COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
繰り返し
D810 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
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久しぶりに時計をいくつか落札した。
数年ぶりだろうか。
ところが自分のやっている事が、以前と同じ工程を繰り返していることに気付いた。
失敗した経験を生かして、次はミスをするまいと用心する。
ところが時間をおいたために、せっかくの経験が記憶から抜け落ちてしまうようだ。
その結果また同じ失敗を繰り返す。
失敗してから、前回も同じミスをやった事に気付くのだ。
年齢のせいか、一通り同じ事を繰り返さないと思い出せない。
先日落札した時計は、オークション画面の写真に、ベルトの裏側に刻印された「18」という数字が写っていた。
間違いなくベルトサイズは18mmである。
時計の到着まで時間がかかるので、それまでにマッチしそうなベルトを用意できる。
ベルトは手元に山のようにあり(笑)、多くの場合そのなかのどれかが合うのだが、より完璧にマッチするものを新に買いたくなる。
時計が届き、早速調達しておいたベルトを取り付けようとした。
すると18mmのベルトが、上手くラグの隙間に入ってくれない。
無理に押し込めばベルトは入るのだが、バネ棒はどうやってもはめられない。
ノギスで測ってみると、幅は17.5mmであった。
しまった、この時計はカン幅17mmなのではないか!?
付いていたバネ棒は17mmのものであったから、オークションのセラーは、幅17mmと知っていて、ベルトだけ18mmのものを付けたことになる。
奇数幅のベルトは種類が少ないので、手持ちの中からとりあえず18mmのベルトを使用したのだろう。
間隔の実測値は17.5mmと広めなので、18mmのベルトをそれほど無理なく取り付けることが出来る。
この場合もうひとつ可能性があることを思い出した。
ラグがケースから角のように飛び出しているデザインの時計の場合、そこが長年の使用で曲がっている事が多いのだ。
ペンチで少し力を加えると、案外簡単に曲り、本来のサイズに修正できる。
しかしその時計はステンレスケースの肉厚部分が斜めに延長されたデザインなので、簡単には曲げることの出来ないタイプであった。
すなわち、恐らく本来のカン幅は17mmが正しい。
18mmだとばかり思っていたので、予定が狂ってしまった。
もっとも17mmのベルトだと少し隙間が出来るので、案外ベルト18mm、バネ棒17mmという組み合わせも悪くないかもしれない。
ちょっと変則的であるが、見たところそれで問題無いので、そのままでいくことにした。
結果オーライである(笑)
たまたま今回は何とかなったが、画像と文章だけから得た情報を迂闊に信じてはいけないというのは、以前はよくわかっていた事だ。
サイズの差は微妙なので、出品者が書いているベルトサイズが間違っていることもある。
すっかり忘れていたが、工程を通してどんどん思い出してきた。
まあ失敗を繰り返すのも、また楽しいものではあるのだが・・・
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