富山庄川河川敷の朝は、良く晴れて、昨夜はかなりの冷え込みだった。もしかしたら、立山連峰の写真が撮れるかも知れないと、氷見の雨晴らし海岸辺りに行ってみてはどうかと考えた。外に出てみると、快晴の空なのだが、立山は見えず、薄赤の凍り付いたおぼろの中にある様だった。
鮭の梁の方に行ってみると、丁度捕獲したものを水揚げしているところだった。一網に何匹もの鮭がドーンと吐き出され、板の囲いの中を、勇ましくピチ跳ねていた。それにしても、庄川にこれほど多くの鮭が遡上して来るとは知らなかった。地元漁協の鮭関係の会長さんのお話では、庄川辺りが鮭の遡上の南限と言われているとか。日本海側では、村上の三面川の鮭が有名だが、今はここ庄川の方が漁獲量が多いと言う。又ここに設置されている梁は、特許となっている特別なものなのだと教えて頂いた。富山と言えば何と言ってもブリで、鮭に対する地元の人たちの関心はあまり高くないのだと、これは戸川さんから教えて頂いた話だった。
軽い朝食の後、とにかく写真を撮りに行ってみることにして、氷見に向けて出発。氷見の雨晴らし海岸からの立山の写真は有名なのだそうだ。これは相棒の話なのだが自分は良く知らない。行ってみると、昨夜の冷え込みのせいなのか、海霧が立ちのぼり、幻想的な景観が広がっていた。しかし残念なことに、立山連峰は全く見ることは叶わなかった。しばらく休憩し、ブログの投稿などを済ます。その後はホームセンターに寄り、長靴を買い、会場に戻る。ぬかるみも安心に歩けるようになって、これでこの後のイベントの参加・見物も大丈夫だ。
戻った時は11時近くなっていて、TASのメンバーの皆さんは、総会の話し合いの最中だった。活発な議論の中から、活動のパワーが生まれて来るのだろうと思った。我々の方はのんびりと時間を過ごす。お昼はイクラが配られ相棒は目を細めて、たった30分前に採取された超新鮮な大好物に言葉もなく集中していた。自分の方は、残念ながらイクラは制限されている食べ物の一つで、写真を撮るだけだった。昼食の後は少しまどろむ。14時近くに相棒が鮭のつかみ取りに挑戦。どんなことになるのかと、カメラを構えながら見ていたが、思ったより簡単に鮭を捕まえていたので、少しガッカリした。めったにない経験をすることができ、大満足のようだった。
夕刻17時から、メインイベントの一つのパーティーが始まる。心配していた町田編集長ご夫妻も到着され、参加されている。メンバーの方の手づくりの鮭料理を主菜に各自が思い思いに持参した飲み物と食べ物を広げて、歓談が始まった。一段落の頃、戸川さんの司会で参加者全員の紹介が始められた。そのお話しぶりは、実に見事にお一人お一人の特徴が浮かび上がるもので、会場の雰囲気を盛り上げられていた。この様な集まりは個性的な方が多いのではないかと思うが、戸川さんの集まりに対する熱き思いと、参加者一人ひとりへの深い理解の温かさが、全体を一つにしているように思え、心を打たれた。
二次会は24時近くまで、冷え込むテントの外のことなど全く忘れての歓談が続いた。たくさんの大切なお話しを伺い、かつてない人生の経験をしたように思う。今は感動が大きすぎて、それらを書くのが難しい。またの機会に触れてゆきたい。日中は雨になり、パーティーも雨の中、漁協の格別のご好意で、河川敷に作られたテントをお借りして始まったのだが、お開きの時刻には、満月らしき月が空に輝いていた。
鮭の梁の方に行ってみると、丁度捕獲したものを水揚げしているところだった。一網に何匹もの鮭がドーンと吐き出され、板の囲いの中を、勇ましくピチ跳ねていた。それにしても、庄川にこれほど多くの鮭が遡上して来るとは知らなかった。地元漁協の鮭関係の会長さんのお話では、庄川辺りが鮭の遡上の南限と言われているとか。日本海側では、村上の三面川の鮭が有名だが、今はここ庄川の方が漁獲量が多いと言う。又ここに設置されている梁は、特許となっている特別なものなのだと教えて頂いた。富山と言えば何と言ってもブリで、鮭に対する地元の人たちの関心はあまり高くないのだと、これは戸川さんから教えて頂いた話だった。
軽い朝食の後、とにかく写真を撮りに行ってみることにして、氷見に向けて出発。氷見の雨晴らし海岸からの立山の写真は有名なのだそうだ。これは相棒の話なのだが自分は良く知らない。行ってみると、昨夜の冷え込みのせいなのか、海霧が立ちのぼり、幻想的な景観が広がっていた。しかし残念なことに、立山連峰は全く見ることは叶わなかった。しばらく休憩し、ブログの投稿などを済ます。その後はホームセンターに寄り、長靴を買い、会場に戻る。ぬかるみも安心に歩けるようになって、これでこの後のイベントの参加・見物も大丈夫だ。
戻った時は11時近くなっていて、TASのメンバーの皆さんは、総会の話し合いの最中だった。活発な議論の中から、活動のパワーが生まれて来るのだろうと思った。我々の方はのんびりと時間を過ごす。お昼はイクラが配られ相棒は目を細めて、たった30分前に採取された超新鮮な大好物に言葉もなく集中していた。自分の方は、残念ながらイクラは制限されている食べ物の一つで、写真を撮るだけだった。昼食の後は少しまどろむ。14時近くに相棒が鮭のつかみ取りに挑戦。どんなことになるのかと、カメラを構えながら見ていたが、思ったより簡単に鮭を捕まえていたので、少しガッカリした。めったにない経験をすることができ、大満足のようだった。
夕刻17時から、メインイベントの一つのパーティーが始まる。心配していた町田編集長ご夫妻も到着され、参加されている。メンバーの方の手づくりの鮭料理を主菜に各自が思い思いに持参した飲み物と食べ物を広げて、歓談が始まった。一段落の頃、戸川さんの司会で参加者全員の紹介が始められた。そのお話しぶりは、実に見事にお一人お一人の特徴が浮かび上がるもので、会場の雰囲気を盛り上げられていた。この様な集まりは個性的な方が多いのではないかと思うが、戸川さんの集まりに対する熱き思いと、参加者一人ひとりへの深い理解の温かさが、全体を一つにしているように思え、心を打たれた。
二次会は24時近くまで、冷え込むテントの外のことなど全く忘れての歓談が続いた。たくさんの大切なお話しを伺い、かつてない人生の経験をしたように思う。今は感動が大きすぎて、それらを書くのが難しい。またの機会に触れてゆきたい。日中は雨になり、パーティーも雨の中、漁協の格別のご好意で、河川敷に作られたテントをお借りして始まったのだが、お開きの時刻には、満月らしき月が空に輝いていた。