再訪


D3X + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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先ほど、長崎空港から帰ってきた。
出張でいつもの九州に行ったが、今回はもう一泊して、長崎県まで回って別の仕事をこなしてきたのだ。
佐賀を通り長崎の北のほうへ、迎えの車に乗せてもらい、かなりの距離を移動した。
残念ながら長崎市からはかなり離れており、ちゃんぽんを食べる時間はなかった。

その後、先週も行ったばかりの長崎空港まで送ってもらった。
途中雨が降ってきたが、そのうち前が霞んで見えないほどの大雨になり、ところどころ冠水している街の中を走った。
空港に着くと、羽田からの飛行機の到着が遅れ気味で、全般にダイヤが乱れていた。

予約しておいた東京行きの便に乗り込んだが、椅子に座ったままで、飛行機がなかなか出発しない。
機長のアナウンスで、羽田が大雨で業務を停止しており、飛行機の離着陸が出来ない状態だという。
それを聞いて機内がざわめく。
作業員が業務を遂行出来ないほどの大雨らしい。

しばらく待って再開したというアナウンスがあったが、羽田の上空で順番を待っている飛行機の着陸が進まないと、こちらの離陸許可がおりない。
そうしているうちに、また大雨になり業務が止まってしまったという連絡が入った。
座りっぱなしは体に悪いので、飛行機を降りてもいいという許可が出て、幾人かの乗客は機内からロビーへと出て行った。

ほどなく離陸許可が出されたようで、乗客が戻りすぐに離陸した。
結局1時間以上椅子で待たされた。
羽田上空は厚い雲に覆われていたが、飛行中の飛行機の揺れは思ったほどでもなかった。
ただ滑走路が濡れているのが原因か、飛行機が大きくバウンドして着地の衝撃が二回あった。

羽田空港の内部も混乱していて、ロビーでは何箇所か天井がはがれ落ちて、立入禁止のロープが張られていた。
一体何が起きたのだろう?
雨で剥がれてしまうほど天井が脆いのだろうか?

羽田からはリムジンバスで帰ろうかと思ったが、バスのダイヤも遅れており、定刻通りに動いていないと告げられた。
後で知ったのだが、羽田のトンネルが水没して、一時通行止めになっていたようだ。
やっと来たバスに乗ると、高速道路上で渋滞に巻き込まれた。

バスの車内の電光掲示板のニュースをぼんやりと見ていると、管首相の退陣表明や為替のニュースに混じって、「東京や長崎で局地的な豪雨」という文字が流れた。
よりによって、豪雨の場所から豪雨の場所にと移動してきたようだ。
動かないバスの中で、思わず苦笑いが出た。
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