当歳馬が牧柵に激突し、顔を陥没骨折した、との相談。
今年は晩秋になっても手術予定がびっしりで、午前も午後も吸入麻酔をかける手術で埋まっている。
夕方から手術しましょう、ということで来てもらった。
X線画像では、陥没箇所は広くないと思っていた。
すっかり割れて、陥没するだけではなく、立ち上がっている骨片もあった。
骨折してから2日目なので、血腫になっていて、皮膚は陥没していないだけ。
血腫の下では骨は広範囲に陥没していた。
損傷範囲も広い。
眼窩縁も割れて落ち込んでしまっていた。
なんとか、できるだけ持ち上げて、いつものように1/3円スモールプレートで留める。
8穴と9穴のプレートを使った。
4.0mmキャンセラス(海綿骨)スクリューで骨片がふたたび落ち込まないように留める。
傷が治り、骨が固まったらプレートとスクリューは抜く。
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扉のところで、この馬は止まったのに、後ろからぶつかられたらしい。
上り坂になっているのに、とのこと。
あとは扉のつくりをもっと太くて軟らかいものにするか、周辺にクッションでも付けるしか方法がないかも。
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そいうわれるとポインターの顔に見えなくはない。
ほかに怪我がなければ、おんまさんの顔は優秀な衝撃吸収。
競走馬になったら、メンコ付けちぇうのかな?がんばれ!
フグ人気って、わかるきがする。
フグはドン臭いのに、身はうまいですから、毒を持ったり、針を持ったりで身を守るのでしょう。犬の顔は、海の中では恐ろしくないでしょうね。
食べられるかどうかの視点、放棄しないことにします。
ゴルの潜水中の顔は間抜け顔でした。
先日、とある子犬に会う機会がありゴルのあれこれ思い出す時間が増えました。その子犬が頭を左右に傾げて聞き慣れないコマンドを「ただいま解析中」のポーズ。英語使いだそうで「Now analyzing」ってとこかな?と心中笑ったりも。
後ろから来た馬は、上り坂を一生懸命駆け上がってしまったのかもしれませんね。
顔の骨は、ヘルメットみたいですね。
(普段用ではなく、獣医療用です)