<821> 長崎チャンポン
努力は持続の要 持続は無事の証 無事は努力の賜
今日は三ヶ月に一回の診察、検査の日で病院へ。月曜日とあって病院は満員。血液検査は四十分待ち。診察は更に永く、約二時間待ちという状況だった。患者の七割方は六十五歳以上の高齢者の観がある。成人病というか、生活習慣病というか、そういう病人が多いように思われる。
所謂、現代病で、発展途上国では感染症が圧倒的で成人病はあまり見られないが、日本は先進国の仲間入りをした昭和の中ごろ生活が豊かになるに従って、食も豊かになり、食事にたいする習慣にも変化がもたらされ、これによって病気は肺炎などの感染症から癌や脳卒中のような成人病に移行して行った。
私の知り合いも癌と心筋梗塞で命を奪われた。六十歳代であった。そういう私も、命は落とさなかったが、心筋梗塞の大病を患った。時代は進み、生活全般において私たちは進化し、医療技術も進んで来たが、病気は相変わらず幅を利かして私たちの暮らしに立ちはだかっている。
感染症と成人病は、原因に根本的違いはあるけれど、病気に変わりはなく、どちらが良いとか悪いとかの問題でなく、予防出来れば、それに越したことはない。そういう意味からすれば、診察や検査は必要になる。今日はその診察と検査の日で、言わば、一つに再発防止の予防的検査をして診察を受ける日であった。結果はまずまずで、生活の反省点は運動不足一点にあることが思われるところである。
血液検査の数値がよいのは、カロリー制限に心がけ、日々の食生活に臨んでいるからであろう。これはつまり、努力の成果と言ってもよかろうかと思われる。言わば、検査項目の数値クリアは日々の努力によるもの。この努力に対し、御褒美として、今日は検査後の昼食で、懐かしい豚骨ベースの長崎チャンポンを食べた。また、明日からも努力は怠りなく。 写真は長崎チャンポン。