閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ひょうあられ

2019-04-27 22:34:36 | 日々

イブキジャコウソウ。みるみる活気を取り戻して咲き始めた。
たいそう丈夫な植物で、花壇から逃げ出したのが、草むらで繁殖している。

 

アジュガの群生地。
日が当たるとハナアブがいっぱい来て、ぶんぶんいっている。


コメツブツメクサ。

 

いつも予想外の場所に生える。
「にょきにょき」って、これほどぴったりの言葉はない。

夕方、お隣の家を見上げたら、ベランダにちらちらと炎が見える。
まさか、火事??と、あわててポケットから携帯を出したら、同時にメールの着信音が鳴った。
「いまタケノコを茹でています。召し上がりますか?」
あ、はい~、ありがとうございます~。

 

気分はデイジー。

 

2階からの眺め。すでに「森林」ですね。

 

摘んできてもすぐ散ってしまうヒナゲシと、シュタイフのアヒルさんと、ひそかに狙っている黒い猫。
(何をしたいのかよくわからん写真ですみません。じつは閑猫、現実逃避の真っ最中でしてね…)

 

午後、急にあたりが暗くなったと思ったら、ばらばらばらばらと音がして、ものすごい勢いで降ってきた。
雨にしては音が派手すぎる。窓の外を見たら、ベランダにぴょんぴょんと白い粒が跳ねている。

 

デッキも、みるみる白いもので埋めつくされた。
霰(あられ)だろうか、雹(ひょう)だろうか。
ごろんごろんと雷も鳴っている。

 

粒の直径が5ミリ以下ならあられ、5ミリ以上ならひょうと呼ぶのだそうだ。
見たところ、だいたい5ミリかそれ以下だけど、中には1センチもありそうな大粒のも混じっていて、ちょっと危険を感じる。
粒だけでなく雨も一緒に降っているらしく、あっというまに庭じゅう水浸しになる。
こんなのは初めて。
やんでから、おそるおそる出てみたら、叩き落とされたらしい桜やもみじの若葉が、いちめんに散っていた。

 

本日のにゃんこ(と、絵本の宣伝!)

5日ぶりに帰ってきたクレ。今回はケガもなく元気。
いっぱい食べて、ぐっすり眠って、起きたとこ。

 

いいな。ぼくもほしいな。クリームソーダ。

 

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2019-04-27 20:21:12 | 日々

拾った羽。長さ約27ミリ。薄グレイ。
左右非対称で、幅の広いほうの縁はうっすら白く、反対側にオリーブグリーン。
この色…たぶんシジュウカラ。
鳥の巣博士によれば、この形は「左の次列風切羽」とのこと。

 


ではさっそく復元していただきましょう。

 

次列風切というのは、翼の中央から身体寄りに並んでいる羽で、シジュウカラの場合は6枚ある。

 

隣に初列風切が10枚…
「あ、ちょっと変になっちゃった」

 

ま、いっか。右の翼も…

 

同じように描いて…

 

身体を描いて…

 

尾羽は12枚。

 

脚を描いて…

 

頭を描いて…
「シジュウカラって、頭の色どんなだっけ」

 

だいたいこんな感じかな。

 

ここの羽だったのね。

 

ぱたぱたぱた。

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