那須二日目


D800E + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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昨日は一日中、雨が激しく降り続いた。
今朝もまだ曇っていたが、家にいても仕方がないので、裏にある小さな神社に撮影にでかけた。

しーんと静まり返った薄暗い場所であるが、数百年の歴史がある。
そこを独り占めにできるのだから、考えてみれば贅沢な話である。
もちろん鳥居をくぐる時は、挨拶とお礼の意味で頭を下げる。

そのうちにまた雨粒がポツポツと落ちてきた。
慌てて機材を担いで家に戻った。
程なく冷たい風が吹き始め、雨が激しく降ってきた。
こうなっては仕方がないので、畳の上に寝転がって少し昼寝をした。

昼食はいつもの那須街道のショウゾウカフェにでかけた。
連休中で道が混んでいたが、義兄に教わった裏道を通ったら、ほとんど渋滞にはまることなく到着した。

午後になると急速に天気が回復し、木々の間から鮮やかな青空が見えるようになった。
太陽が強すぎるくらいで、降り注ぐ紫外線に肌を焼かれた。
しかしすでに夕刻の陽射しで、撮影に好適とはいえない。

Mrs.COLKIDが申し込んでいた高級なリゾートホテルにキャンセルが出て、今日一晩だけそちらに宿泊する。
今はその離れの一室で更新している。
夕食を終え、温泉に浸かって帰ってきたところだ。

外はまた雨がぱらついてきた。
忙しい天気である。
明日の天気はどうだろう?



今日の時計ベルト。
ユリス・ナルダンのアンティークに、松重商店のヤクルス型押しベルトをつけた。

例のフランスで製造したシリーズのひとつだ。
無彩色の黒い時計に対し、寒色系のダークブルーのベルトというクールな組み合わせ。
なかなか大胆で悪くはないのだが、どこか近寄りがたい雰囲気を放っている。
好きな人は好きだろうが、表面の鱗の模様に拒否反応を示す人もいるだろう。

そもそも黒い文字盤の時計を嫌がる人が意外に多い。
確かに見ようによってはひと癖ありそうだし、多少不真面目な印象もにもつながる。
お洒落ならお洒落なほど、そういうイメージが強まる。
仕事の時につけるのは、少し気をつける必要があるだろう。

僕の知人は、アンティークのロレックスをベースにして、専門家に依頼して仕上げてもらった黒い文字盤の時計を愛用している。
自分の欲しい色に作り替えたのだ。
下手に時計のコレクターではないので、かえってそういう柔軟な発想ができたのだ。

彼の場合は、背の高いスポーツマンで外観もいいので、黒いロレックスがよく似合っている。
仕事の最中、数人からその時計はどうしたのか聞かれ、特注で作ったことを教えると、みなかなりの興味を示すという。
やはり見たことのない時計なので目立つようだ。
その中の3人ほどは、どうしても自分も欲しいということになり、同じようにリダンで自分オリジナルの時計を作ったそうだ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
『黄色と緑のコントラストが』 (miyuki)
2012-05-05 17:47:28
 美しいお写真ですね。
見とれます。

しかし イチョウの木のお話は 本当に 怖いです。
 
 
 
Unknown (COLKID@自分の部屋)
2012-05-05 18:02:52
イチョウは本当に残念です。
切り口が真新しい巨大な切り株を見ましたが、何だか無残でした。
言い伝えを信じない人でも、木を切るのだけは普通ためらうものなんですが・・・
 
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