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D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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昨日の車の故障であるが、今日ディーラーより車を取りに来てくれた。
ちょうど仕事でてんやわんやの状態で、ディーラーの人とじっくり話す時間が無い。
立ったまま簡単に症状を説明してキーを渡した。
あちらも察してくれて、あとは勝手に車を入れ替えて持って行ってくれた。

駐車場には、代車として3シリーズのディーゼルが置いてあった。
興味はあったのだが、忙しくてついに試乗する暇が取れなかった。
来週から出張なので、その準備に追われていたのだ。

ところが、年始の挨拶に来るお客さんが後を絶たない。
一組こなすとすぐ次の組・・という具合で、その対応に時間をとられる。
そのため出張で使用する製品を準備をする時間が取れないのだ。
荷物は今日送り出す必要があり、その出荷時間は決まっている。
出来なかったでは済まないので、とにかく隙間を縫って走り回って仕事をこなすしかない。

毎年同じミスをする。
1月に必ず出張があるのだが、訪問客が多い時期であることを忘れてしまう。
本当はもっと早い段階で準備を終わらせておかなければならないのだ。
出荷する当日になり、お客さんが次々に来て、追い回されて大変な思いをする。

夕刻になり、やっと出荷が終わった頃、BMWのディーラーの人が、車を返却しに来てくれた。
お店に戻る途中で、シートが勝手に動くという、あの症状が再現してくれたようだ。
これはさすがに危険だと、申し訳なかったと謝られた。

調べた結果、電動のスイッチのユニットに故障があることがわかったという。
ところがそのユニットが特殊なパーツらしく、入荷に少し時間がかかるらしい。
そこでそれまでの応急処置として・・・
とそこまで言われてすぐに思いついた。

「とりあえずシートを動かなくしてしまうのですね（笑）」
「はい、その通りです」
というわけで、僕のいつも座る定位置にシートを固定してくれた。

パーツが入荷したら、交換作業のためにもう一度車を取りに来るという。
まあ、こういうこともある。
いずれにしても保証の対象なのでお金はかからない。