大和だより ~写詩 写歌 写俳~ 小筥集

日ごろ撮影した写真に詩、短歌、俳句とともに短いコメント(短文)を添えてお送りする「大和だより」の小筥集です。

大和だより ~写詩 写歌 写俳~ 小筥集

2013年12月14日 | 写詩・写歌・写俳

<833> 寒波の師走

          寒の道 頬染め球児 走り行く

 師走も半ば、寒波の影響で大和は、晴れたり曇ったり、高い山は雪か、季節風も強く、昨日に続き、寒い一日だった。行き交う人は完全防寒の装い。ジョギングをしている人たちも帽子に手袋姿。だが、高校の球児たちは頬を赤らめながら寒さに負けず、元気に走っていた。

                                             

 太陽が雲に隠れて日差しがなくなると、底冷えのような寒さになり、雲が切れて、太陽が姿を現わし、日が差して来ると、少し暖かく感じられるといった具合の一日だった。午前中、三時間ほど歩いた。写真は左から球児のランニング風景、倒される家、いつも見かけるセグロセキレイ。

   鶺鴒の いつもの道も 冬になる

   倒さるる 家に冬陽の 当たりけり