<2734> 余聞、余話 「二〇一九年七月一日に寄せて」
何にせよ今日は七月一日(いっぴ)なり
どうということはない
と そう言おう
地球は自転しながら
ほぼ同じ軌道と速度をもって
時を顕現させながら
太陽の周りを
無心に回っている
何ごとも みな
ことの成り行きは
この地球の無心に基因している
言わば そう それだけのことだ
そして、この地球のどこかで
いろんな生きものが
生きている
私たちも
この地球の仕組みから生じる環境に
あるは 調和し
あるは 抗いながら
みな それぞれに
自分本位に
生きている
それだけのことだ
どうということはない
二〇一九年七月一日
今日は曇天下の雨模様の日
明日が如何なる日になるか
知りようがない
知りようがない私たちには
何ごとにおいても
精進して行くほかにない
写真はイメージ。梅雨曇天下の奈良盆地(左)とサトイモの葉に溜まった雨水のオブジェ(右)。