片足だけの飛節OCDの関節鏡手術。
足根骨の背側に骨軟骨片が落ちている。
中間稜には陥凹部があり、そこから剥がれた骨軟骨片のようだ。
長いメス柄につけたNo11ブレードで、近位足根間関節包を切開する。
これは私のオリジナルテクニック。
直接、近位足根骨間関節へ関節鏡を入れる手技や、
10万以上する関節鏡手術用の鋏を使う手技があるが、
私はNo11ブレードで関節包を安全に切開できる。
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それで容易に骨軟骨片を取り出したのだが、なんと外側にもう1個残っている。
その骨軟骨片は、関節鏡を内側から入れても、外側から入れても、近位足根骨間関節内には見えなかった。
しかし、距骨外側滑車の遠位にしっかり写る。
検討をつけてロンジャーで掴もうとしていると、伸腱部の内側の関節包の中に海綿骨が一部見えた。
飛節の内側、伏在静脈の内側に器具孔をもうひとつ開けて、関節鏡とロンジャーを並べるように入れて・・・
骨軟骨片を掴み出した。
Xray画像上でも骨軟骨片は消えた。
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手術時間は2時間を超えてしまった。
なかなか難易度の高い飛節OCDの関節鏡手術だった。
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スズメバチがブンブン飛んでいると思ったら・・・・
なんと、薪棚に径15cmほどの巣。
その向こうには、10cmほどの徳利型の巣。
どちらももう使われてはいなかった。
念のため殺虫剤をかけてから、撤去した。
熊よけスプレーだけじゃなく、アブハチジェットも登山やトレッキングには必携かも。
登山にアブハチジェットですか?
登山道から外れたり、うっかりさん以外は被害なさそうですが。必要な方はエピペンの携帯は忘れずに。
もうトンボが舞う冬の室内は再現できないかも?
ヒグマも怖いですけど、うっかりスズメバチを刺激してしまったら殺虫剤なしではたちうちできませんよね。
>>はとぽっけさん... への返信
この馬の場合、競争への復帰にはどれくらいを要するものでしょうか?術式?の違いによる差はありますか?