エゴノキの白い花。うつむいてひっそり咲いている。
きれいだな。
ユキノシタも。
この時期は白い花が多い。
本日のゲスト。
(虫キライ姫は以下スルーしてね)
庭のすみに生えているハコネウツギ(ニシキウツギと思っていたがハコネのようだ)は、ほうっておくと伸びすぎ、隣の姫アジサイやクチナシにかぶさってくるので、ちょいちょい適当に切っている。
白い花のついた枝を短めに切って、水にさしておくと、白からだんだんピンクに変わる。
今朝も一枝切って、ふと見たら、葉っぱに5~6ミリの虫さんがついていた。これが…
つやのある黒地にゴールドのエンブレム。そのまわりにぐるっと透明なふちどり。
ちっちゃいのにすごく豪華! アナタ、誰?
(写真、ちょっとわかりにくいけど、左のほうが「前」です)
透明感は、こっちのほうがわかるかな。下(ヒゲが見える)が頭。
なんとなく五角形の雰囲気から、カメムシの一種ではと警戒したけど、そうではありませんでした。
セモンジンガサハムシ(=背紋・陣笠・葉虫!)
そうか、これ、陣笠だったのか。
バラ科の樹木、サクラやリンゴなどの葉を食べる、とのこと。ハコネウツギはスイカズラ科なので食草ではない。上の山桜から落っこちてきたのかな。
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ところで、カメムシ。暖冬の影響で、今年は各地で大量発生が懸念されているとか。
とくに緑色の奴は、よく桑の木などにいて、人を刺したり噛んだりするわけではないけれど、うっかりさわるとイヤ~なにおいがなかなかとれない。
夜に、明かりにひかれて窓に来る。網戸をしっかり閉めていても、どこからか入ってきて、電灯のまわりをぶんぶん飛び回ったりするのでうっとうしい。
ガムテープにひっつけて取るといいよ、という情報が流れていて、え~、と思った。それ、おすすめしないです。気分的に、手でさわるのと大差ないし、けっこう失敗するので。(←したので!)
前に書いたかもしれないけど、閑猫のおすすめは、ペットボトル。普通の500mlのペットボトルが1本あればOK。
(以下、具体的に説明しますので、苦手な方はとばしてね)
ぶんぶんしているカメムシは、そのうち疲れてどこかにとまり、ちょっとの間おとなしくしている。そこをねらって、そーっとペットボトルの口をかぶせ、後ろから前に(←これが大事)すくうようにすると、ころん!とあっけなくボトルの底に落ち込むのです。
相手がペットボトルだと「敵だ!」と感じないのか、イヤなにおいは出しません。あるいは、出すひまがないのか。
落ち込んだら、すかさずキャップを閉める。何匹もいるときは、捕るたびに開けて、また閉める。それだけ。
リリースするには(家の中にさえいなければいいので、特に危険なもの以外はリリースが基本)、外に持って行って、ふたを開けて逆さまにして振れば飛んでいきます。が、夜だとすぐUターンしてまた入ってきてしまうので、リリースは明るくなってからのほうがいいでしょう。
Uターンを防ぐには、さっさと明かりを消して寝てしまうことですね。
本日のにゃんズ。
微妙な距離。