コロラド州立大学外科学教授のDean A. Hendrikson 先生の講演。
内容は、前半2/3が腹腔鏡手術。残りが上部気道の外科手術。
腹腔鏡は、サラブレッド生産地では適応症例は多くなさそうだ。
卵巣摘出は顆粒膜細胞腫くらいしか行ったことはないし、特別大きな顆粒膜細胞腫では腹腔鏡では摘出するのはたいへんそうだ。
陰睾の去勢は年に数頭やるが、それほど苦労しているわけではない。
仔馬の膀胱破裂への応用は、膀胱を尿が漏れないように縫うのが難しいので、簡単ではないそうだ。
それでもUSAの馬の外科の現状について聞けたのは勉強になった。
毎年、内容の濃い講習会を企画・実行されている胆振獣医師会諸氏に敬意と感謝を表します。
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あまり椅子にすわっている時間はなくて、一日診療所をうろうろしているようだが、なかなか万歩とはいかない。
午前の手術で3000歩。午後も診療だと2000歩。というところか。
日曜日、診療しないで paper work だと1500歩だった。
田舎の暮らしは本当に歩かない。
運動しましょ。
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そして、いつも思っていることなのだが、馬も歩かせることが大切。