テント


SIGMA DP2Merrill

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昨日の強風の被害に遭った得意先の人と話したが、竜巻が隣の敷地を通過して行ったそうだ。
その時、隣家の屋根が飛ばされたのが見えたという。

今日も気味の悪い雲がいっぱい出ていた。
これから起き得る災害について、会社で皆で話し合った。

前々から心配していたのは、倉庫に使っているテントの脆弱さだ。
あれはどのくらいの風に耐えることができるのだろう・・という意見が出た。

金属製の骨組みに、布製のカバーを被せて紐で固定しただけの建造物である。
それに薄手の鉄板で作られた大きなスライドドアが、いくつか付いている。
見方によっては、あのテントは大きなビニール袋のようなものだ。
風が勢いよく入り込むと、ドーンといってしまうのではないか・・・

まだいくつかの扉を開いて、そこから風が抜けてくれればいい。
ひとつの扉だけを開けて、風の逃げ道を作らなかった場合、最後にはテントが千切れ飛ぶか、あるいは土台ごとひっくり返るのではないか・・・
ALCの頑強な建物でも、ひとつの入り口から強風が吹き込んだ時、内圧で排煙窓が開いてしまう時がある。
布製のテントは、パラシュートのように膨らんで、今にも飛んでいきそうな恐怖を感じさせる。

日常では考えにくいスケールの現象であるから、その可能性に思い至らず行動してしまう場合がある。
倉庫にものを取りに行って、不用意に扉を開けたままにしていて、強風が吹き込むこともある。
様々な可能性を考えながら、行動しなければならないと話した。
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