閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

招かれざるゲスト

2024-05-11 18:21:37 | 日々

毎日の気温の変化が大きく、ついていくのが大変だ。
朝、すこし肌寒いので床暖をつけた。
床のどこが暖かくなるか、よく知っている猫。

 

そのクレちゃんが、「ここ、なんか怪しい」と言っている。じつは…

 

下にコレがいるのだ。アナグマさん。
先月、アトリエの外の農機具置き場に入りこんで追い出された奴。たぶん同じ子だと思う。
そっちを封鎖したので、来なくなったと思ったら、こんどはこっちか~。
(他の画像をInstagramのほうにのせました)

このウッドデッキは、奥行が2メートル以上あり、基礎はコンクリだけど、奥は枯れ葉の吹き溜まりになっている。アナグマにしてみれば、天然の巣穴にかなり近い。
しかし、居つかれては困るのよ。
なんとか追い出したものの、今度は隣の薪置き場に入ってしまい、頑として出ようとしない。あきらめてほうっておいたら、すみっこで丸まって寝てしまった。
この「すぐ入る」と「とりあえず寝る」はアナグマの特技で、人間の常識ではなかなか計り知れないものがある。
餌でおびき出せば簡単かもしれないが、味をしめてまた来そうだし。
数時間後に見たら姿が消えていた。いまのうちにと、急いであちこちふさぎました。

 

左巻きちゃんに、また会えた。この前の子と、サイズもよく似ている。
これも山アジサイだけど、別の木だ。その距離およそ1.5メートル。
1週間かけてゆーっくり移動してきた、と思えなくもない。
葉のどこにも食べたような痕はなく、なぜここにいるのかは不明です。

カタツムリは日本だけでも700~800種いるそうだけど、右巻きが圧倒的に多いとのこと。
わが家のまわりに限って言えば、左巻きは特に珍しくない。でも、会おうと思って会えるわけではない。
閑猫的には、右巻きだろうと左巻きだろうと、巻貝は(陸のも、海のも)すべてラッキーアイテムです。

 

山アジサイ系の中で、まず最初に色づき始める黒姫。今年もつぼみたくさん。

 

ヒューケラも、控えめながらずっといてくれて嬉しい。(って、毎年言ってるかな)
新奇なものより、毎年同じもの、変わらないものを見るほうが落ち着く。年のせいですかね。

 

母の日にもらいました。万華鏡みたいにきれいなグラデーションの八重咲きアジサイ。
しばらく鉢で眺めて、それから、どこに植えようかなあ。

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