当は装蹄師さんが放射線技師の資格を取ってじゃんじゃん撮れれば良いのだと思います。
ただ、病性診断前提の撮影ですから施設管理者に獣医師がいて、画像を逐一確認できる仕組みがあってとなりましょうが。
1着流石ですが2着アリストテレスがサンデーサイレンス4*3なんですよね。
すでに結構いるんですね。
こちらはディープインパクトくぐりで超希少必至なのでありましょうが。
何にしましても母父ともメアサイアーにサンデーサイレンスが入ってくるのは生産地として育種が確立した端的な証ではないでしょうか。
面目躍如でしょう。
hig先生達の馬を残す努力もさりながら、良い時代に仕事をされたのかも知れません。
ここはいつかの虹のふもとじゃないのか。
俺がいるじゃないか、と相棒さんが言っています。たぶん。
これじゃ幽体離脱モードですね笑
サンデー系が多くなって明らかにサラブレッド達の蹄は薄く、弱くなった、と感じている装蹄師は多いようです。皮膚が薄いのが名馬の条件ですが、蹄って皮膚の延長なんですよね。
過長蹄に限らずクラブフットなんかもホカして置けば淘汰されてしまうのでしょうけれども、それでは目的のサラブレッドは作れない訳でして。
えげつない話にするなら走る馬生産する牧場は繁殖の脚見れば分かるとすれば良いのかと。
蹄が管理されないで維持できる母から進んだ子は出てこないのだと。
そうすれば真っ先に母の蹄が管理される様になりますね。
ディープインパクトの時に話題になっていましたが、それなりの装蹄技術も発展していくのでしょうね。
薄さもですが、毛足も含めた皮膚の柔らかさなのだろうとおもいます。
で、これはコラーゲンの組成の個体差を現しているのではないかと思います。
となると、全身の可動域を含めた柔らかさに繋がり、となっていくのではないでしょうか。
黒和でも蹄璧薄くて蹄尖からボロボロ欠けてく奴がいます。
やはり特定の父からの個体群ですが、ここまで薄いのは馬を含めても稀だと思います。
柔らかい環境においてやるしかないです笑
人が高栄養の飼料を与えなければクラブフットにもならないのだと思います。
板敷きの飼養に適合した黒毛なんでしょうか;笑
もう少しこうやって撮ってよと気軽に言われるまで10年
言いやすいはずの勤務医さん、研修医さんにはあまり、声をかけない
結局、最後は仕事相手として信用してくれているかどうか、話をしやすい相手かどうかなのかなぁ・・・
と、思う今日この頃です
そういうもんだ、と最初から思ってもらうか、積極的にアピールするか、も方法かと思います。
あとは値段かな;笑