<3464> 奈良県のレッドデータブックの花たち(78) キイセンニンソウ(紀伊仙人草) キンポウゲ科
[学名] Clematis uncinata var. ovatifolia
[奈良県のカテゴリー] 絶滅危惧種
[特徴] 日当たりのよい二次林の林縁などに生えるセンニンソウの仲間のつる性多年草で、センニンソウに似るが、本種は小葉の柄に節があり、センニンソウには見られない違いがある。花期はセンニンソウとほぼ同じで、8~9月。花弁はなく、白い4個の萼片が花弁のように見え、雄しべがよく目立つ。実は白い白毛が生えるセンニンソウと異なり、無毛の痩果。
[分布] 日本の固有変種。紀伊半島の南端(奈良、和歌山、三重の3県)と九州(熊本県)。
[県内分布] 十津川村南端部
[記事] センニンソウと一緒に生えることがあるが、小葉の柄を見れば簡単に判別出来る。本種には節がある。自生地が極めて狭い範囲に限定され、個体数も少ないためレッドリストにあげられている。
風土とは自然と人間とのかかわりにおいて考察される環境の一端である
地球に地球の 日本列島に日本列島の 紀伊半島に紀伊半島の風土がある
紀伊半島の固有種たるキイジョウロウホトトギスやキイセンニンソウは
地球の 日本列島の 紀伊半島の風土 つまり その環境の一端に存在する
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