先日、装蹄教育センターの研修生の皆さんが見学研修。
密にならざるを得ず、申し訳ないが換気には十分注意した。
そもそもエアコンもないので換気しないといられない。
霧が出た日で、涼しくて助かった。
ー
生産地特有の蹄の疾患
生産地の獣医師の仕事
生産地の獣医師から見た馬の蹄
生産地の獣医師が思う獣医師と装蹄師のあるべき関係
などを話した、つもり。
/////////////
東京オリンピック2020が始まった。
いまだに反対意見を表明する人たちもいるようだ。
大いに意見を述べたら良い。
なんでも従順な、決まってしまえばおとなしく従うのは、もうこれからの世界の中で美徳ではないだろう。
ー
私はきのう2回目のコロナワクチンをうってもらってきた。
今、接種後19時間。
局所のわずかな腫れと熱と触ったときの違和感以外なんの異常もない。
ー
コロナワクチン接種も間に合わなかったので、オリンピックのボランティア馬外科医もお断りしてあった。
やる以上、無事で充実したオリンピックになることを願っている。
TVの前で応援しようと思う。
選手たちのためにというより、選手たちの姿に自分が感動と感銘を受けられるからだ。
日はまた昇る。
昨夜は今までで見たなかで一番赤い月でした。どんだけ微粒子が!とそっと窓を閉めました。
今回はあぽぽ~んとオリンピック観戦しようと思った時期もあったけど、始まってしまえば全力集中して応援してしまう。
アスリートは見ている人に感動をもたらすために競技すると考えるのはちょっとずれていて、すでにダメだと思う(個人的考えと言っておく)。彼らの身体能力、精神力、チーム力などを見て気持ちが動かされるのは事実。一流アスリートはほんとにすごいなぁ。いいのも見せてもらっている。
よくないもの見てもそれはさっさと忘れる
精神的にも強くて、自分を律することができ、周囲へも感謝の気持ちをもっていないと頂点には立ちにくい、と教えてもらえます。
コロナ禍であってもスポーツは素晴らしいです。
https://blog.goo.ne.jp/equinedoc/e/e4a5a1d1b9f646fb856fcae1548dafbd
この辺に対する協会のレスポンスだったりすると嬉しい部分ではありませんか。
生産地から装蹄学校に上がる人がいれば色々な伝聞もありましょうが実際はどれくらいいるのでしょう。
牛削蹄ですと日曜大工が結構いるみたいですが、出ないというのはそういうことですか。
ソーシャルスポーツの権力頂点がバッハ会長さんですし、日本国象徴としての天皇陛下はその演出として今回利用されましたね。
私なら会長雛壇出ずっぱり、天皇陛下は聖火の対極とソーシャルディスタンスの象徴として最上段に挨拶だけ登場、としたくなりました。
今回メダリストとして生きたいでオリンピックを目指していた人は大層挫かれたでしょうね。
品行方正が引き上げるのはその競技の社会的ステータスだと思います。
そうである限りどの様な能力であれアスリートの片鱗でいられるのでしょう。
前世紀末に千葉すずさんというスイマーが居られました。
彼女のスタイルは組織的頂点を目指す物ではありませんでしたが、直接的に現在の日本水泳の強さとステータスにつながってます。
変節だったと思いますが、そういう人が常に必要とされるのも確かです。
オリンピック競技の中で、選手たちの人間性、それが結果にどう結びつくかまで見えてきてしまう。それもまたスポーツ観戦の魅力ですね。
オリンピックは開催地の推しが出る点文学賞的であったりエンターテイメントだったりするのかも知れません。
競技の普及のためにはそこに嵌るために従順である必要があるかも知れませんが、国際水準に至るためにはそこから一皮剥けなければならなかったりするのでしょう。
4年に1回だけ脚光を浴びるマイナースポーツも多いですからね。
開催国枠で何十年ぶりにオリンピック出場できている競技もあります。
コロナ禍での開催になってしまったのは、本当に残念です。