創意工夫


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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腰痛であることを書いたが、困るのは写真の撮影に使用する重い機材を運ぶ時だ。
フォトグラファーには腰痛持ちの人が凄く多いそうで、一種の職業病らしい。
まあ機材が重いだけでなく、中腰で撮影しなければならない・・ということもあるのだろう。

収納力を誇るカメラ用のリュックは沢山出ているが、あれに本当に目一杯詰めると、物凄い重量になる。
そんなものを運べるのは若いうちだけだ。
というか、恐らくあの重さのせいで、腰を痛めてしまうのだ。
実際にはプロでさえ、途中で懲りてしまい、キャリーバッグに転向する人が多いと聞いた。

というわけで、僕も重い機材を運ぶ際は迷わずキャリーバッグ・・と決めている。(2022年11月21日の日記
もっとも僕の場合、単焦点レンズ1本だけで済ませるのが普段のスタイルだ。
Z9とf1.2のレンズの組み合わせは、確かにけっこうな重量ではあるが、リュックで運べない重さではない。
今のところ、レンズ2本以上の場合にキャリーバッグ・・と決めている。

キャリーバッグはイーグルクリークのもので、カメラ専用のバッグではない。
しかしいろいろ検討した上で決めたもので、使い勝手の面では大きな不満は無い。
f1.2のレンズを付けたZ9がそのままスッポリ入るように、厚みのあるクッション材で内部を区切っている。
隙間にトラベラー三脚の1型が縦に入れられるので使い勝手もいい。
タイヤで進むのが難しい場所では、必要な機材だけバックパックに移して運んでいる。

と、いろいろ便利に使っているが、まだまだ改良の余地はある。
現在もいくつかアイディアがあり、ひとつずつ試しているところだ。
腰に負担をかけないために、何よりも「楽をする」方向を目指している。
必要は発明の母と言うが、腰痛のお陰で創意工夫をせざるを得なくなったとも言える。
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