先日、3年ぶりで職場の飲み会。
地元の焼肉屋は混雑していた。
私の所長退任と、新所長就任祝いと、Y先生歓迎会と送別会と、M先生歓迎会と、etc.
この3年間のあれやこれやをまとめて;笑
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家畜高度医療センターの診療実績2021(令和3年度)が出たので整理しておきたい。
診療件数は1,843件。
「年間千頭の馬が来ます」と言ってきたのだけど、もう「二千頭近い馬が来ます」と言うようにしてもいいかも。
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吸入麻酔件数は 690
静脈維持麻酔が 71
ワンショット麻酔が 243
これらの比率は診療内容にもよるし、使える薬剤にも左右される。
近年では、プロポフォールによる倒馬や麻酔ができるようになって、覚醒起立が良くなった。
しかし、吸入麻酔頭数は激増している一方で、静脈維持麻酔は横ばいが減少傾向。
追注すればワンショット麻酔でできてしまう、ようになっているのかも。
鎮静剤デトミジンが使えることや、神経ブロックが上手になったことで、立位でできる手技が増えたが、
ある程度時間がかかる処置は吸入麻酔して手術室でやりましょ、となっているかもしれない。
写真はとある日の静脈維持麻酔。
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年間麻酔頭数は 1,004 頭。
1年365日だよ。
そりゃ土曜日曜祝日、盆や正月も診療している。
夜中働くこともある。
でも、全身麻酔する症例を年間1000頭やっていて、そのうちの何割かは予約のない急患だ。
数年前から、「安楽殺に持って行きたい」は、「牧場でやって」とお断りしている。
「何時に来る」と予定を入れて時間を空けておいても、そのあと急患が入ることも多い。
そうなると全身麻酔を伴う診療から抜けて、獣医師が安楽殺と解剖場への搬入にかからなければいけない。
それは二次診療施設の診療の質を落とし、助けなければならない患畜を危険にさらし、余計な仕事を増やすことになる。
安楽殺はお断り。牧場でやってきてください。
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久住高原でシャモ料理の店があったので立ち寄った。
「焼き鳥は中がレア状態で食べて下さい」とのこと。
美味。
九州は、牛肉もあり、豚もあり、鶏肉もある。
本当に豊かなところだ。
デザートはワイナリーで。
ワインソフトは、ブドウジュースに漬かっていてノンアルコールなのでドライヴ中でも楽しめました。
肉は表面にしか汚れはつかない。表面を焼けばまず大丈夫。しかし、消化器である肝臓には菌が入り込む可能性があると思います。
牛では一貫生産でSDGsまで取り組んでます、プライドかけてコストかけてます、という古典では動物福祉で語られてきた領域で評価されていくしかないかも知れません。
QOLはまた別の視点を与えてくれますけれどね。
虚実入り混じりのガウス平面的二次元展開は馬よりあからさまでしょう。
フードマイレージを規定すると生レバーも供給できるのでしょうけれども、現状それは難しいことになっていると思いますが。
生産地では馬の二次診療は完全に定着しましたね。牛でも意識されないだけで、ニーズもコンテンツもあると思うのですが。
レバ刺しもありましたよ。鮮度に自信があるんでしょうね。鮮度だけで大丈夫かどうかは・・・・?
3人で回し始めた頃は実験的だったと思うのですが、その段階は卒業なんでしょうね。
診断も手術もダメもとに依存していて、症例も予後もピンポンしているようではダメなんでしょう。
大学ですらどうなんだ、と思います。
一貫の焼肉屋ですか。
以前はこう言うのお高い印象でしたが、利益率を圧縮しうるこのスタイルでしか今後庶民がいい肉を食べられなくなりそうです。
鳥をジンギスカン鍋ですか。
ムネ一枚皮面から脂落としてパリッと焼いて、みたいなのは出来そうな気がしますが切り身は想像できないです。
馬肉には義経鍋というのがあります。
コンフィ的なので、鳥もこっちが向いているんじゃ無いかと思います。
やってみよー
牛はあいかわらずチョボチョボです;笑 牛はコロナショックの様相です。
ジンギスカン鍋ですね!と店員さんに声をかけましたが、反応はよろしくありませんでした。鶏肉をうまく焼く方法として検討した結果なのでしょう。
阿蘇周辺は北海道に負けないくらい大陸的でした。
それが、馬肉が・・・・
ジンギスカン鍋?景色といい北海道と似てる気がしますが平地のブドウ畑は新鮮な印象。デザートもいいですねぇ。
馬肉も有名ですが、やはり論外ですかね。