応急アンテナ


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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ベランダにBSアンテナを取り付けていた。
ところが、建物の補修をするので、早急に撤去するようにという要請があった。
しばらくの間、ベランダにものを置いてはいけないという。

そもそも屋上に共同のBSアンテナがあるのに、なぜベランダに設置していたか。
それは共同受信のアンテナではDlifeが映らないからだ。
建物が古いので設備も古くて、あとから追加された高い周波数の局を受信できないのだ。
我家はテレビ番組の半分近くはDlifeを見ているので、これでは非常に困る。
それで自分でアンテナを買ってきて、勝手にベランダに設置していたのだ。

しかしそれを急いでどかせという。
補修作業が始まってしまうのだ。
やむなく、ベランダの手すりからアンテナと支柱を撤去した。

壁にある共同アンテナからの配線をテレビに繋いでみたが、やはりDlifeは映らない。
これで完全にDlifeを見る事は出来なくなってしまった。
Dlifeは配信もしているので、パソコンで見るしかないか・・・と諦めかけた。

まてよと思い、外したアンテナをテレビに繋ぎ、手で持って室内の低い位置から窓の外に向けてみた。
微妙にアンテナの角度を変えていくと、時折受信強度のバーがグンと上がる。
窓の外に大きな遮蔽物が無ければ、アンテナを部屋の中に設置しても、受信出来ないわけでは無さそうだ。

前からBSアンテナは室内に置いた方がいいのではないかと思っていたのだ。
それだと汚れないで済むし、お皿に雪が降り積もることもなくなる。
居間で椅子に座って、手に持ったアンテナの角度を微妙に変えてみたが、一瞬バーが上がるのを見ると、受信は何とかなりそうである。

どうやってアンテナを固定するか。
角度の調整はかなりデリケートで、僅かに動いても受信が出来なくなってしまう。
微調整が効いて、なおかつ確実に固定できる台が必要である。
1時間くらい、いろいろなものを試してみたが、簡単にはいかなかった。

最終的には、壊れて放り出してあったマンフロットの三脚のセンターポールに、ネジでアンテナを固定することで上手くいった。
窓際に三脚を立てて、アンテナを窓の外に向ける。
テレビで受信強度を確かめながら、微妙に角度を変えてみた。

振り切れる事はなくても、バーは中央より後半くらいまで延びる。
十分視聴可能なだけの信号は入っている。
これでめでたくDlifeを見ることが出来るようになった。

実はこの応急アンテナを使うようになってから、既にけっこうな時間が経っているが、今のところ問題なく毎日Dlifeを見ている。
ただアンテナがちょっとでも動いたら受信できなくなるので、室内のマンフロットの周りには、誤って何かをぶつけたりしないようにバリケードを作った。
子供やペットでもいたら、一発でダメにされてしまうだろうし、地震が発生しても動いてしまうだろう。
かなり危なっかしいやり方である(笑)
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (Unknown)
2016-06-10 15:19:40
我が家のお皿も似た事情で室内に。アンテナを逆さまにすると仰角が90度変化するので皿をほぼ寝かせた状態で出窓に置いてます(笑)
 
 
 
Unknown (COLKID@自分の部屋)
2016-06-10 20:46:47
ウチのは真ん中にピーポ君みたいのが飛び出しているタイプなんでダメなんです(笑)
 
 
 
Unknown (machinist)
2016-06-13 16:57:33
わが家のBS事情は、パラボラ→OCN光TV→ケーブルTVと変遷しましたが、画質は順に悪くなりました。パラボラアンテナダイレクトは圧倒的に高画質と思いました。
 
 
 
Unknown (COLKID@会社)
2016-06-13 17:49:54
そうですか。
我が家でもBSアンテナを堂々とベランダに出して、最短のケーブルでテレビ直結が、何やら鮮度感が一番あるんですよね。
気のせいではなかったようですね。
 
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