山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

関西・北陸の旅: 第13日

2007-11-24 09:52:48 | くるま旅くらしの話
氷見の宿:青柳の朝は黒雲が去らず寒さ厳しいものだった。昨日入らなかった風呂に朝早く行った。檜の湯船は香りをたっぷり湛えて、窓外の海の展望をより心豊かなものとしてくれた。こちらの民宿:青柳は風呂や床に木へのこだわりをもたれているようで、何故かホッとするものを感じさせてくれる。それにしても此処に泊めて頂くなんて、昨日Sさんに会うまでは夢にも思わなかった。有り難いことだ。
美味しい朝ご飯を頂戴した後、宿に別れを告げる。今回の旅の行程もいよいよ最後のイベントが近づいた。今日から明後日まで富山市郊外の庄川河川敷で鮭祭りに合わせて開催予定のTASの総会の集まりに参加させて頂けることになっている。それが終われば、直ちに帰途につくことになり、旅は終わりとなるのである。
宿を出発して、先ずは氷見の道の駅に立ち寄る。ここの道の駅は、フィッシャーマンズ・ワーフの名の通り魚市場のような魚売り場に併設されており、朝から買い物客で賑わっていた。ブリの寿司などを買い求めた後、郊外のスーパーで更に少しばかり買い物をして、庄川の会場へ。既にかなりの台数のキャンピングカーが参集していた。TASとは、Trail Adventure Sphrit の頭文字の略称の集まりで、ICTrexというモーターホームの会社を創られた戸川さんを中心とする有志の皆さんが立ち上げられた、こよなく車を愛し、旅を愛し、キャンプを愛し、大自然の中で、多くの仲間との交流を通して世の中人のために役立っことを目指す、大きな集まりである。その活動は日本国内に止まらず、隣国の韓国も含めて世界規模を目指されている。
会場には先着の戸川さんがわざわざ出迎えて下さった。戸川さんの作られた名車、B.C.バーノンがずらりと20台以上も並ぶ光景は圧巻としか言いようがない。北米製の日本向け仕様のモーターホームは、いわゆるキャンピングカーのレベルを超えた憧れの旅くるまである。その中に我がSUN号も停めさせて頂くき、イカリを下ろした。
今回のイベントは、クラブの総会を庄川の鮭祭り会場で開かれるとのことで、今夜は鮭汁が、そして明日はイクラの昼ご飯、鮭のつかみ取り、夕刻には鮭を主菜とするパーティーが企画されており、楽しみである。今夜はフリーに夜を過ごすと言うことなので、我々は昨夜の睡眠不足を解消すべく、早めに寝床に入り、お付き合いのない夜となってしまった。
今回の集まりには、もう一方お会いできるのを楽しみにしているキャンピングカースーパーガイドオンラインの町田編集長がおられるのだが、奥様の急な発熱で今夜には間に合わず、回復の様子をみてから決められるとのお話だった。是非とも風邪を克服されてお越し頂きたいと、無責任な願いを心に思った。
知り合いの方は戸川さんと町田さんだけかなと思っていたら、何と昨年秋新潟県北部にある道の駅:関川で知り合つた、加古川市から来訪の稲岡さんご夫妻にお目にかかることができ、嬉しかった。旅での出会いの素晴らしさを改めて実感したのだった。
明日は存分に一日を楽しむことにしよう。今日はここまで。
コメント (1)
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