義足を着けた馬の動画が見られるので紹介しておく。
http://www.nanric.com/wkyt_amputation_video.asp
馬に義足をつける場合の症例の選択、テクニック、術後管理、予後については、いつか調べて整理したいと思っている。
やはり馬の性格が大きな要素で、興奮して無茶をする馬は適応できない。
前肢か後肢か(前肢の方が厳しい)、どの部分から切断するか(義足をつけるための部分が欲しい)、etc.
やはり、義足にあたる部分の皮膚が耐えられるかどうかも重要で、蹄叉(蹄底の一部)を切断肢の先に移植できれば、負重と摩擦に耐えやすくなる。
毎日の管理、看護が必要で、しかも何年も生きられることは少なく、半年とか1年とかで耐えられなくなることが多いようだが、その日々に意味がないとは言えない。
大勢の方がご存知だろうが、videoに出てくる髭のおじさんは Ric Redden 。偉大な人だ。
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来週まで修行にでかけるので、馬医者修行日記はお休みです。
これは最高にうまく行っている義足馬だと思います。
本当にはねて走り回っていますが、
オーナーやDr.はヒヤヒヤしないんでしょうかね?
戻ってきました。
そのうちリポートさせていただきます。
出先で1頭外傷縫合をしてきました。怪我がつきものの動物ですね。
これは嬉々として駆け回ってるんだなあと解ります
うちのネコたちも機嫌いいときシッポたってます
制約あるとしても、馬も義足で救われるのだなあとうれしくなりました
でも嬉しそうに駆け回る姿は何物にも変えがたい、すばらしい技術ですね。
うちの子達はみなじゃじゃ馬だから骨折は怖いです。
自爆スタイルの怪我をしょっちゅうする子がおりますので、気が気ではありません。動けなくなったときを考えると今から設備の揃った医療機関を作りたい気持ちですが、何せ先立つものが、、、
怪我無く一生を終えられるよう見守っていきたいです。